白バルサミコ酢とは?普通のと違い・使い分けは?活用レシピや商品のおすすめを紹介!
白バルサミコ酢とは何か知っていますか?普通のと違いはあるのでしょうか?今回は、白バルサミコ酢と普通のと違い・使い分け方や、白バルサミコ酢の活用レシピを紹介します。白バルサミコ酢のおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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白バルサミコ酢とは?普通のと違いは?
バルサミコ酢と言えば、洋風料理に使うぶどうを熟成させて作る黒い液体を思い浮かべる人が多いですが、実は白バルサミコ酢もあります。ここでは白バルサミコ酢の原料や作り方など普通のバルサミコ酢との違いを解説します。
白バルサミコ酢の原料と作り方
白バルサミコ酢は、原料である白ぶどうの果実を圧搾して果汁を煮詰め酢酸菌で発酵させたあと白ワインビネガーと混ぜて作られます。その後は木製の樽に詰めて熟成していき、普通のバルサミコ酢であれば樽を変えながら、長いときだと10年以上かけて熟成が行われます。白バルサミコ酢の場合は短時間熟成なので、色が白いまま仕上がるのが特徴です。
白バルサミコ酢の効能
白バルサミコ酢の原料である白ぶどうには、抗酸化作用で美容に良いと言われるビタミンEや疲労回復に効果があるブドウ糖の他、糖質の代謝を促進するビタミンB1が含まれます。また、体内の過酸化脂質を減らすことで老化や病気を予防する効果が期待されるポリフェノールが多く含まれ、熟成させる工程で増えていきます。
ポリフェノールは白ぶどうよりも赤ぶどうの多く含まれますが、その他の栄養素にはそれほど差がないのが特徴です。
(*バルサミコ酢の効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白バルサミコ酢とバルサミコ酢の違いは「ぶどうの種類」
白バルサミコ酢とバルサミコ酢の大きな違いはぶどうの種類で、白バルサミコ酢には白ぶどうが使われ、普通のバルサミコ酢には赤ぶどうが使われています。また、熟成期間が長い普通のバルサミコ酢は芳醇で濃厚な香りとまったりとした甘みが特徴ですが、白バルサミコ酢は熟成期間が短いため白ぶどうの爽やかな香りでライトな甘みです。
白バルサミコ酢と普通のと使い分け方は?
色も香りも味わいも違う普通のバルサミコ酢と白バルサミコ酢は、それぞれどのように使い分ければいいのでしょうか。ここでは、それぞれのバルサミコ酢に合う料理や場面を紹介するので使い分けの参考にしてみて下さい。
白バルサミコ酢が合う料理・場面
白バルサミコ酢が合う料理・場面は以下の通りです。
・トマトサラダ
・キャロットラペ
・ピクルス
・白身魚のカルパッチョ
・魚介のマリネ
・酢の代用品
・普通のバルサミコ酢が苦手な人
白バルサミコ酢はすっきりとしたクセのない風味が魚介料理に合い、色を付けたくない料理にも使えます。また、普通のバルサミコ酢の濃厚な味が苦手な人も白バルサミコ酢ならすっきりとしたまろやかな甘みと酸味がありおすすめです。上級者は白バルサミコ酢を酢の代わりに酢飯や酢味噌に使って、白ぶどうの爽やかな香りと酸味を和食にも活かしています。
バルサミコ酢が合う料理・場面
バルサミコ酢が合う料理・場面は以下の通りです。
・グリーンサラダ
・スモークサーモンのサラダ
・肉料理のソース
・グリルした野菜
・芳醇な香りとコクが欲しい時
どちらのバルサミコ酢もオリーブオイルと合わせたドレッシングが定番の使い方ですが、普通のバルサミコ酢はグリルした野菜にも合います。また、加熱することで酸味が和らぐので、バターやハチミツを加え煮詰めて肉料理のソースに使うと適度な酸味がジューシーな肉とマッチして絶品です。
気を付けたい点は料理に黒っぽい色がついてしまうことで、アクセントになる場合もあれば色がないほうがよい場合もあるので上手に使い分けましょう。