黄金柑とは?旬の時期・産地や栄養価は?美味しい食べ方・レシピも紹介!

黄金柑はどんな果物か知っていますか?今回は、黄金柑の〈味わい・旬の時期・産地〉など特徴や、発祥の歴史、栄養価・効能を紹介します。黄金柑の美味しい食べ方や〈皮ごとジャム〉など活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 黄金柑とは?
  2. 黄金柑の特徴と発祥の歴史
  3. 黄金柑の味わいは甘い?酸っぱい?
  4. 美味しい黄金柑の見分け方
  5. 黄金柑の旬の時期・産地は?
  6. 黄金柑の旬の時期
  7. 黄金柑の主産地
  8. 黄金柑の栄養価・効能は?
  9. 黄金柑の美味しい食べ方は?皮はどうする?
  10. 黄金柑は4つ切りにして食べるのがおすすめ!
  11. 黄金柑の皮はジャムなどにも活用できる
  12. 黄金柑を使った人気レシピ
  13. ①黄金柑の皮ごとジャム
  14. ②黄金柑の皮だけで作るマーマレード
  15. ③黄金柑の生姜焼き
  16. 黄金柑を食べてみよう

黄金柑とは?

日本は柑橘類の栽培が盛んで、いろいろな品種がありますが、黄金柑という果物を知らない人も多いかもしれません。鮮やかな黄色い見た目で香りのよい柑橘類で、あまり出回っていないので知名度は低いです。ここでは黄金柑について旬や産地、栄養などを紹介します。

黄金柑の特徴と発祥の歴史

黄金柑はミカンと同じくらいの小ぶりのサイズの柑橘類の品種で、直径は4~5cmとピンポン玉より少し大きいくらいです。重さは60~80g程度で、レモンにも似た鮮やかな黄色が特徴です。日本では古くから栽培されていて、明治時代に鹿児島県日置郡で黄味柑として流通していましたが、次第に黄金柑の漢字があてられるようになりました。

詳しい来歴は不明ですが、温州ミカンと柚子の自然交配で生まれた品種と考えられていて、別名をゴールデンオレンジといいます。神奈川県で作られている湘南ゴールドは温州ミカンと黄金柑の後輩で作られた品種として知られています。特徴も、湘南ゴールドとよく似ていますが、湘南ゴールドのほうがやや大きいです。

黄金柑は旬の時期でも全国的にスーパーで見かけることはありません。栽培量も少ないので、やや希少価値が高い柑橘類として扱われています。そのため、値段は温州ミカンよりやや高く、およそ1kg1000円前後で販売されていることが多いです。

(*みかんの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

みかんの種類・品種35選!甘い・糖度が高い順ランキングで美味しい銘柄を紹介!

黄金柑の味わいは甘い?酸っぱい?

黄金柑は見た目が柚子やレモンのような黄色なので、酸味が強いイメージがありますが、実際は酸味は控えめでやさしい味がします。香りはとても爽やかでフルーティーで、果汁もたくさんありジューシーです酸味が少ないグレープフルーツに近い味わいで、特に甘みが濃厚です。

黄金柑の香りは日向夏ともよく似ていますが、甘みは黄金柑のほうが強く感じられます。甘味と酸味のバランスが絶妙な品種で、口に入れると甘みが広がります。後味はさっぱりしているので、たくさん食べてもくどい甘さが残りません。そのまま果肉を食べても美味しいですが、外皮ごとジャムなどの加工しても美味しく食べられます。

美味しい黄金柑の見分け方

黄金柑を購入するときに役立つ、美味しい黄金柑の見分け方は以下の通りです。

・外皮の色が鮮やかでハリがある
・手に取ったとき、ずしっとした重みがある


美味しい黄金柑を見分けるには、まず外皮の状態を確認します。黄金柑は湘南ゴールドに近い品種ですが、湘南ゴールドよりも皮に凹凸があります。外皮に多少凹凸があっても心配いりません。また、小さな傷やシミは黄金柑のとげでできたものなので、あまり気にする必要はありません。

しかし皮にハリがなくしぼんだ様子の黄金柑は鮮度が落ちている可能性が高いので避けましょう。また、手に取ったとき軽いものよりも、しっかり重みを感じるもののほうが美味しいです。手に取ってみて軽いものは果汁が抜けていたり、収穫後時間がたっている場合が多いので、黄金柑を選ぶときは外皮の状態と重みをよく確認するとよいでしょう。

黄金柑の旬の時期・産地は?

ミカンや柚子など、柑橘類の旬は冬のイメージがありますが、黄金柑の旬はいつなのでしょうか。ここでは、黄金柑の旬の時期や産地について紹介します。黄金柑は一年中出回る柑橘類ではないので、ぜひ旬を覚えて美味しい時期に食べてみてください。

黄金柑の旬の時期

黄金柑の旬は3~5月頃で、一般的には冬の終わりの2月頃から春の間流通していることが多いです。収穫時期は2月下旬から始まり、3月から4月頃にピークを迎えます。その後次第に収穫量が減り、ゴールデンウィーク頃に旬を終えます。旬を迎えた黄金柑は果汁が多くジューシーで、甘みも濃厚なので、旬の時期に食べてみてください。

黄金柑の主産地

黄金柑は、もともと鹿児島県を中心に栽培されていましたが、今の主要な産地は愛媛県と静岡県です。かつては神奈川県や高知県でも栽培されていましたが、2017年の農林水産省の「特産果樹生産動態等調査」によると、栽培地域は上記に2県のみとなっています。

2017年の栽培総量は愛媛県で約42トン、静岡県では31トンです。

黄金柑の栄養価・効能は?

