居酒屋の「たこわさ」とは?発祥の歴史は?美味しい食べ方・アレンジレシピも紹介!

「たこわさ」という居酒屋メニューを知っていますか?今回は、たこわさの発祥の歴史や〈栄養価・カロリー・塩分〉などに加え、作り方・レシピを日持ち期間の目安とともに紹介します。たこわさの美味しい食べ方・アレンジ術や市販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. たこわさとは?
  2. たこわさの発祥の歴史
  3. たこわさが居酒屋で人気おつまみな理由
  4. たこわさは栄養価やカロリーは?
  5. たこわさの栄養素と効能
  6. たこわさのカロリー・糖質を他のおつまみと比較
  7. たこわさの塩分には注意
  8. 自家製たこわさの作り方・レシピは?日持ちはいつまで?
  9. 材料
  10. 作り方・手順
  11. たこわさの日持ち・賞味期限
  12. たこわさの美味しい食べ方・アレンジ術!
  13. ①たこわさチャーハン
  14. ②たこわさきゅうり
  15. ③たこわさペペロンチーノ
  16. たこわさのうますぎる市販商品3選!
  17. ①元祖たこわさび(1,580円)
  18. ②プレミアムたこわさび(800円)
  19. ①たこわさび 瓶(540円)
  20. たこわさを食べてみよう!

たこわさとは?

たこわさはたこわさびとも呼ばれる一品で、お酒のおつまみとして人気の塩辛です。タコのコリコリした食感に、鼻にツンと来るわさびの辛味がよいアクセントになり、お酒だけでなくご飯にもよく合います。イイダコなど、生のタコを調味料とわさびで味付けして作る塩辛で、自宅でも手作り可能です。ここでは、たこわさの歴史や栄養、アレンジ方法などを紹介します。

たこわさの発祥の歴史

初めてたこわさびを開発したのは三重県の生鮮水産加工食品会社、あづまフーズです。イカの塩辛はあるのに、タコの塩辛がないことに気づいたあづまフーズの専務が、タコを使った珍味の開発に乗り出したことが始まりでした。豆板醤など、色々な調味料を試した結果、色どりもよいわさびを使うことを思いつきます。

1991年にたこわさが誕生した後、1993年には人気のチェーン居酒屋「白木屋」などを経営するモンテローザによってメニューに作用されます。1990年代の居酒屋ブームもあり、全国の居酒屋チェーン店でもメニューに採用され、広く普及したようです。2000年代には居酒屋メニューの人気ランキングでも上位を取るなど、今でもその人気は衰えていません。

現在では海外でも「たこわさび(Tako Wasabi)」という名前で広がりつつあり、たこわさを開発したあづまフーズはアメリカやカナダ、中国にも生産工場を展開するようになっています。

たこわさが居酒屋で人気おつまみな理由

1990年代に全国に広まったタコの塩辛、たこわさですが、ここまでたこわさが人気の理由は以下の通りです。

・タコのコリコリした食感がよい
・わさびの刺激がお酒によく合う
・比較的日持ちがよい
・アレンジがしやすい
・カロリーが低くヘルシー
・提供されるまで時間がかからない


たこわさの人気のひとつは、食べていて心地よいタコの食感です。コリコリと噛み応えのあるタコの食感が美味しく、くせになる味わいです。さらに、わさびのツンと来る刺激はお酒にもよく合うほか、爽やかな香りで口もさっぱりします。

たこわさの魅力は、その味わいだけではなく、パックや瓶で購入しても比較的日持ちがするので保存食や常備菜に向いているところもポイントです。また、脂質や糖質が少なく、ヘルシーでカロリーが気になるときでも気軽におつまみが楽しめるところも人気があります。

また、たこわさは火を通して調理するメニューではないので、居酒屋で注文してもすぐに提供されます。そのため、とりあえず一品つまみたいというときに便利なところも人気の理由です。

たこわさは栄養価やカロリーは?

居酒屋で人気のたこわさですが、どのような栄養があるのでしょうか。ここでは、たこわさに含まれている栄養やカロリーについて紹介します。

たこわさの栄養素と効能

たこわさに含まれている代表的な栄養素や効能は、以下の通りです。

・タンパク質
・ビタミンE
・ビタミンB12


タコは高たんぱく低カロリーな食材で、たこわさにもタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は我々の体を作るのに必要不可欠な成分で、三大栄養素にも数えられる栄養素です。筋肉など、体を構成する材料となるので、ダイエットや食事制限をしていても摂取する必要があります。

また、タコにはビタミンEも豊富に含まれています。ビタミンEは抗酸化力が強く、アンチエイジングや肌の老化予防などに効果的です。アボカドやアーモンドにも含まれていることで知られていますが、タコにも豊富に含まれています。ビタミンEは肌の細胞を活性化させ、動脈硬化の予防効果も期待できる成分です。

さらに、たこわさにはビタミンB12も含まれていますが、これは血液を構成する赤血球を作るのに必要な栄養素です。植物から摂取することが難しい栄養素で、DNAの生成にもかかわっています。ほかにも神経の働きを助け、正常に機能するようサポートする役割もあり、健康維持のために積極的に摂取したい栄養素です。

たこわさのカロリー・糖質を他のおつまみと比較

たこわさはおつまみとして食べることが多い一品ですが、数ある人気のおつまみの中では比較的低カロリーです。たこわさの100gあたりのカロリーは71kcalで、1食あたりのカロリーはおよそ21kcalです。ほかのおつまみと比較してみると、さきいかは100gあたり279kcal、ポテトサラダは100gあたり122kcal、枝豆は100gあたり143kcalです。

糖質も比較してみると、たこわさは100gあたり1.25gの糖質が含まれていますが、さきいかは17.3g、ポテトサラダは10.24g、枝豆は3.3gです。もちろん、から揚げなどの揚げ物のおつまみは、よりカロリーが高くなります。タコにはほとんど糖質が含まれていないので、たこわさの糖質はほとんど調味料によるものです。

こうして比較してみると、たこわさは色々なおつまみの中でもカロリーが低く、低糖質で太りにくいメニューであることがわかります。ダイエット中やカロリーが気になる人は、たこわさでお酒を楽しむのがおすすめです。

たこわさの塩分には注意

たこわさには栄養もあり、低カロリーでダイエット中にも向いているおつまみですが、食べるときは塩分に注意する必要があります。たこわさに含まれる塩分は100gあたり約1.6g、1食分で0.46gです。1日の塩分の摂取量の目安は男性7.5g未満、女性6.5g未満で1食あたりの塩分摂取量の目安は2g程度です。

また、たこわさに限らず人気のあるおつまみは塩分が高いことも多いので、いろいろなおつまみを食べているだけで塩分の取りすぎになる場合もあります。カロリーなどを比較したさきいかも1食あたりの塩分は約2g、ポテトサラダも約0.7gの塩分を含んでいます。

たこわさも軽い小鉢で1食分食べるくらいであれば問題ありませんが、食べ過ぎると目安の塩分摂取量を超えて塩分過多になる可能性が高いです。塩分の取りすぎは高血圧の原因にもなり、健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、たこわさの食べ過ぎには注意しましょう。

自家製たこわさの作り方・レシピは?日持ちはいつまで?

たこわさは居酒屋でも人気のメニューですが、自宅で手作りすることもできます。ここでは自家製たこわさの作り方を紹介するので、参考にして作ってみてください。

材料

関連する記事