カレーの具材を炒める順番は?理由・意味ある?肉を入れるタイミングも紹介!
カレーの具材を炒める順番や理由を知っていますか?肉を入れるタイミングはいつでしょうか?今回は、<玉ねぎ・にんにく・豚肉・ひき肉・牛肉・なす>などカレーの具材を炒める順番と炒める理由を紹介します。カレーのレシピ・作り方のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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カレーの具材を炒める順番に正解はあるの?
カレーを作るときには、肉と野菜などの具材を炒めてから作りますが、炒める順番は決まっているのでしょうか。玉ねぎは飴色になるまで炒める、肉は炒めすぎると硬くなることなどはよく知られていることです。そこでこれらの条件をクリアし、具材を炒める正しい順番について詳しく説明するので、カレーを作るときの参考にしてください。
カレーの具材を炒める順番は?肉を入れるタイミングは?
カレーは煮込み料理ですが、肉と野菜などの具材を正しい順番に炒めてから煮込むことが、カレーを上手に作ることのポイントです。そこで、具材を炒める順番や、どれくらい炒めればいいのかなどを説明します。また、硬くなりがちな肉を入れるタイミングも紹介します。
①油&にんにく
カレーの具材を炒める前に、まずは油を熱します。にんにくを入れるならこのタイミングで、弱火でじっくり5分ほど、焦がさないように炒めます。香りが立ってきたら次の食材を入れますが、そうすることで油ににんにくの香りが移ります。
②肉類&なす
にんにくの香りのついた油で次に炒めるのは肉です。カレーに入れる肉は牛肉や豚肉・鶏肉・ひき肉などがありますが、好みのものを入れてください。なすをカレーに入れる場合は、肉を炒めて脂が出たタイミングで入れると、油と相性のいいなすが油を吸って美味しくなります。ひき肉以外の肉は加熱しすぎると硬くなるので、色が変わったら一旦鍋から取り出します。
なすは加熱しすぎると柔らかくなって煮崩れの原因になるため、表面がカリッとして焼き色が付いたら、一旦鍋から取り出しましょう。
③玉ねぎ
肉となすを取り出した鍋で、次に炒めるのは玉ねぎです。鍋は洗わず、スライスした玉ねぎを弱火で飴色になるまで、じっくり時間をかけて炒めましょう。こうすることで、肉の旨みが玉ねぎに加わります。飴色になるまで炒めるには、玉ねぎの水分を完全に蒸発させる必要があり、30分から40分とかなり長い時間が必要になります。
しかしカレーの場合は玉ねぎの後に他の野菜も炒めるので、玉ねぎだけで炒める時間は20分程度で構いません。玉ねぎを飴色になるまで炒めると甘みと深いコクが加わり、絶品のカレーに仕上がります。もし時間がない場合は、玉ねぎ全体が透き通って、きつね色に焼き色が付くまで炒めましょう。炒めた玉ねぎは鍋から取り出さず、次の野菜を加えます。
④にんじん
次にこの鍋に入れるのは、一口大に切ったにんじんです。にんじんは比較的硬い具材のため、中火で軽く焼き色が付くまで炒めます。ただし、鍋には炒めた玉ねぎが入っているので、これを焦がさないように気をつけましょう。
にんじんを炒める時間は中火で5分ほどで、炒めたら鍋から取り出さず、次の野菜を入れてください。時短にするには、にんじんはあらかじめ電子レンジ加熱をしておきましょう。
⑤じゃがいも
最後に鍋に入れるのは、食べやすい大きさに切ったじゃがいもです。じゃがいもはなす同様に柔らかくなりやすい野菜で煮崩れしやすいため、表面に薄く焼き色が付く程度に炒めてください。炒める時間はにんじんを炒め始めてから5分から10分が目安のため、じゃがいも単独では1~2分ほどの短い時間になります。
炒め終わったら一旦取り出した肉やなすを鍋に戻し、水を加えて肉と野菜が柔らかくなるまで中火で煮ましょう。
カレーの具材を炒める理由とは?
カレーは肉と野菜を煮込む料理ですが、なぜ煮込む前に炒める必要があるのか、不思議に思うかもしれません。しかしそれにはいくつかの理由があり、炒める一手間によってカレーを格段に美味しく、見栄え良く仕上げてくれます。ここでは、カレーの具材を炒める理由を詳しく紹介します。