黄金柑はミカンと柚子の自然交配でできた品種ですが、その栄養価はどうなっているのでしょうか。ここでは、黄金柑の栄養の効能を紹介します。

・ビタミンC 抗酸化作用、免疫力強化、シミ予防
・食物繊維 便秘の改善
・カリウム 細胞の浸透圧の維持、高血圧予防


黄金柑はほかの柑橘類と同じようにビタミンCが豊富な果物で、可食部100gあたり、ビタミンCの含有量は約26.5 mgです。ビタミンCは水溶性ビタミンで、抗酸化力が高く、アンチエイジングに効果的です。また、日焼け後のシミを予防するので美白にもよいでしょう。免疫力を強化する働きもあるので、積極的に食べると風邪をひきにくくなります。

また、食物繊維も含まれていて便秘対策やダイエット中の食事にもおすすめです。食物繊維は主に皮に近い部分に多く、ジャムやマーマレードにするとよいでしょう。食物繊維は腸の動きを刺激し、善玉菌を増やして腸内環境も改善します。便秘の改善や予防に効果的で、体に不要な老廃物がたまりにくくなります。

また、黄金柑はカリウムも豊富に含まれているのでむくみの予防にも向いています。カリウムは体内の細胞内の浸透圧を調節し不要なナトリウムを排泄して塩分濃度や水分量を調節する働きがあります。高血圧の予防やむくみ、水太りの解消に効果的で、ダイエットをしている人にもよいでしょう。

黄金柑の美味しい食べ方は?皮はどうする?

温州ミカンは皮を手で剥いて食べるのが一般的ですが、黄金柑はどのように食べるのが美味しい果物なのでしょうか。ここでは、黄金柑の美味しい食べ方を紹介します。

黄金柑は4つ切りにして食べるのがおすすめ!

出典:https://twitter.com/ittoumono/status/1243009782363099136/photo/1

黄金皮は外皮が薄い柑橘類ですが、食べるときは剥いて取り除く方がおすすめです。外皮は手で簡単に剥けるので、みかんを食べるように皮をむいて食べましょう。外皮を剥くと、薄皮で小さい房に分かれています。薄皮は苦みも少なくそのまま食べられるので、房になっている袋のまま、薄皮ごと食べます。

黄金柑は種も少なく、薄皮ごと食べればナイフも必要ありません。ただし、手で外皮をむくのに抵抗がある人や、お皿に綺麗に盛り付けたい人は、そのままナイフで四つ切りにするとよいでしょう。また、果肉が和やらかいので、半分に切ってスプーンですくうようにして食べることもできます。

薄皮ごと食べると果汁もこぼれにくく、黄金柑の甘みや香りをそのまま味わえるでしょう。

黄金柑の皮はジャムなどにも活用できる

黄金柑を食べるときは外皮を剥いて薄皮ごと食べるのがおすすめですが、剥いた皮はジャムやマーマレードなどに加工できます。皮ごとじっくり煮詰めて作る方法や、外皮を細かく刻んで、果汁と一緒に煮詰める方法など、いろいろなジャムの作り方があります。

もともと苦みや酸味が少なく、優しい味わいの柑橘類なので、ジャムにすると食べやすく、皮を無駄にすることもありません。また、外皮は香りが強いので、乾燥させてから細かく刻んで薬味などに利用するのもおすすめです。

黄金柑を使った人気レシピ

黄金柑は酸味が少なく、そのままでも美味しく食べられる柑橘類ですが、ジャムなどに加工しても美味しいです。ここでは、黄金柑を使った人気レシピを紹介するので、参考にしてください。

①黄金柑の皮ごとジャム

出典:https://cookpad.com/recipe/2207793

黄金柑を皮ごと使って、砂糖で煮詰めて作るレシピで、甘みと酸味のバランスが美味しいジャムが作れます。内皮や外皮も使って、とろみがつくまで煮詰めるれば、皮ごと美味しく食べられるジャムが完成します。果汁が多いので、急激に煮詰めないことがポイントです。

一人でひっそり食べる黄金柑のジャム by フランク爺 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが356万品

②黄金柑の皮だけで作るマーマレード

出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1510024713/

黄金柑の皮をむいた後の、外皮だけで作れる簡単なマーマレードのレシピです。皮を茹でこぼし、苦みや雑味を取ってから砂糖で煮詰めます。黄金柑の優しい甘みだけが残り、美味しいマーマレードが作れます。

旬の柑橘系の皮だけで!黄金柑のマーマレード♪ レシピ・作り方 by M@H|楽天レシピ

③黄金柑の生姜焼き

出典:https://cookpad.com/recipe/3760170

豚の生姜焼きのソースの黄金柑のスライスを加えて爽やかに仕上げるレシピです。生姜の香りにさっぱりした黄金柑の甘みや香りが加わり、上品な仕上がりになります。ご飯にも合いますが、洋風の献立とも相性がよいおかずです。

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黄金柑を食べてみよう


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黄金柑はフルーティーな香りと酸味や苦みが少ないやさしい味わいが特徴の柑橘類の品種です。あまり出回っていませんが、ネット通販でも購入できるので、美味しい旬の時期に探してみてください。皮ごとマーマレードに加工すれば丸ごと味わえます。おすすめのレシピや美味しい食べ方を参考に、黄金柑を満喫しましょう。

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