缶詰は直火加熱してOK?危険?安全な温め方やキャンプ向けアレンジレシピを紹介!

缶詰を直火で加熱してもOKか知っていますか?コーティングが剥がれたりなど実は危険な温め方です。今回は、缶詰の直火以外の正しい温め方や缶詰をどうしても直火で温めたい場合の対処法を紹介します。缶詰のアレンジレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 缶詰を直火で加熱してもOK?
  2. 缶詰を直火で加熱するのはおすすめしない!
  3. 缶詰の直火以外の正しい温め方は?
  4. ①鍋で湯煎する
  5. ②中身を別の容器に移して加熱する
  6. ③トースターで加熱する
  7. 缶詰をどうしても直火で温めたい場合は?
  8. 缶詰のコーティングが溶けにくい温度を知っておこう
  9. 缶詰を直火でも比較的安全に温められるコンロ
  10. 缶詰のアレンジレシピのおすすめ4選も紹介!
  11. ①イタリアン風オイルサーディン焼き
  12. ②さんまと生姜の炊き込みご飯
  13. ③まるごとツナ缶のマヨネーズ焼き
  14. ④焼き鳥の缶詰とピーマンのオイスターソース炒め
  15. 缶詰を直火で加熱する際は自己責任!

缶詰を直火で加熱してもOK?

缶詰は長期の保存や持ち運びが可能で、アレンジレシピも豊富に存在するため、BBQやキャンプなどでも人気です。そんな缶詰は温めた方がさらに美味しくなりますが、そのまま直火で温めても大丈夫なのかどうかを、メーカーの見解等も交えて紹介します。

缶詰を直火で加熱するのはおすすめしない!

缶詰を直火で加熱しない方が良い理由は、以下の通りです。

・缶のつなぎ目を溶接しているのスズが溶け出す
・内側のコーティングの樹脂が溶けて有害である
・蓋を開けずに加熱すると爆発する可能性がある

登山やBBQやキャンプなどの場面で缶詰を調理する方法として、シングルバーナーを使って直火で加熱している人が多くいます。しかし缶詰メーカーとしては、直火で缶詰を温めることは推奨していません。

缶詰の内部には空気が残っていて加熱を急激にすることで、空気が膨張して爆発・破裂をする可能性があります。直火での加熱や調理方法によってはコーティング剤が溶ける危険性もあるため、皆やっているから大丈夫と過信しないようにしましょう。

缶詰の直火以外の正しい温め方は?

缶詰を温めて食べたい際には、直火以外の方法で温めることが可能です。ここでは、危険性のない缶詰の正しい温め方を3通り紹介するので、参考にしてみてください。

①鍋で湯煎する

鍋で湯煎をする場合の手順は、下記の通りです。

①缶詰がかぶるくらいの水を鍋に入れる
②水を沸騰させる
③沸騰したら火を止める
④蓋を開けずに缶詰を鍋の中に入れる
⑤5分そのままにする
⑥缶詰を取り出し、蓋を開ける

未開封の缶詰は、湯煎で温める方法がおすすめです。湯煎でじっくりと温めることで中まで熱が均等に伝わり、中身がしっとりと仕上がります。缶詰を湯煎で温めた後は缶がとても熱くなっているため、火傷しないように注意しましょう。

②中身を別の容器に移して加熱する

缶詰の中身を別の容器に移して加熱する手順は、下記の通りです。

①缶詰の蓋を開ける
②缶詰の中身を加熱可能な器に移す
③食材の中身をほぐす
④器にラップをかけて温める


電子レンジは電磁波とマイクロ波で食品を温め、食品の中の水分子を摩擦することで発熱しています。缶詰は金属製の缶を使っていて火花が散る危険性があるため、必ず中身を別の器に移しましょう。また、中身をそのままにしておくと破裂をする可能性があるため、食材をしっかりとほぐすことも大切です。

③トースターで加熱する

トースターで加熱する場合の手順は下記の通りです。

①缶詰の蓋を開ける
②蓋を開けた缶詰めをトースターに入れる
③5~7分ほど温める
④ミトンやトングなどを使って缶詰を取り出す

缶詰のままトースターで温めると、上の部分は香ばしく仕上がり下の部分は温かく美味しくできあがります。また別の器に移し替えることもなく、そのまま食べることが出来て便利な方法です。

缶詰は直火で調理するのは良くないといわれていますが、トースター程度の熱であれば金属を溶かすほどの高温にはほとんどならないので、缶のままでも大丈夫です。ただし、長時間加熱することで高温になると、安全性を保障できなくなるため注意しましょう。

(*缶詰の温め方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

缶詰の温め方は?湯煎が一番?電子レンジでチンがNG・危険な理由も紹介!

缶詰をどうしても直火で温めたい場合は?

製缶メーカーは缶そのものを調理器具として作っておらず、缶を直火で加熱することを推奨していません。ここでは、それでも缶詰を直火で温めたい場合におさえておくべきポイントを紹介しますが、問題が発生しても自己責任となるため、十分に注意しましょう。

缶詰のコーティングが溶けにくい温度を知っておこう

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