オコゼは刺身が一番?味・値段など特徴や捌き方を毒の注意点とともに紹介!

オコゼは刺身が美味しいを知っていますか?実は刺身以外にも美味しい調理法があります。今回は、オコゼの刺身の〈味わい・値段〉など特徴や、捌き方を毒針の注意点に触れながら紹介します。オコゼをより美味しく食べる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. オコゼは刺身が美味しい?どんな味わい?
  2. オコゼの刺身の味わい・食感
  3. オコゼの刺身用の捌き方は?毒に注意?
  4. オコゼは「毒針」に注意が必要!
  5. オコゼの捌き方・手順
  6. オコゼの刺身をより美味しく食べるには?
  7. ①旬の時期にオコゼを食べる
  8. ②血抜きなど下処理をしっかり行う
  9. ③肝醤油と一緒に食べる
  10. オコゼの刺身以外で美味しい食べ方は?
  11. ①オコゼの唐揚げ
  12. ②オコゼの味噌汁
  13. ③オコゼの煮付け
  14. オコゼの刺身を食べてみよう

オコゼは刺身が美味しい?どんな味わい?

出典: @EsdUQ0H65wpfF2c

オコゼは見た目とは裏腹な味わいの白身魚で、和食店で一人前の刺身を頼むと3000円前後するなど値段も決して安いとはいえません。これはオコゼの味わいだけでなく、刺身として捌く際にテクニックを必要とするからです。ここでは、オコゼの刺身の味わいを紹介します。

オコゼの刺身の味わい・食感

冬のフグ、夏のオコゼと呼ばれるほど上品な味わいで、噛むと身から旨味が出てきます。オコゼの扱いに長けた調理師が生きたものを捌くと、身にストレスがかからないためねっとりとした食感に仕上がりより美味しいです。またしっとりしたゼラチン質の皮には厚みがあり、薄造りにして刺身として食べられます。

Twitterの口コミ

おっす、ICHIBAぶるーだぞ
今日は #広島七大海の幸 のひとつ #オコゼ を紹介!
「冬はフグ、夏はオコゼ」と、フグと並ぶ美味しさと言われているぞ!見た目はちょっと不気味だけど上品な味のする白身魚だ!刺身にするなら活魚を使ってくれよな!白身ながら味に深みがあるから汁物にしても美味しいぞ!

オコゼの刺身用の捌き方は?毒に注意?

オコゼは刺身で食べると絶品の白身魚ではあるものの、自宅で捌くのは難易度が高い魚です。対面の魚屋でオコゼを購入する際には捌いてもらう人もいそうですが、コツさえつかめば自宅でも作れます。ここでは、オコゼを刺身用に捌く方法について説明します。

オコゼは「毒針」に注意が必要!

オコゼの背ビレには毒針があるので、刺さらないように注意が必要です。誤ってオコゼの毒針が刺さってしまうと強い痛みや腫れ、しびれなどの症状があらわれます。中には吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、アナフィラキシーショックなど重篤な症状が出ることもあります。オコゼを捌く時にはまずキッチンバサミなどで、毒針を切り取ってから捌き始めましょう。

(*高級魚であるオニオコゼについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

高級魚「オニオコゼ」とは?毒針に要注意?値段や料理レシピのおすすめを紹介!

オコゼの捌き方・手順

オコゼの捌き方の手順は、以下の通りです。

①背びれの毒針をキッチンバサミなどで切り取る
②口を持って広げたエラを付け根から切る
③オコゼの内臓に傷をつけないように腹を開く
④内臓を取り出す
⑤オコゼの腹を流水で洗う
⑥身を3枚におろす
⑦オコゼの皮を剥ぐ
⑧海水より薄めに作った塩水にオコゼの身をくぐらせる
⑨水分をキッチンペーパーでしっかり拭く
⑩刺身を引く


オコゼの身を塩水にくぐらせるのは雑菌の繁殖を防ぐとともに、身が水分を吸い込まないようにする目的があります。オコゼの刺身を作る際には皮と内臓の一部である肝、胃袋は捨てずにトッピングに利用します。肝は盛り付けの前に茹で、皮と胃袋は食べやすい細さに切って盛り付けましょう。

内臓を取り出す際、苦玉を潰してしまうと肝や胃袋に臭みがつくので注意してください。肝の活用方法については、刺身の美味しい食べ方で詳しく説明します。

オコゼの刺身をより美味しく食べるには?

毒針と内臓の処理に配慮すれば、家でも美味しいオコゼの刺身を作れます。しかしより美味しく食べるためには、いくつか意識してほしいポイントがあるのです。ここでは、オコゼの刺身をより美味しく食べる方法を紹介します。

①旬の時期にオコゼを食べる

全体の1/4が頭で身が少ないこともあり高級魚に分類されているオコゼは旬である晩春から夏にかけてに刺身にすると、より美味しく食べられます。珍しい魚ですが、旬には小さめのものをスーパーで見かける機会も増えるので食べてみましょう。

旬のオコゼの皮を刺身にする時は、厚めに切って湯引きしても美味しく食べられます。身を厚めに切るとより弾力を感じられるので、自分好みの食感を探してみてもよいでしょう。

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