「もうかさめ」とは?味はまずい?栄養価・下処理の仕方や人気レシピなど紹介!
「もうかさめ」という食用サメを知っていますか?サメの味わいはまずいイメージですがどうなのでしょうか?今回は、「もうかさめ」の〈味わい・旬の時期・栄養価〉など特徴に加え、切り身の下処理・下ごしらえ方なども紹介します。「もうかさめ」の食べ方や〈煮付け・ムニエル〉など人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
もうかさめは癖がなく淡泊な味わいが特徴の食用サメですが、どんな料理にすると美味しく食べられるのでしょうか。ここでは、もうかさめの心臓や皮などの珍味も含めた美味しい食べ方を紹介します。
「もうかさめ」は身以外に心臓・皮も食べられる
もうかさめは肉以外に心臓や皮を食べることができ、特に心臓はもうかの星と呼ばれ宮城県の気仙沼地域で珍重されています。新鮮なもうかさめの心臓は下処理をして薄くスライスし、にんにく醤油や生姜醤油で食べるのがおすすめです。刺身が苦手な場合や鮮度に心配がある時は、塩焼きにするとコリコリとした食感を楽しめむことができます。
「もうかさめ」に合う調理法・料理
もうかさめに合うおすすめの調理法は、以下の通りです。
・煮付け
・フライ
・ムニエル
・竜田揚げ
もうかさめの身は独特なピンク色をしており、しっとりして柔らかいけれど少し弾力があるのが特徴です。白身魚と鶏肉の中間のようなしっかりした肉質なので、煮崩れしにくく火を通しても硬くなりにくいので煮付けやムニエルにすると美味しい魚です。揚げ物は香ばしくふっくらとした食感を味わえるうえに、やや弾力があるので食べ応えのあるおかずになります。
「もうかさめ」を使った人気レシピ
もうかさめの肉質は柔らかく適度な弾力があることで、脂肪分が少ない魚なのでとてもヘルシーです。ここでは、もうかさめのおすすめ人気レシピを3つ紹介するので参考にしてみて下さい。
①もうかさめの唐揚げ
もうかさめの唐揚げを作る手順は、鶏肉の唐揚げを作る時とほぼ同じです。下味を付けてから長く置きすぎると、魚肉から水分やコラーゲンが流出してパサついた食感になってしまうので注意しましょう。
②もうかさめの煮付け
もうかさめの煮付けは、調味料を合わせた煮汁をに立ててもうかさめの肉を入れ、落し蓋をして煮詰めていくだけの簡単なレシピです。タラなどの白身魚は煮崩れしやすいですが、もうかさめはしっかりした肉質なので裏返すこともでき、味を絡ませやすいのが利点です。
③もうかさめのムニエル
もうかさめのムニエルを美味しく作るポイントは、小麦粉をはたいて水分の流出を防ぐことでしっとりとした柔ら食感に仕上げることです。下味をカレー粉やハーブソルトにアレンジすると、味のバリエーションを楽しめておすすめです。