大根の賞味期限はいつまで?見分け方は?日持ちする保存方法も紹介!
大根の賞味期限・日持ちはいつまでか知っていますか?今回は、大根の賞味期限の見分け方や腐るとどうなるのかに加え、〈ぶよぶよ〉など賞味期限切れか心配な場合を紹介します。大根が日持ちする保存方法・期間も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
大根の賞味期限・日持ちはいつまで?

賞味期限 | 常温保存 | 冷蔵保存 | 冷凍保存 |
生の大根 | 7〜14日 | 10日 | 30日 |
カット済み大根 | -日 | 2~10日 | 30日 |
おろし大根 | 0日 | 2日 | 30日 |
大物野菜と呼ばれる大根は一本購入すると、さまざまな料理に使えるうえ長持ちしやすい野菜です。表はカットせずに保存したものから、カットやすりおろしたものの保存期間を表したものですが、カットしてからは劣化は早く進んでいきます。
獲れたての大根は30日程度とさらに日持ちしますが、スーパーで並んでいる大根は収穫してからかなりの期間が経過しており、家庭で食べる頃にはより保存期間が短くなっています。ここでは大根を保存するときに長持ちさせるコツや、賞味期限が切れるとどうなるかなどを紹介しています。
大根の賞味期限切れの見分け方は?腐るとどうなる?

賞味期限切れの大根はどのようになるのでしょうか。生野菜であるため、賞味期限が表示されてはいませんが、腐って食べられなくなっている状態の大根を知っておくことで美味しく食べる期間も見分けられ、食中毒も防げます。
①匂い
大根が賞味期限切れかを見分けるのに一番分かりやすいのは匂いです。大根は白いため、白カビが生えていた場合は少し見ただけでは、賞味期限が切れているのかわかりにくいことがあります。酸っぱいようないつもと違う匂いがした場合は、賞味期限切れであるため食べないようにしましょう。
②見た目
賞味期限切れの大根の見た目は、以下の通りです。
・溶けている
・茶色く変色している
・カビが生えている
・ぬめりが洗っても取れない
・糸を引いている
大根は水分が多いため、カビが生えやすい野菜でもあります。表面にカビが生えている場合は黒い斑点ならすぐにわかりますが、白カビであればよく見ないと分かりません。カットした断面にカビが生えていることもあるため、冷蔵庫で保存してあっても購入から食べるまで期間が開いた場合には必ず確認してから調理してください。
また、見た目ではありませんが丸ごと購入した時に見た目に対して軽いと感じたり振ってみて、ちゃぷちゃぷと水分が揺れるような音が聞こえたりすることがあります。水分が抜けて中にすが入っているか、腐っているためそのまま捨てましょう。
(*大根にカビが生えたときの対処法ついて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③味わい
大根は賞味期限が切れると味わいは酸っぱいような、変な味がします。おでんなどの調理済みの物で冷蔵保存してあっても酸っぱいような味がしたときは腐っているため、食べずに捨てるようにしてください。食べてしまった場合は、吐き気や腹痛などの体調不良を起こすことがあるため、症状が出た場合には早めに病院へ行きましょう。
(*大根が腐る状態について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大根が賞味期限切れか心配な場合とは?

大根は一見すると賞味期限切れで食べられない状態になっていることもありますが、実際には賞味期限切れではなく食べられることがあります。
・カットした断面が青か黒い
・カビではないような斑点がついている
・茎の部分からまっすぐに黒ずんで穴が開いている
・虫食いでの斑点
・水分が抜けている
前述で紹介した賞味期限切れの状態と見分けるのは難しいですが、これらはカビや腐っているのではなく大根の保存環境によって起こった病気によるものが多いです。ふわふわしたような斑点であればカビですが、そうでなければ大根の病気であるため味は劣化して苦いこともありますが、食べても問題ありません。
また、中がぶよぶよしておらず表面の水分が抜けてしなしなになっている場合は、煮物にすれば食べられます。東北地方ではへそ大根、染み大根と呼ばれて寒い冬の時期に外に干して水分を飛ばし保存食とすることもあり、水分が抜けている分出汁が染みこみやすいため美味しく食べられます。
ただし、腐ったり水分が抜けすぎたりして食べられなくなることもあるため、早めに食べきるようにしてください。
(*大根が黒や青い場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)