わさびの種類別の違いは?名産地や選び方のポイントなども紹介!
わさびにはどんな種類があるか知っていますか?今回は、わさびの種類を〈沢わさび・畑わさび・西洋わさび〉など別に違いを比較して紹介します。わさびの名産地や、美味しい旬の時期・個体の選び方なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
沢わさびの名産地
沢わさびの主な産地は、以下の通りです。
・長野県
・静岡県
この二つの県における生産量は全体の9割を占めていて、他には島根県や東京都の奥多摩などでも栽培されています。沢わさびの栽培には、山や渓流を利用し湧き水などの豊富な清流が必要となるので、栽培に相応しい産地が限られるようです。
畑わさびの名産地
畑わさびの主な産地は、以下の通りです。
・岩手県
・静岡県
畑わさびの栽培には湿度があり夏も涼しい土地が必要なため、山林を利用して栽培されています。そういった山林が豊富にある岩手県において、畑わさびの生産量は全体の6割にも上ります。静岡県も含めると全体の7割を占め、他には大分県や島根県でも栽培がされています。
美味しいわさびの旬の時期と選び方は?
長野県や静岡県、岩手県がわさびの名産地ですが、ここではわさびが美味しい旬の時期と選び方を解説します。チューブわさびなどは使い勝手が良く手軽に味わえますが、たまには生のわさびの辛味や風味を楽しむのもおすすめです。
わさびの旬の時期
わさびは多年草の植物なので、年間を通していつでも収穫が可能です。わさびならではの辛味や風味が一番強くなるのは晩秋から冬にかけての11月から2月頃なので、この頃が旬の時期だと言えます。この時期のわさびは固く、刺激的な香りと辛味を楽しむことが出来ます。
(*わさびの旬や収穫時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
美味しいわさびの選び方・特徴
美味しいわさびの特徴は、以下の通りです。
・根茎は中太で鮮やかな緑色
・茎から根本までの太さが円柱形に近い
・重みを感じる
・表面の凸凹が多い
わさびの表面にある特徴的な凸凹は、葉が付いていた跡です。わさびは葉を落としながら成長するので、ゆっくり美味しく成長したわさびには凸凹が多く残っています。また、水分を多く含んでいた方がわさびの香りをより楽しめるので、わさびを持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。
わさびには様々な種類がある
わさびにはいくつか種類がありますが、それぞれに良いところがあり香りや辛味を楽しむことが出来ます。わさびと呼ばれているものは全て同じだと思っていた人もいるかもしれませんが、時と場合によって使い分けられていることを実感しながら、わさびを味わってみてください。