オーツ麦とオートミールの違いとは?一緒?他の加工品の種類も紹介!
オーツ麦とオートミールの違いを知っていますか?何か違いがあるのでしょうか。今回は、オーツ麦とオートミールの違いの比較や、その他のオーツの加工品の種類なども紹介します。オーツ麦・オートミールの活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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オーツ麦とオートミールの違いって?あるの?
グラノーラやミューズリーに使われるオーツ麦と、海外では朝食としてよく食べられ日本でもダイエットや美容に良いとして関心を集めているオートミールとは何か違いがあるのでしょうか。ここではオーツ麦とオートミールの違いや特徴について紹介します。
オーツ麦とは?
ダイエット効果のある食材として注目されていているオーツ麦は、どのような食べ物なのでしょうか。ここではオーツ麦の栄養効果や効能について説明します。
オーツ麦は「燕麦」と同じ穀物
オーツ麦は燕麦という麦の一種でカラス麦とも言われています。オーツ麦は多くの栄養素を含んでいる食材ですが、その主な栄養素は以下の通りです。
・食物繊維
・タンパク質
・カルシウム
・鉄分
・ビタミンB
オーツ麦には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれていて、その効能は腸内環境を整えてくれることです。オーツ麦に含まれる水溶性食物繊維のβ-グルカンは食後の血糖値の上昇を抑えてくれる効果があり、血中のコレステロール値を低下させる効果もあります。
燕麦とも言われるオーツ麦は、肉や卵とあまり変わらないほどのタンパク質が含まれています。ベジタリアンの食事に不足しがちなタンパク質を、オーツ麦で効率よく取ることが可能です。
オーツ麦にはカルシウムも多く含まれ、骨や歯を作る栄養素として骨粗しょう症の予防効果があります。オーツ麦にはダイエット中に不足しやすい鉄分も多く含まれ、疲れやだるさ、めまいなどを抑制する効果があります。またビタミンB1やB2も豊富に含まれ、疲労回復や糖質、脂質を分解するのに有効です。
(*オーツ麦について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オートミールとは?オーツ麦と違いは何?
シリアルの一種であり栄養が豊富でダイエットに向いていると言われるオートミールとオーツ麦は同じものなのでしょうか。ここではオートミールとオーツ麦の違いを説明します。
オートミールは「オーツ麦」を食用に加工した食品
オートミールは燕麦というオーツ麦の籾殻を取り除いたオートグローツを蒸し、乾燥させて押しつぶしたシリアルの一種です。オートミールはオーツ麦を食べやすく加工したもので、アメリカやヨーロッパでは朝食の定番として親しまれています。
オートミールの種類
オートミールは加工方法によよって様々な種類があります。ここでは代表的なオートミールを紹介します。
・スティールカットオーツ
・ロールドオーツ
・オーツブラン
・クイックオーツ
・インスタントオーツ
オートミールの中でもダイエットに向いていると言われているのが、スティールカットオーツとロールドオーツです。特にロールドオーツは、加熱処理されているので調理しやすく人気があります。
オーツブランはオーツ麦の外皮なので栄養価は高いのですが、そのまま食べるのに向いていないオートミールで普通はクッキーやパンに混ぜて使います。クイックオーツとインスタントオーツは、オートミールの中でも食べやすく調理もしやすいのが特徴です。インスタントオーツは味付けされているものも多くそのまま食べられるので、オートミール初心者に最適です。
(*オートミールについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オーツを使った加工品には何がある?
オーツを使った加工品は以下の通りです。
・グラノーラ
オーツ麦やライ麦など穀物とナッツに蜂蜜やオイルをまぶして焼いたもの
・ミューズリー
基本のグラノーラにドライフルーツを加えているもの
・シリアル
コーン、玄米、オーツ麦などを焼いて加工したもの
グラノーラには蜂蜜などで甘みを付けているものが多いですが、ミューズリーは甘みのない食品です。どちらもドライフルーツが入っているものもあり、様々な種類があります。シリアルは穀物を加工した食品の総称でもあります。