コーヒーかすの再利用法11選!どう活用する?乾燥させ方や食べる方法まで紹介!
コーヒーかす(出がらし)は再利用できることを知っていますか?今回は、<消臭・虫除け・肥料・除草・燃料>などコーヒーかすの使い道11選に加え、乾燥させる方法を紹介します。コーヒーかすを食べる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
⑧消臭石鹸として活用する
コーヒーかすには油を落とす効果や消臭効果があるので、石鹸として活用するのもおすすめです。一般的なシンプルな石鹸を細かく刻み、電子レンジで温めて溶かします。とけた石鹸成分に、コーヒーかすを混ぜて型に流し込み、冷やせばコーヒーかすの石鹸が作れます。
油汚れに強く、コーヒーの匂いで消臭効果が期待できるので、手についたにんにく臭や魚の匂いなどを消したいときに便利です。また、コーヒーかすは肌のくすみや老廃物を取り除く役割も果たすので、洗顔石鹸に活用するのもおすすめです。肌に合うかは個人差があるため注意が必要ですが、毛穴の汚れ落としなどにも使用できます。
⑨染料として活用する
コーヒーかすは様々な製品を染める染料として、再利用する方法もあります。コーヒーかすをお茶パックや布などで包んでこぼれないようにし、お湯を注いで10分程度置いておきます。放置している間にお湯がコーヒーの色に変わるので、その液体に染めたいものをつけて乾かせば完成です。
白いハンカチなどは手軽に染められるので、ぜひ試してみてください。紙を染めると、よい風合いのセピア色に近い色に染められます。微妙な色の濃さは、放置する時間やコーヒーかすの量で調整してください。また、抽出したコーヒー液を木材に塗れば天然の塗料になります。塗っている間も嫌なペンキの匂いがせず、乾くまでの間もコーヒーのよい匂いが漂います。
⑩除草剤として活用する
コーヒーかすは発酵させれば肥料になりますが、そのまま使うと天然の除草剤として活用できます。コーヒーかすに含まれているポリフェノールやカフェインには植物の芽が出るのを抑制する効果があります。除草剤に使うときは、乾燥させずそのまま土にまくだけです。
カフェインなど含まれている成分の効果が薄くなると、雑草が生えてきます。しかし定期的にコーヒーかすをまき続けることで、草が生えにくい状態をキープできます。ハーブなど育てたい植物が近くにあるときは、注意して使用してください。
また、コーヒーかすは土を酸性にする働きがあるので、アルカリ性を好む雑草避けにも効果的です。除草剤は使いたいものの、農薬は使いたくないという人にもおすすめです。
⑪針山に活用する
コーヒー豆は乾燥させて針山の中身として、綿のクッションの代わりに再利用するのもおすすめです。コーヒーかすに油分が含まれているので、布滑りもよくなります。さらに、コーヒーかすで作った針山を使うと油分がコーティングになり、針がさびにくくなります。好きな柄の布で作れば、可愛らしいオリジナルの針山ができるので、余り布などで試してみてください。
コーヒーかすを乾燥させる方法は?
コーヒーかすには様々な再利用方法がありますが、中には乾燥させてから使う方法も含まれています。ドリップした後にできるコーヒーかすは水分を含んでいますが、どうすれば上手に乾燥させられるのでしょうか。ここでは、コーヒーかすを乾燥させる方法を紹介します。
①電子レンジ
電子レンジでコーヒーかすを乾燥させる方法は、以下の通りです。
1.平たい耐熱皿にコーヒーかすを入れて、表面をならす
2.電子レンジで1~2分程度、加熱する
3.何度か混ぜながら、完全に乾燥するまで加熱する
コーヒーかすは乾燥しやすいように、平皿に入れて加熱します。短時間で乾燥させようとして高いワット数で加熱すると、中で飛び散る場合があるので注意が必要です。おすすめは00~600W程度で、加熱ムラがないように時々かきまぜながら加熱すると、上手に乾燥させられます。
②フライパン
フライパンでコーヒーかすを乾燥させる方法は、以下の通りです。
1.フライパンにコーヒーかすを入れて加熱する
2.焦がさないように弱火で混ぜながら、完全に乾燥するまで炒り続ける
フライパンで乾燥させるときは、焦がさないように注意が必要です。やや弱火で木べらなどでかき混ぜたり、フライパンを振りながらじっくり乾燥させると上手に乾燥できます。乾煎りをしている間もコーヒーのよい匂いが楽しめるので、部屋全体の消臭にも効果的です。
③天日干し
天日干しでコーヒーかすを乾かすのは、時間がかかりますが最もエコな方法です。
1.ザルや皿に、キッチンペーパーや新聞紙を敷く
2.コーヒーかすを広げておき、天日でゆっくり乾燥させる
天日干しをするときは、コーヒーかすが風で飛んでしまわないように注意します。風で飛ばされず、日がよくあたる場所に広げておくと上手に乾燥できます。コーヒーかすが広げられる皿やザルにキッチンペーパーか新聞紙を敷いて、その上にコーヒーかすを広げるだけです。真夏でも時間がかかる方法ではあるものの、光熱費もかからずエコな方法です。
コーヒーかすは食べることも可能?レシピを紹介!
コーヒーかすは掃除や消臭、ガーデニングの肥料など、色々な再利用方法がありますが、食品として食べることも可能で、食べてしまえばごみの削減にも役立ちます。ここでは、コーヒーかすを使った再利用のレシピを紹介します。