北海道の米「ななつぼし」の特徴は？味の評価・値段は？ゆめぴりかとも比較し紹介！

ゆめぴりかは甘い香りと強い粘りが特徴のお米で、香りも粘りも控えめなななつぼしとは違い、以下のような料理によく合います。

・肉料理
・味の濃い料理
・お弁当
・おにぎり

ゆめぴりかは甘い味わいのお米なので、肉料理をはじめとする濃い味の料理と合わせても負けることはありません。一方のななつぼしは甘味も香りもあっさりしているため、合わせると物足りなく感じる料理もあります。そしてゆめぴりかもななつぼしと同様に冷めても美味しいお米なので、お弁当やおにぎりにおすすめの点は共通しています。

ななつぼしの白米を美味しく炊く方法は、以下の通りです。

【無洗米の場合】
①炊くお米の重量の1.45倍の水を用意する
②釜に水を入れてから、ななつぼしを入れる
③②をかきまぜないで、1時間以上置く
④炊飯器で炊いたら出来上がり

【普通の白米の場合】
①計量カップで計ったななつぼしを、混ぜるようにして2～3回ほど軽く洗う
②精米したてのななつぼしの場合は、①を水につけて2時間ほど置く
③②をザルにあげて水気をしっかりきる
④③を釜に入れて、①を計った計量カップで同量の水を入れる
⑤炊飯器で炊いたら出来上がり

無洗米は1合に対して230ccの水を用意し、先に釜に入れておきます。ななつぼしのでんぷん質が浮き上がらないようにするためで、その方が美味しく仕上がるのでかき混ぜてはいけません。また普通の白米の場合は、精米して1週間以内のななつぼしの方が艶やかで香り良く炊き上がります。

無洗米でも通常のななつぼしでも、炊き上がったらすぐに蓋を開けて切るようにほぐすのがポイントです。また、炊いたななつぼしを木のおひつに入れると、余分な水分が抜けてより美味しく食べられます。

ななつぼしの玄米を美味しく炊く方法は、以下の通りです。

①玄米を計量カップですりきる
②玄米のヌカ層に傷がつくほどの力で、しっかり研ぐ
③②をザルにあげて水気をしっかりきる
④③を釜に入れて、①を計った計量カップでななつぼしの1.5倍の水を入れる
⑤④を半日から1日程度置き、浸水させる
⑥炊飯器で炊いたら出来上がり

ななつぼしの玄米の場合はしっかりと力を入れて研ぎ、十分に水に浸してから炊くことでお米がふっくら仕上がります。玄米の炊き上がりを固めにしたい時には水の量を減らすなど、自分好みに調整するとよいでしょう。