白醤油とは?薄口醤油や白だしと違いは?味・作り方や商品のおすすめも紹介!

白醤油とはどんな醤油か知っていますか?馴染みがない方も多いかもしれませんが、今回は、白醤油の〈味・色〉など特徴や使い方の違いを、薄口醤油・白だしと比較して紹介します。白醤油の商品のおすすめや、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 白醤油(しろしょうゆ)とは?どんな醤油?
  2. 愛知発祥「白醤油」は醤油5種類の内の1つ
  3. 白醤油の作り方
  4. 白醤油の色・風味など特徴と使い方
  5. 白醤油と薄口醤油・白だしとの違いは?代用OK?
  6. ①白醤油と薄口醤油の違い
  7. ②白醤油と白だしの違い
  8. 白醤油のおすすめ商品
  9. ①七福醸造 有機JAS白しょうゆ 1.8l(2,484円)
  10. ②盛田 白醤油 特級 300ml×2本(663円)
  11. ③日東醸造 足助仕込三河しろたまり 300ml(605円)
  12. ④湯浅醤油 蔵匠 白搾り 720ml (1,380円)
  13. 白醤油の活用レシピ
  14. ①ナスの白醤油和え
  15. ②白醤油出汁の煮卵
  16. ③桃の白和え
  17. ④白醤油で食べるアボカドの刺身
  18. ⑤子持ち高菜の白醤油漬け
  19. ⑥新玉葱のベジ蓮根肉詰め
  20. 白醤油を食べてみよう

白醤油(しろしょうゆ)とは?どんな醤油?

醤油は日本人には馴染みの深い調味料の一つですが、白醤油と聞くとあまり馴染みが無い方も多いかもしれません。ここでは白醤油とはどのような調味料なのか、その作り方や特徴などを紹介します。

愛知発祥「白醤油」は醤油5種類の内の1つ

白醤油は5種類ある醤油の内の1つで、醤油には以下のような種類があります。

・濃口醤油
・薄口醤油
・たまり醤油
・さいしこみ醤油
・白醤油


濃口醬油は醤油の全生産量の8割以上を占める、日本で最もポピュラーな醤油です。薄口醤油は濃口醤油よりも色が薄く、うどんや煮物など色をつけたくない料理に使われます。また、たまり醤油は中部地方で主に生産されている色が濃い醤油です。さいしこみ醤油は濃口醤油と薄口醤油の丁度中間に位置していて、ステーキや刺身に合います。

一方の白醤油は最も生産量が少なく、愛知県碧南市が発祥の地とされています。醤油は一部の商品をのぞいて小麦を使っているので、小麦粉を使った食品にアレルギーがある方は注意が必要です。

(*醤油の種類別の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

醤油の種類別の違いは?塩分濃度・製法など特徴や料理への使い分け方を紹介!

白醤油の作り方

白醤油は大豆1に対し小麦9の割合で作り、麹と塩、水と混ぜたら2か月間熟成させます。この時、普通の醤油は混ぜるのですが、混ぜると色が濃くなるので白醤油は静かに置いたまま混ぜません。熟成が進んだら残った麹で2回目の仕込みを行い、最終的に1回目に仕込んだ白醤油と2回目に仕込んだ白醤油をブレンドして完成です。

白醤油は小麦を主体とした醤油なので、大豆を主な材料にした醤油とは味わいや香りが異なります。

(*醤油の原材料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

醤油の原材料・成分は?種類別の製造方法・工程についても解説!

白醤油の色・風味など特徴と使い方

白醤油は色が薄く琥珀色と形容されることもあります。糖分濃度が高いため甘い味わいがあり、大豆の使用量が少ないのでうまみは他の醤油より弱くなりますが、醤油臭さが薄いのも特徴です。使い方は普通の醤油と基本的には同じですが、ダシの味を際立たせるために醤油臭さを減らしたい時や洋風料理の隠し味に合います。

白醤油と薄口醤油・白だしとの違いは?代用OK?

醤油と言っても様々な種類がありますが、ここでは白醤油と薄口醤油、白だしの違いや代用が可能かどうかについて説明します。

①白醤油と薄口醤油の違い

白醤油と薄口醤油は色が薄いところは似ていますが、製法が全く異なるため、味も違います。白醤油の色の薄さは、熟成期間の短さや攪拌せずに作る製法の特徴によって生まれますが、一方の薄口醤油の色の薄さは塩水や甘酒などで色を調整することによって生み出したものです。

色味が似ており、どちらも醤油ならではの風味はあるので白醤油を薄口醤油で代用することはできますが、白醤油独特の香りは得られないことは理解しておく必要があります。

②白醤油と白だしの違い

白醤油と白だしは、白醤油は純粋な醤油であるのに対し、白だしは醤油にかつお節や昆布などを原料にしたダシや砂糖などを入れた万能調味料であることに大きな違いがあります。白だしはしらだしと呼ばれることもあり、作り方も簡単で家庭でもすぐに作ることができます。

白だしは色が薄く白醤油に似た見た目はしているものの、醤油以外の風味付けや味付けがなされているため、白醤油の代用にはならないでしょう。

なお、値段に関しても白醤油の方が高く、家庭で使われるよりも料亭などの飲食店で多く使われる傾向にあります。料理の世界でも白醤油は人気があり、昨今では海外の料理人にも愛用者が増えているそうです。

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