アイシングクッキーの賞味期限は？手作りは短い？日持ちする保存方法も紹介！

アイシングクッキーの賞味期限や日持ちは紹介した通りですが、より良い状態で保存するにはどうすればよいでしょうか。ここでは、アイシングクッキーの保存方法や、それぞれの保存期間について紹介します。

アイシングクッキーは乾燥している方が状態よく保存でき、水分を含んで湿気ると傷みが早くなります。そこで、水分が入らないようにシーラーでしっかり密封するのがおすすめです。その際、乾燥剤を一緒に入れていると、より水分が入りません。シーラーがない場合は、乾燥剤を入れた密閉容器で保存すれば、2週間～1ヶ月程度日持ちし傷みにくいです。

アイシングクッキーは常温で保存する方法が基本です。直射日光が当たると劣化が進むので、密閉容器でもシーラーをかけた保存袋でも、日の当たらない場所で常温保存します。また、冷蔵庫に入れたほうがより傷みにくく、1ヶ月程度日持ちします。冷蔵庫で保存するときは、冷蔵庫内の匂いが移らないように、しっかり密閉してから入れることが大切です。

より賞味期限を伸ばしたいときは、冷凍保存もおすすめです。冷凍保存するときはしっかり乾燥させておかないと、上手に解凍できません。乾燥したアイシングクッキーを冷凍庫に入れて保存すれば1～2か月程度日持ちします。冷凍したアイシングクッキーを解凍するときは、冷蔵庫に移し替えて自然解凍させます。

アイシングクッキーを手作りするときはアイシングクリームも作りますが、アイシングクリームだけを保存するときは乾燥対策が大切です。一度コルネに入れてしまったアイシングクリームは、そのまま保存すると分離します。そのため、保存するときは一度コルネから出して保存します。クッキングシートを敷いた容器にクリームを集め、乾燥しないようにシートで包んで保存します。

またはクッキングシートで包んだクリームを、さらにラップで包み保存することも可能です。乾燥しないようにラップや保存容器で密閉したら、冷蔵で保存します。アイシングクリームは水分を多く含むので、日持ちは長くありません。アイシングクリームの賞味期限は、冷蔵保存で約1日なので、使う分だけ作る方がおすすめです。

きちんと密閉し、乾燥しないようにしたアイシングクリームは冷凍でも保存できます。冷凍保存すると保存期間は約2か月ほどになりますが、水分が分離する前に早めに使い切るのがおすすめです。冷凍したアイシングクリームを解凍するときは、冷蔵庫に移し替えて自然解凍します。

アイシングクッキーは手作りする場合、早めに食べきる必要がありますが、せっかく作ったのに食べるのがもったいないと感じます。ここでは、アイシングクッキーを作るときに、できるだけ保存期間を長くするコツを紹介します。

クッキーにはバターを使うことが多いですが、バターをたくさん使うとアイシングクリームに油じみが起こるので保存期間が短くなります。また、小麦粉などほかの材料よりも風味の劣化が早いので、バターが多いアイシングクッキーは賞味期限も短いです。

保存期間を長くしたいときは、できるだけバターを少なめにして、素朴な味わいのアイシングクッキーを作るのがおすすめです。

一般的なアイシングクリームには卵白が使われますが、卵白は傷みやすいので保存期間も短くなります。そこで、卵白の代わりにレモン汁やリキュールなどを使ってアイシングクリームを作る方法がおすすめです。卵白以外の材料を使っても、作り方や仕上がりに変化はありません。

アイシングクッキーはしっかり乾燥していると保存期間が長くなり、水分が残ったままだと傷みやすくなります。そのため、製造過程でよく乾燥させることが大切です。シンプルなアイシングクリームの場合、1時間程度で乾燥しますが、何層にも重ねたアイシングクリームはしっかり乾燥するまで8時間程度かかります。

アイシングクリームは表面が乾燥していても、内部に水分が残っていることがあるので注意が必要です。ベースを塗ったら一度密閉容器に入れ、しっかり乾燥させてから続きを塗るようにして、時間をかけて作ると日持ちが長くなります。

また、できるだけ重ね塗りが少ない方が、しっかり乾燥させられます。アイシングクッキーは複雑なデザインにしてアイシングクリームをたくさん使うほど、日持ちが短くなるので、クリームが少なくて済むシンプルなデザインにするのもおすすめです。

手作りしたアイシングクッキーは常温保存では数日で食べきるようにし、長く日持ちさせたいときは冷凍保存をするほうが無難です。紹介した日持ちを長くするコツを参考にして、アイシングクッキーを作ってみてください。