スーパーの刺身は洗うと美味しくなる?洗い方は?体験談とともに紹介!
スーパーの刺身を洗うと美味しくなると知っていますか?今回は、スーパーの刺身を洗うメリットや、刺身の水での洗い方を紹介します。スーパーで半額の刺身を買ったときに挑戦してみましょう。刺身を水で洗ったらどうなったか口コミとともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
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スーパーの刺身は水で洗うと旨くなる?
スーパーで半額の刺身は店頭に並んでから時間が経っているものが多く、鮮度が落ちることでまずいと感じる人も少なくありません。しかし、鮮度の落ちた刺身は水で洗うことで、旨みが戻って美味しく食べられると言われています。今回は刺身を水洗いすることでどのような変化が起こるのか、ネットでの体験談を元に紹介します。
刺身を水で洗うメリットは?
味の落ちた刺身は水で洗うことで旨みが復活して美味しく食べられますが、実は水で洗うメリットは他にもあります。刺身を洗うメリットを以下で紹介するので、切り身だけでなく半額の刺身ブロックや切れ端を買った人は試してみましょう。
①魚の生臭さが落ちる
魚の独特な臭みはトリメチルアミンと呼ばれる物質が原因で、魚の表面の微生物が時間とともに増殖することでトリメチルアミンが発生します。スーパーで半額になった刺身は店に並べられてからかなり時間が経っているので、微生物の増殖とともにトリメチルアミンが発生して生臭さが強くなります。
ただ、水に溶けやすいトリメチルアミンは、刺身を洗うと洗い流せるのと同時に生臭さを抑えられます。しかし、生臭さや腐敗臭があまりにひどい場合は腐っている可能性もあるので、食べるのは控えてください。また、刺身はトリメチルアミンが発生することで、ぬめりも出るので水洗いしてしっかり取り除きましょう。
②腸炎ブビリオによる食中毒を防止できる
スーパーに半額で並べられた刺身の中には、鮮度が落ちて腸内ビブリオ菌と呼ばれる細菌がついている可能性もあります。腸内ビブリオ菌は食中毒を引き起こす危険があり、国内でも刺身についた腸内ビブリオ菌を口にしたことで食中毒になり、死亡した例もあるので注意が必要です。ただ、腸内ビブリオ菌は主に海水に生息しており、真水に弱いため水道水で簡単に洗い流せます。
鮮度の落ちた刺身を購入した場合は腸内ビブリオ菌の予防のために、半額かどうかにかかわらず1度水洗いするのが適切です。
刺身の水での洗い方は?
スーパーで半額になった刺身は旨みが落ちている場合がありますが、水洗いすることで旨みが復活する上に、臭みの軽減や食中毒の予防といった利点があります。以下で紹介する正しい刺身の洗い方を覚えて、味の落ちた刺身を美味しく安全に食べましょう。
①流水で3秒さらす
まず初めに購入してすぐに刺身をボウルに入れて、3秒間水道水にさらします。刺身全体が触れるように水にさらして、刺身の周りについた臭い成分であるトリメチルアミンを洗い落とします。また、水洗いした刺身は水分が付着したままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなるので、キッチンペーパーでしっかりと余計な水分を拭き取っておきましょう。
刺身を水洗いする時は洗いすぎると刺身が傷ついて見た目も悪くなるので、神経質にならずに軽く流水にさらすだけで問題ありません。
②塩・日本酒で余計な水分を取る
刺身は水洗いした後に塩と日本酒で揉むことで、余計な水分を出して刺身が水っぽくなるのを防げます。やり方は簡単でボウルに入れた刺身に塩2つまみと日本酒小さじ1杯をまぶして、軽く揉みましょう。軽く揉んだ刺身はキッチンペーパーで周りから出た余計な水分を拭き取れば、臭みが取れて旨みが増すので試してみてください。
スーパーでまれに見かける刺身の切れ端の詰め合わせなどはたくさん量が入っていますが、その日のうちに食べきれないこともあるかも知れません。大量の刺身の切れ端を食べきれなかったときは、水洗いした後にチルド室で保存しておくのがおすすめです。
刺身を水で洗ったら美味しくなった?【口コミ】
刺身の洗い方は簡単で誰でも真似できる方法ですが、本当に刺身の旨みが増すのでしょうか。ここでは、実際に水洗いした刺身は美味しくなるのか、口コミをいくつか紹介します。