しめじの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵で日持ちする?解凍のコツや賞味期限の見分け方を紹介!
【野菜ソムリエ監修】しめじの正しい保存方法を知っていますか?これまでしめじの保存方法を、意識しなかった人もいることでしょう。今回は、しめじを〈冷蔵・冷凍・乾燥〉で保存する方法や日持ち期間を紹介します。しめじの賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
しめじを保存するポイントは?
低糖質・低カロリーで栄養価も高いしめじは、日常的に食べたい食材の一つです。しかし一袋の量が多めなので、保存方法に悩む人もいることでしょう。ここでは、しめじを保存するポイントを紹介します。
①保存時に水で洗わない
しめじは水分に弱いため、保存しようと考えているなら、水では洗わないようにしましょう。購入して2~3日で使いきる予定ならパッケージに入れたままで保存してかまいませんが、時間の経過と共に水滴がつきはじめます。水滴がつくと劣化しますので、注意が必要です。
(*しめじを洗うか洗わないかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②常温で保存しない
しめじは、寒い時期になら冷暗所で常温保存してもよいのか、疑問に思う人も多いことでしょう。基本的には、しめじは常温ではなく、冷蔵保存することをおすすめします。それは、常温保存することでしめじに菌糸があらわれるからです。少量であれば菌糸を食べても問題ありませんが、大量になると体調不良の原因となるのでおすすめできません。
春日爽花
野菜ソムリエ
菌糸はきのこの表面にはえる白いフワフワしたカビです。食べても問題はありませんが、食べる際にはキッチンペーパーで拭き取るか洗うようにしましょう。
③新鮮なしめじを選ぶ
しめじを日持ちさるなら、新鮮なものを選ぶのが基本です。新鮮なしめじには、以下の特徴が見られます。
・しめじのカサが開きすぎていない
・しめじのカサが小さめでハリがある
・しめじの軸が短くて太い
・全体的に弾力がある
・しめじ全体が一株に固まっている
パッケージ入りのしめじの鮮度を判断する際には、上記の特徴に加えて、水滴がついていないことを必ず確認しましょう。
④栄養価・旨味を高めたい場合は冷凍保存する
しめじは冷凍保存することで長期保存できるだけでなく、グアニル酸・グルタミン酸・アスパラギン酸などが活性化するため、栄養価や旨味が高まります。しめじが安売りされている時にはまとめて購入し、冷凍保存しておくとよいでしょう。
(*しめじの栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
しめじを冷蔵保存する方法・日持ち期間は?
しめじは水分にさえ気をつければ、冷蔵でも長期保存が可能です。ここでは、しめじを冷蔵保存する方法と日持ちする期間について説明します。
冷蔵での保存方法
しめじを冷蔵保存するための手順は、以下の通りです。
①しめじをパッケージから取り出す
②キッチンペーパーで、しめじ表面についた汚れを拭きとる
③しめじの石づきをつけたまま、乾いたキッチンペーパーで包む
④③をポリ袋に入れて、冷蔵庫に入れる
冷蔵したしめじを日持ちさせたいなら、冷蔵室ではなく野菜室に入れるのがポイントです。また、キッチンペーパーがしっとりしているようなら、取り換えた方が安心です。冷蔵室より野菜室の方が温度が若干高めで、しめじの保存に適しています。