パスタにカビが…?黒・白色など種類と見分け方は?食べたらどうなるのかも紹介!

パスタにカビが生えたことはありませんか?今回は、パスタに生える〈白いふわふわ・黒い点々・白い粉〉などカビの種類と見分け方を、カビる原因とともに紹介します。カビが生えたパスタを食べたらどうなるのかや、正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. パスタにカビが生えた…?
  2. パスタにカビが生える原因は?
  3. ①開封後に密閉できていない
  4. ②湿気・熱気が移りやすい環境で保管している
  5. パスタに生えるカビの種類と見分け方は?
  6. ①白いふわふわ
  7. ②黒い点々・斑点
  8. パスタについている白い粉・斑点はカビではない
  9. パスタにカビが生えても食べられる?食べた時の対処法は?
  10. カビが生えたパスタは食べない方が無難
  11. 食べても食中毒になる可能性は低いが場合によっては注意が必要
  12. パスタにカビが生えにくい保存方法は?
  13. ①冷暗所で保存する
  14. ②開封後はしっかり密閉する
  15. パスタは正しく保存しよう

出典:https://www.pasta.or.jp/qa/

茹でる前のパスタに白い粉状のもの、もしくは斑点がついていた場合は問題なく食べることができます。白い斑点は小麦の胚乳で、製麺時に水分を十分に吸収しなかった部分が白く残ったものです。品質には問題がないため表記通りの茹で時間で調理しましょう。

また、パスタを茹でた時に白くなったり茶色い斑点がついていることがありますが、これは劣化ではなく乾いた状態で高温で炙られた場合に発生する火ぶくれです。乾燥した状態のパスタが鍋の縁などで炙られた場合に、変性して白くなったり、茶色く焦げて発生したものなので安心して食べてください。

パスタにカビが生えても食べられる?食べた時の対処法は?

保管方法を誤ることによって劣化が進行しやすいパスタですが、もしパスタにカビが生えてしまった場合食べることができるのでしょうか。ここではパスタにカビが生えてしまった場合に取るべき措置や、食べてしまった場合の対処法について解説します。

カビが生えたパスタは食べない方が無難

パスタにカビが生えた場合は賞味期限に関わらず食べない方が無難ですが、どうしても食べたい場合はカビが生えていた部分を取り除き、しっかり水で洗い流してから使用してください。ただし、カビの胞子は空気中に舞い他の食品へ影響を与える可能性があるため、できる限り早めに処分することがおすすめです。

少量のカビであれば問題なく食べられる可能性が高いですが、カビの中には強い耐熱性を持つものがあり、熱湯で十分に茹でた場合でも体に悪影響を及ぼす可能性があります。カビがあまりにも広範囲に広がっていた場合は速やかに破棄しましょう。

食べても食中毒になる可能性は低いが場合によっては注意が必要

パスタに生えるカビは人体に悪影響を及ぼしうる一方、食中毒になる可能性は低いです。ただし、以下に該当する人は特に注意が必要です。

・アレルギー持ちの人
・免疫の弱い人
・体が未発達な赤ちゃんや子供


免疫が弱い人や未発達の赤ちゃんや子供の場合、カビの影響を受けやすくアレルギー症状を引き起こす危険があります。また、アレルギー持ちの人もカビの摂取により免疫が過剰反応を引き起こし、湿疹や咳などの症状が生じる可能性があります。

カビの発生がほんのわずかに見えても、全体に繁殖している可能性もあります。アレルギー体質の人や赤ちゃんがいる場合は、少しでもパスタの状態に違和感を感じたら使用を控えましょう。

パスタにカビが生えにくい保存方法は?

賞味期限が長く腐りにくいイメージがあることから、簡易的に保存しがちなパスタですが、できるだけ長く保存するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここではカビが生えにくい保存方法について解説します。

①冷暗所で保存する

キッチン下の収納スペースやインテリアとして飾るように保管されることの多いパスタですが、コンロに近かったり直射日光に触れたりと、カビの発生に好条件な環境です。特にコンロ付近は熱がこもりやすく、劣化が早まってしまいます。調理する際は使う分だけ取り出した後、速やかに密封容器に保管してから調理しましょう。

パスタは水分が失われることによりひび割れを起こしたり、周辺の食品の香りを吸着したりと風味が落ちる原因となるため冷蔵庫での保存は不向きです。開封後は火元に近いキッチンや高温多湿な場所を避け、直射日光が当たらない食品庫などでの常温保管がおすすめです。

②開封後はしっかり密閉する

乾燥パスタの袋は幅に余裕がないことから、テープやクリップ、輪ゴムなどで簡易的に閉じることが多いですが、きちんと閉じているつもりでもわずかに隙間が生じてしまいます。このような保管では、隙間から入り込んだ水分によりカビが発生してしまう他、酸化による劣化や虫が混入するリスクも高まります。

開封後のパスタを保管する際は密閉できる瓶やタッパーなど、専用の容器を準備し保管しましょう。パスタを食べる機会が少なく、専用の容器を準備することが手間な場合は密閉性の高いジッパーつきの保存袋での保管がおすすめです。ただし、一度開封したパスタはすでに水分を吸収し劣化が進行しているため、できるだけ早く消費しましょう。

(*パスタの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

パスタの保存方法・期間は?茹でる前・後別のポイントや賞味期限の見分け方も紹介!

パスタは正しく保存しよう

カビが生えづらいイメージのあるパスタですが、高温多湿な場所での保存や密閉の甘さによりカビが発生してしまうデリケートな食材です。パスタを一度で使いきることは難しいですが、使用後きちんと密閉し高温多湿な環境を避けることで長く楽しむことができます。今回の記事を参考に正しくパスタを保存し、さまざまなパスタ料理を楽しんで下さい。

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