太白ごま油とは?ごま油・サラダ油と違いは?使い方や活用レシピを紹介!
太白ごま油を知っていますか?私たちが普段よく見かける普通のごま油と違いはあるのでしょうか?今回は、太白ごま油の特徴や使い方などを、サラダ油と違いを比較しつつ紹介します。太白ごま油の危険性や活用レシピなども紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 太白ごま油とは?普通のごま油と違う?
- 太白ごま油の「太白」の由来・意味
- 太白ごま油と普通のごま油の違いは「焙煎」の有無
- ちなみに太白ごま油とかどやの「純白ごま油」に違いはない
- 太白ごま油とサラダ油の違いは?代用できる?
- ①酸化しにくい
- ②油っぽさがない
- ③栄養成分・効能が豊富
- 太白ごま油とサラダ油は代用しても問題ない
- 太白ごま油の使い方は?
- ①料理・お菓子作り
- ②マッサージ・スキンケアなど美容目的
- 太白ごま油の注意点は?危険性はない?
- 太白ごま油の取り過ぎは危険
- 太白ごま油の活用レシピ!
- ①サラダドレッシング
- ②クッキー
- ③パウンドケーキ
- 太白ごま油の市販商品のおすすめ
- ①竹本油脂 マルホン 太白胡麻油 450g(698円)
- ②九鬼産業 純正太白胡麻油 340g(629円)
- 太白ごま油を使ってみよう!
太白ごま油とは?普通のごま油と違う?
家庭でよく使われているごま油には、白ごま油や黒ごま油、純正ごま油などの複数の種類があります。それぞれに特徴や使用することで得られる効果があります。その中で、お菓子作りなどでもよく使われているのが太白ごま油です。今回、通常のごま油とは焙煎など製造方法が異なる太白ごま油について紹介していきます。
太白ごま油の「太白」の由来・意味
太白ごま油は、マルホンごま油で有名な竹本油脂株式会社の登録商標として名前が付きました。太白とは中国での古い「金星」を意味する言葉で、金星は夜明けに最も輝いて見えることから宵の一番星と呼ばれています。他よりも輝く金星にちなんで、ほかのごま油よりも優れているという意味を込めて太白ごま油という名前が付きました。
太白ごま油と普通のごま油の違いは「焙煎」の有無
太白ごま油と通常のごま油との違いは以下のようになります。
・透き通った白色をしている
・ごまの香りはほとんどしない
太白ごま油は、焙煎したごまを使う普通のごま油とは異なり、生のごまを絞って作ったごま油のことです。ごま油としての性質を残しつつ、焙煎せずに生絞りにすることで煎りごま油の色味や香りを軽減しているのが特徴となっています。
ちなみに太白ごま油とかどやの「純白ごま油」に違いはない
太白ごま油は、太白の商標登録をもつ竹本油脂株式会社をはじめ、様々な食品メーカーが製造、作成しています。かどやの純白ごま油も、良質なゴマを焙煎せずに時間をかけて丁寧に絞って製造しているごま油で、製造過程も一緒であることから太白ごま油と比べても香りや味わい、得られる効果に違いはありません。
太白ごま油とサラダ油の違いは?代用できる?
サラダ油は原材料も一つに限らず、基準を満たした植物油であれば搾って製造することができます。一方の太白ごま油にも、焙煎の有無に関係なく、ごま油としての優れた効果を持っています。ここでは太白ごま油とサラダ油の違いを紹介していきます。
①酸化しにくい
抗白ごま油は抗酸化作用のあるポリフェノールのゴマリグナンを多く含んでいるため、高温で加熱しても酸化しにくいのが特徴です。体内にいれても抗酸化作用が働き、体内の活性酵素を除去することもできるため、健康にも良い働きをしてくれます。酸化しにくいため焼き菓子などのお菓子類を作る際に重宝されています。
②油っぽさがない
太白ごま油は、ごま特有のセサミンという成分によって高温加熱にも強い植物性油脂の油になっています。酸化もしにくい為、揚げ物やお菓子に使用しても、味わいや油っぽさが他の油と比べて軽やかに仕上げることができます。
③栄養成分・効能が豊富
太白ごま油の栄養成分、効能は以下の通りです。
・抗酸化作用
・生活習慣病の予防
・デトックス効果
ほとんどのサラダ油などの植物油は科学溶剤のヘキサンを使用しているため、健康によくないトランス脂肪酸がどうしても含まれます。太白ごま油には、ゴマグリナンという抗酸化物質が含まれており、これにより体内の酸化が抑えられ、コレステロール値の低下や血圧の低下などの生活習慣病の予防と健康維持が可能です。
また、古来より用いられてきたように太白ごま油は香りも気にならない為、顔や体に塗りマッサージを行うことで体内の老廃物を排出するデトックス効果が期待できます。
(*太白ごま油の効能について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)