大根の緑の部分は食べられる?固い・辛い?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
大根に緑色の部分がある場合を知っていますか?食べられるのでしょうか?今回は、大根の<上部・中身>別に緑色の部分がある場合でも食べられるのかに加え、<固い・辛い>など食べた時の味わい・食感を紹介します。<味噌汁・大根おろし>など緑の部分の食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②大根おろし
大根おろしに甘い緑色の部分を使うと、子供でも食べやすくなります。大根の辛味成分はアリルイソチオシアネートで、大根の細胞が破壊されることで発生します。アリルイソチオシアネートは熱に弱いため、大根おろしが辛い時は電子レンジで温めると辛味が和らぐでしょう。
③浅漬け
大根は上部の緑の部分も下部の白い部分もまとめて浅漬けにすることで、大根の甘みも引き出せて保存もできます。基本的には塩と大根だけでも簡単にできますが、ゆずの皮や鷹の爪などを加えてお好みの味に仕上げましょう。
大根の中身が緑色・青色なのは?カビが正体?
大根の上部は一般的に皮だけが緑色で、中身は下部と同様に白い種類がほとんどですが、まれに中身まで緑色の大根があります。以下では、大根が中身まで緑色の場合の原因を解説するので、食べても問題がないか心配な人は参考にしてください。
大根の中身が青い・紫の場合は「青あざ症」という病気
大根が中身まで青や紫などに変色するのはカビではなく青あざ症と呼ばれる病気が主な原因ですが、どのような条件下で発生しやすいか以下のように説明されています。
一般的に青あざ症は乾燥・高温・過湿・ホウ素欠乏などが発生要因として挙げられています。特に、栽培後半の平均気温が25℃以上の気象状況下で発生しやすいようです。
大根の中心部に発生した青あざ症は、外見から全く判別できないため除去困難なのが現状です。
なお、青あざ症にかかった大根を召し上がられても健康に害はありませんが、苦いなど食味はよくありません
青あざ症は大根の中身が変色するだけでなく、大根の可食部が固くなります。青あざ症になった大根は上でも記載しているように健康に害はないので食べられるのですが、可食部が固い上に苦みが出るので料理に使うのはおすすめできません。
(*大根の中身が青い原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)