大根の賞味期限はいつまで?見分け方は?日持ちする保存方法も紹介!

【久保寺農園監修】大根の賞味期限・日持ちはいつまでか知っていますか?今回は、大根の賞味期限の見分け方や腐るとどうなるのかに加え、〈ぶよぶよ〉など賞味期限切れか心配な場合を紹介します。大根が日持ちする保存方法・期間も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |その他の専門家 久保寺智
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人の力と少しの道具でできるシンプルな農業をテーマに農業を営んでおります。 かく乱、破壊、収奪ではなく、自然を尊重し、...
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人の力と少しの道具でできるシンプルな農業をテーマに農業を営んでおります。 かく乱、破壊、収奪ではなく、自然を尊重し、自然と手を取り合いながら共に進んでいけるような農生活を理想としています。 座右の銘は「知足按分」「無知の知」です。 皆様に参考にしていただけるような知識や情報を提供できるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

目次

  1. 大根の賞味期限・日持ちはいつまで?
  2. 大根の賞味期限切れの見分け方は?腐るとどうなる?
  3. ①匂い
  4. ②見た目
  5. ③味わい
  6. 大根が賞味期限切れか心配な場合とは?
  7. 大根が日持ちする保存方法・期間は?
  8. ①大根の冷蔵庫での保存方法
  9. ②大根をカットして冷凍保存する方法
  10. ③大根おろしで冷凍保存する方法
  11. 大根が日持ちする保存食レシピを紹介!
  12. ①南蛮漬け
  13. ②大根サラダ
  14. ③大根と豚肉のうま煮
  15. 大根の賞味期限には気をつけよう!

大根は一見すると賞味期限切れで食べられない状態になっていることもありますが、実際には賞味期限切れではなく食べられることがあります。

・カットした断面が青か黒い
・カビではないような斑点がついている
・茎の部分からまっすぐに黒ずんで穴が開いている
・虫食いでの斑点
・水分が抜けている

前述で紹介した賞味期限切れの状態と見分けるのは難しいですが、これらはカビや腐っているのではなく大根の保存環境によって起こった病気によるものが多いです。ふわふわしたような斑点であればカビですが、そうでなければ大根の病気であるため味は劣化して苦いこともありますが、食べても問題ありません。

また、中がぶよぶよしておらず表面の水分が抜けてしなしなになっている場合は、煮物にすれば食べられます。東北地方ではへそ大根、染み大根と呼ばれて寒い冬の時期に外に干して水分を飛ばし保存食とすることもあり、水分が抜けている分出汁が染みこみやすいため美味しく食べられます。

ただし、腐ったり水分が抜けすぎたりして食べられなくなることもあるため、早めに食べきるようにしてください。


(*大根が黒や青い場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

大根の中身・皮が黒い原因は?筋・斑点があっても食べれる?正しい保存方法を解説!
大根を切ったら中が青い原因はカビ?食べられる?対処法や見分け方を伝授!

大根が日持ちする保存方法・期間は?

大根をできるだけ日持ちさせる場合はどのような保存方法が適しているのでしょうか。冷蔵庫にそのまま入れていても比較的長持ちする野菜ではありますが、できるだけ賞味期限を伸ばして長持ちさせられるような保存方法を覚えておきましょう。

①大根の冷蔵庫での保存方法

大根の賞味期限を伸ばす冷蔵庫での保存方法は、以下の手順で行います。

1.葉を切り落とす
2.新聞紙で包む
3.冷蔵庫で立てて保存する


大根は葉が付いたままにするとそこから水分が抜けていくため、根元ぎりぎりのところでカットして保存します。大根の葉も漬物や味噌汁に入れるなどすれば食べられるので、そちらも活用してみてください。また、冷蔵庫は乾燥するため水分が抜けやすくなることから、新聞紙は湿らせて包みこまめに取り換えるようにしましょう。

大根に限らず、野菜は畑で栽培している状態と近い状態で冷蔵保存すると長持ちします。大きな状態で立てて大根を保存するのは難しいかもしれませんが、カットするかある程度短くなったら立てて保存するのが適切です。

②大根をカットして冷凍保存する方法

大根をカットして冷凍保存する場合は以下のようにすると賞味期限切れになりにくくなります。

1.皮を剥いていちょう切りや短冊切りなど、使いたい大きさにカットする
2.ジップバッグに小分けに入れて空気を抜き、冷凍庫で保存する

大根は解凍時、そのまま鍋に入れるなどして解凍すると栄養価が逃げず味も落ちにくいため、あらかじめ小さく切っておくと便利です。生のまま使うのには不向きですが、煮物や味噌汁などに使う場合には味が染みこみやすいため美味しく食べられます。

大根は空気に触れると酵素が酸化して変色するため、できるだけ空気を抜いて金属トレイの上に置いて手早く冷凍させるなどの工夫をすると解凍時にも美味しい味わいが保てます。冷凍保存では1か月程度の保存が可能ですが、小さくカットすると空気に触れる面も大きくなるため、できるだけ早めに使い切りましょう。

③大根おろしで冷凍保存する方法

大根おろしは賞味期限が短く、冷蔵保存では変色してすぐに賞味期限切れになってしまいますが、冷凍保存すれば賞味期限を引き延ばせます。

1.大根の皮を剥いてすりおろす
2.水気を切ってジップバッグに入れるか、製氷皿やアルミカップに小分けにする
3.製氷皿やアルミカップに入れた場合は、更にジップバッグに入れる
4.冷凍庫で保存する


大根おろしにして冷凍保存するときは、口当たりをよくするため厚めに皮を剥いてすりおろすのが最適です。製氷皿やアルミカップに入れて保存すれば、使いたい量を簡単に取り出せます。ジップバッグに入れた場合も、あらかじめ大根おろしを薄く平らにしてから冷凍すると、使いたい時に折って使えて便利です。

解凍するときは、使いたい量を冷蔵室に入れておけば食べるときにタイミング良く解凍されます。大根おろしを冷凍保存する場合では、賞味期限が1か月程度と冷蔵保存に比べればかなり長持ちします。

(*大根の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

大根の保存方法・期間は?常温・冷蔵・冷凍で長持ちのコツや保存食レシピも紹介!

大根が日持ちする保存食レシピを紹介!

大根は調理した後も日持ちさせられることが多いため、保存食を作って保存するのもおすすめです。一度まとめて作っておけば、調理の手間が省けるため忙しい朝のお弁当作りにも非常に便利です。

①南蛮漬け

出典: https://cookpad.com/recipe/5945823

大根の南蛮漬けはご飯やお酒のお供に最適な漬物で、辛みがあるのがポイントです。冷蔵庫で5日ほど日持ちするため、大根がたくさん手に入ったらまとめて漬けておきましょう。

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②大根サラダ

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