くちなしの実の使い方は?効能や栄養は?割り方や代用品のおすすめも紹介!

くちなしの実の使い方・使い道を知っていますか?今回は、<食用色素>などくちなしの実の使い方や<栗きんとん・たくあん・お茶・ご飯・酒>などレシピに加え、割り方・色出し方法を紹介します。効能や栄養成分も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. くちなしの実の使い方がわからない…。食用にするには?
  2. くちなしの実の使い方とレシピを紹介!
  3. ①たくあんに使う
  4. ②栗きんとんに使う
  5. ③お茶に使う
  6. ④ご飯に使う
  7. ⑤お酒に使う
  8. ⑥食用色素として使う
  9. くちなしの実の割り方・色出し方法は?
  10. くちなしの実の効能や栄養成分は?
  11. くちなしの実がない時の代用品は?
  12. ①ターメリック
  13. ②オレンジジュース
  14. ③サフラン
  15. くちなしの実の使い方をマスターしよう

くちなしの実の割り方・色出し方法は?

くちなしの実の割り方や色出しの方法は、以下の通りです。

①くちなしの実を、手のひらで潰すように2つに割る
②水を入れた鍋に、割ったくちなしの実を入れ煮出す
③黄色い色が出てきたら、キッチンペーパーなどでこす
④保存が可能な器などに入れて、冷蔵保存をする


手で割りにくい時にはキッチンばさみで殻に切れ込みを入れると、割りやすくなります。くちなしの実に含まれている黄色い色素成分であるクロセチンは、水溶性なので煮出すことで色が溶け出します。黄色が出てきたら、火を止めキッチンペーパーなどでこします。分量の目安としては水500mlに対してくちなしの実1個で、15分程度煮出して下さい。

くちなしの実の効能や栄養成分は?

くちなしの実の栄養成分には、以下のような効果があります。

・血流改善作用
・抗酸化作用
・眼精疲労を軽減する
・肩こりを改善する
・血圧降下作用
・鎮痛作用
・炎症抑制作用
・リラックス効果

黄色い天然色素のクロセチンは抗酸化作用があるので、人体に有害の活性酸を減少させる効果があるので、アンチエイジング効果や老化防止を予防してくれます。クロセチンは血流を良くするので肩こりや目の疲れにも効果的です。また、ゲニポシドという栄養素には血圧を下げたり、副交感神経を刺激しリラックス効果を促します。

くちなしの実がない時の代用品は?

くちなしの実がない時にその色の美しさを出すには、何かを代用品として使うことが出来るのでしょうか。ここでは、天然色素を持っている物で、くちなしの実の代わりになる物を紹介します。

①ターメリック

ターメリックには独特の香りがあるため、くちなしの実の代用品として使えるかと心配になるかも知れません。しかし実際に使ってみると、香りも味も気にならない仕上がりとなります。ターメリックをくちなしの実の代用品として使用する場合は、さつまいもを茹でる際に大さじ1のターメリックを入れることで黄色く色付けが出来ます。

②オレンジジュース

栗きんとんを作る際の代用品として、オレンジジュースを着色料として使うことができます。オレンジジュースを使うとオレンジの後味が残ってしまわないかと不安に感じますが、オレンジの爽やかな香りがする栗きんとんが出来上がり、プラスの効果を与えてくれます。ただし、オレンジジュースを代用する場合は、必ず果汁100%のものを使いましょう。

③サフラン

サフランにもくちなしの実と同じく、天然色素のクロセチンが含まれているため、食品の色付けとして代用が可能です。ただし独特の渋みと香りがあるので、栗きんとんのような優しい味わいの食品にはあまり適していないため、作りたい料理によっては使用が向いていません。

くちなしの実の使い方をマスターしよう

栗きんとんによく使われているくちなしの実は、天然色素で安心感があるうえに、綺麗な黄色の色付けができます。栗きんとん以外にどのような使い方があるのか、またどのように色素を出すのかなどをマスターして料理等に幅広く活用してみましょう。

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