ミモレットチーズの美味しい食べ方は?表皮は食べる?切り方や活用レシピも紹介!
ミモレットチーズの美味しい食べ方を知っていますか?どんな料理に合うのでしょうか?今回は、ミモレットの味わい・香りや切り方を、美味しい食べ方とともに紹介します。ミモレットを使った人気レシピや、おすすめ通販商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ミモレットチーズとは?どんな味わい?
- ミモレットチーズはダニで熟成するオレンジ色のチーズ
- ミモレットの味わい・香りは熟成期間によって変化する
- ミモレットの食べ方は?皮ごと食べてOK?
- ミモレットの食べ方はそのまま・料理に使うどっちでもOK
- ミモレットの皮は基本的に食べない
- ミモレットはワインと一緒に食べるのがおすすめ
- ミモレットの切り方は?
- ミモレットの美味しい食べ方・活用レシピを紹介!
- ①ミモレットとアボカドのパスタ
- ②じゃがいもとミモレットのおつまみ
- ③ミモレットとフムス風ディップのトースト
- ④ミモレットとチキンのリゾット
- ⑤里芋とミモレットのサラダ
- ミモレットのおすすめ商品は?
- ①フランス産ミモレットエキストラヴィエイユ18ヶ月
- ②ミモレット22ヶ月熟成 AOCチーズ
- ③ミモレット 詰め合わせ 食べ比べセット
- ミモレットの美味しい食べ方を試してみよう!
ミモレットチーズとは?どんな味わい?
世界には1000種類以上ものチーズがあるとされており特徴は様々ですが、ミモレットとはどのようなチーズなのでしょうか。ここでは、ミモレットの特徴や味わいなどについて詳しく紹介します。
ミモレットチーズはダニで熟成するオレンジ色のチーズ
ミモレットは鮮やかなオレンジ色の、牛乳を原料にして作られるセミハードタイプのチーズです。ミモレットはダニによって熟成させるところが特徴で、その製法はエダムチーズと同じです。ダニと聞くと悪いイメージが浮かびますが、ミモレットチーズの外皮についているだけなので、チーズを食べても問題ありません。
ミモレットの熟成に使われるのはシロンと呼ばれるダニで、表面のカビを餌に繁殖します。その際、ダニはミモレットの表面を覆いコロニーと呼ばれる穴に棲みます。ダニの繁殖でチーズの表面の水分や脂肪分を調節し、チーズの長期保存が可能となる仕組みです。
熟成が若いミモレットは、ナイフでも切りやすいやや柔らかいチーズであることから、「半分柔らかい」の意味をもつフランス語の「mi-mollet(ミ・モレ)」が名前の由来です。また、ミモレットは原産のフランス北部フランドル地方のリールの町の名前を取った「Boule de Lille(ブール・ド・リル)」の別名も持っています。
(*チーズの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ミモレットの味わい・香りは熟成期間によって変化する
熟成期間 | 呼び名 |
2~6ヶ月 | ジュンヌ |
6~12ヶ月 | ドゥミ・ヴィエイユ |
12~18ヶ月 | ヴィエイユ |
18~24ヶ月 | エクストラ・ヴィエイユ |
ミモレットは、熟成の度合いによって呼び名も味わいも変わるチーズです。上記の表は、ミモレットの熟成期間における呼び名を列挙したもので、熟成期間が長いエクストラ・ヴィエイユに近づくほど濃厚な味わいが楽しめます。熟成期間の若いジュンヌは色も明るい橙色で、味わいはあっさりしていてくせもありません。
チーズが苦手な人でも食べやすい軽やかな風味が楽しめます。ヴィエイユになると、熟成度は深まり、より凝縮された濃厚な味わいに変化します。チーズもハードタイプのように固くなり、からすみのような奥深い風味が出るところが特徴です。
エクストラ・ヴィエイユになると、よりハードタイプのチーズに近くなり、ナイフではなく削って使われる方が多いです。キャラメルのような香ばしい香りを持ち、味わいもさらに複雑になります。
ミモレットの食べ方は?皮ごと食べてOK?
ミモレットは熟成期間によって味わいや香り、固さも変わるチーズですが、どうやって食べるのがよいでしょうか。ここでは、ミモレットの食べ方について具体的に紹介します。
ミモレットの食べ方はそのまま・料理に使うどっちでもOK
ミモレットを使ったおすすめの食べ方や料理を、以下に紹介します。
・そのまま食べる
・サラダ
・パスタやリゾット
・サンドウィッチ
・トースト
ミモレットはそのままカットして食べても美味しく、ワインと相性がよいのでおつまみとして楽しめます。少し固くなってきたハードタイプに近づいているときは、噛むのではなく口の中で溶かすように味わうのがおすすめです。また、スライスしたミモレットはサンドウィッチの具材にはさんだり、サラダの具材にしても美味しいです。
熟成期間が長いミモレットは、少しの量でも味わいが濃いので分厚くせず、薄くスライスして使いましょう。スライスするのが難しい、熟成期間が長いミモレットは削って使います。パスタやリゾットに加えると奥深い味わいや濃厚なチーズの香りがつけられます。
ミモレットの皮は基本的に食べない
ウォッシュチーズや白カビチーズは、チーズの皮も食べるのが一般的ですが、ミモレットは皮を食べません。ミモレットの外皮は固く、ダニがついていた部分なので食べずに切り落とします。ミモレットに限らず、ハードタイプやブルーチーズの中には、ダニがいるチーズも多いです。
仮にダニを食べても問題はありませんが、スライスしたり、削ったりする前に取り除くのが基本的な食べ方です。
ミモレットはワインと一緒に食べるのがおすすめ
ミモレットはワインと相性がよいチーズで、以下のような特徴のワインに合わせるのがおすすめです。
・軽い口あたりの赤ワイン
・コクのある白ワイン
・フルーティーな酸味のあるワイン
・まろやかな甘みのあるポートワイン
ミモレットは熟成度合いで味わいが変わりますが、若いジュンヌに近いものは、軽やかな風味のワインによく合います。赤ワインでも軽くて口当たりがよいものや、チーズのコクに負けない香り高い白ワインがおすすめです。チーズにまろやかな旨味があるので、さっぱりしたフルーティーな酸味があるワインともよく合います。
また、熟成が深まったミモレットには、同じように熟成されたポートワインを合わせます。はちみつのような甘みはエクストラ・ヴィエイユの香ばしい香りと相性抜群です。