山椒の実は生で食べられる？毒は？販売時期や美味しい食べ方・レシピを紹介！
山椒の実の食べ方を知っていますか？生でも食べられるのでしょうか？今回は、山椒の実の美味しい食べ方を下処理の仕方とともに紹介します。山椒の実の大量消費レシピやスーパなどで買える旬の時期についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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山椒の実は生で食べられる？毒はない？
香りが良く粉山椒など料理のスパイスとして知られている山椒ですが、実を生で食べることはできるのでしょうか。生で食べると、毒などにあたることはないのかを紹介します。
山椒の実は食べすぎなければ体に有毒ではない
山椒の実を食べ過ぎると下記のような症状がでます。
・舌がしびれる
・下痢や嘔吐になる可能性がある
・かゆみやかぶれを発症する
・意識障害や酩酊状態になる
山椒の実にはキサントキシンと呼ばれる麻痺成分である痙攣毒が含まれていますが、人間や動物に対する毒性は弱いので適量であれば舌がしびれる程度です。多量に摂取しない限り心配はありませんが、食べ過ぎると意識障害や酩酊状態などの強い痙攣をおこしてしまう可能性があるので、摂取量には注意が必要です。
山椒の実そのもののアレルギーではないのですが、しびれやかゆみを発症してしまう人もいるため、花粉アレルギーがある人は注意をして下さい。
山椒の実の下処理の仕方は？
生の山椒の実の下処理は下記の手順で行います。
①枝から一つ一つ実を外す
②山椒の実を洗う
③鍋にお湯を沸かし塩小さじ1を入れる
④鍋に山椒の実を入れる
⑤5～7分程茹でる
⑥30分～1時間水にさらす
⑦ザルに山椒をあけ水を切る
⑧キッチンペーパーなどで水気をしっかりとる
山椒の実を水洗いをする際はゴミや虫を取るようにしっかり洗います。茹で上げるタイミングは指の腹でつぶれるくらいが目安ですが、ひとつ味見をしてまだアクが強いようなら水を変えながら再度水にさらします。
山椒の実を直ぐに使わない場合は小分けにしてラップや保存可能な袋に入れ密封をし、冷凍保存してください。1年間は保存が可能ですが、時間の経過と共に劣化し風味が損なわれるためできるだけ早く使い切りましょう。
山椒の実の美味しい食べ方は？大量消費レシピを紹介！
下処理した生の山椒の実は、どのような食べ方が美味しいのでしょうか。山椒の実の香りを楽しみながら大量消費できる、美味しいレシピを3点紹介します。
①山椒の実の醤油漬け
山椒の実の醤油漬けは様々な料理の調味料として使え、保存も出来るので作っておくと便利です。醤油のみで漬けても良いですが、醤油と酒に好みでみりん・白だしを少々加えても、優しい味わいの醤油漬けが出来ます。
②ちりめん山椒
ご飯のお供として香りよく人気のちりめん山椒はおつまみにもなり、保存もきくので常備菜としておすすめです。山椒の実の分量でピリッとした味わいを調整しますが、大量に消費したいからと入れ過ぎないように気をつけましょう。
