えのきの賞味期限・日持ちは?未開封は短い?冷蔵・冷凍など別に保存法と紹介!
【管理栄養士監修】えのきの賞味期限・日持ちはいつまでか知っていますか?今回は、えのきの賞味期限を〈開封後・未開封〉や〈冷蔵庫・冷凍・乾燥〉など保存法別に比較し、腐ったときの見分け方も紹介します。えのきの保存方法や、新鮮な特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- えのきの賞味期限が書いてない。いつまで…?
- 賞味期限の定義と書いていない理由
- えのきの常温保存はNG
- えのきの賞味期限・日持ち①冷蔵庫で保存
- ①商品袋のまま・未開封で保存した場合(2~3日)
- ②フリーザーバッグに入れて保存した場合(4~5日)
- えのきの賞味期限・日持ち②冷凍保存
- ①フリーザーバッグで保存する場合(約1ヶ月)
- ②えのき氷にして保存する場合(2ヶ月)
- えのきの賞味期限・日持ち③乾燥させて保存
- ①天日干しして保存した場合(約半年)
- えのきの賞味期限が切れたときの見分け方は?
- ①見た目
- ②匂い
- ③味
- えのきの賞味期限切れが心配な場合とは?
- ①ぬめりがある
- ②石づきに黒カビがある
- ③石づきに白カビがある
- えのきの新鮮な場合の特徴とは?
- ①えのきのカサでの見分け方
- ②えのきの色での見分け方
- ③その他
- えのきの賞味期限に注意しよう
えのきの賞味期限が書いてない。いつまで…?
えのきはキノコ類の中で最も生産量が多く、安価でいろいろな料理に使えるため便利です。一方で日持ちがしないイメージがありますが、えのきの賞味期限はいつまででしょうか。
賞味期限の定義と書いていない理由
賞味期限とは、比較的傷みにくい加工食品などに表示され、品質が変わらず美味しく食べられる期限です。混同しやすい消費期限は、安全に食べることができる期限で傷みやすい食品に表示されます。キノコや野菜などの生鮮食品は、日持ちのしないものでもこういった期限が表示されていないことが多いため、見た目などで賞味期限を判断する必要があります。(※1、2)
えのきの常温保存はNG
えのきは低温で栽培されるため、常温での保存には向いていません。高温多湿の場所では傷みやすくカビも発生しやすいため、保存する場合は冷暗所や冷蔵庫、冷凍庫に入れるか乾燥させる必要があります。
えのきの賞味期限・日持ち①冷蔵庫で保存
えのきは常温ではなく冷蔵庫で保存する必要があります。買ってきてすぐに使う場合は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
①商品袋のまま・未開封で保存した場合(2~3日)
えのきをパックに入れたまま・未開封で保存する人も多いですが、この場合の賞味期限は冷蔵庫で2~3日程度と短いです。パックに入れたままだと、えのきから出た水分が袋に付着して傷めてしまうため、あまり日持ちしません。
②フリーザーバッグに入れて保存した場合(4~5日)
買ったえのきをひと手間加えると、もう少し日持ちするようになります。えのきをパックから出し、石づきを落とさずにキッチンペーパーや新聞紙などの水気を吸収する紙にくるみ、フリーザーバッグにいれて冷蔵庫に立てて保存しましょう。こうすると傷みにくくなり賞味期限の目安は4~5日ほど、消費期限は7日ほどに延びます。
えのきの賞味期限・日持ち②冷凍保存
えのきを冷凍保存した場合は、冷蔵保存に比べて賞味期限が伸びます。えのきを買ってきてすぐには使えない場合は冷凍保存がおすすめです。
①フリーザーバッグで保存する場合(約1ヶ月)
えのきをフリーザーバッグに入れて保存するには、まず石づきを取り水分をキッチンペーパーなどでしっかりとったあと一本ずつにほぐし、保存用のフリーザーバッグなどに入れて冷凍庫にいれます。1時間くらい経ったら取り出して袋の上から揉んでさらにほぐし、もう一度冷凍庫に入れます。この方法では賞味期限は1か月ほどです。
えのきを冷凍保存すると、使用するときは袋から取り出してそのまま調理できるので便利です。また、冷凍するとえのきの細胞が壊れて酵素が働きやすい環境になり、うまみ成分であるグアニル酸が増加するため調理する前に解凍するのはおすすめしません。