ハモ鍋とは?出汁の取り方は?作り方やなぜ玉ねぎが重要具材なのかも紹介!

ハモ鍋を知っていますか?淡路島発祥の関西(主に京都)で盛んに食べられる料理です。今回は、ハモ鍋の作り方を〈出汁の取り方・具材&材料〉などポイントや、食べ方・しめのおすすめとともに紹介します。ハモ鍋になぜ玉ねぎを入れるのかやお取り寄せ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ハモ鍋とは?どんな鍋料理?
  2. ハモ鍋の出汁の取り方・コツは?
  3. ハモ鍋に入れるべき具材・野菜は玉ねぎ?なぜ?
  4. ハモ鍋のおすすめの食べ方は?調味料はポン酢が一番?
  5. ハモ鍋の作り方と絶品しめレシピを紹介!
  6. ハモ鍋のお取り寄せ商品は?
  7. ハモ鍋を作ってみよう!

ハモ鍋とは?どんな鍋料理?

高級魚のハモには天ぷらや湯引きなど人気の料理が数多くありますが、ハモ鍋はどのような料理なのでしょうか。まずは、ハモ鍋のルーツや主に食される地域について紹介します。

ハモ鍋は淡路島発祥の郷土料理

ハモ料理の歴史は古く、淡路島は300年も前からハモの本場として名を馳せています。そして、ハモ鍋は淡路島から少し南の沼島で生まれた郷土料理で、地元では夏の滋養食として親しまれています。ハモの旬は初夏と晩秋の2回ありますが、特に産卵後の晩秋のハモは冬を越すため身に栄養を蓄えており、脂の乗りが良く濃厚な味わいでハモ鍋に最適です。

ハモ鍋は京都など関西で盛んに食べられている

ハモ鍋は主に関西で広く知られており、特に京都では夏の味覚としてハモ料理が欠かせません。淡路島が本場であるハモが京都や大阪で発展した理由は、ハモの生命力の強さにあります。

生命力の強さゆえに、鮮魚を輸送する技術が乏しかった時代でも、瀬戸内海や明石海峡で水揚げされたハモを生きたまま京都や大阪まで運ぶことができました。それから、骨切りと呼ばれる技術を生み出し、関西圏で盛んに食べられるようになったそうです。

ハモ鍋の出汁の取り方・コツは?

ハモ鍋を美味しく味わうためには、丁寧に出汁を取ることが重要です。ここでは、ハモ鍋の出汁の取り方やコツを紹介します。また、ハモの出汁を活用できる料理も参考にしてください。

ハモのアラを使った出汁を取り方・手順

ハモのアラを使った出汁の取り方は以下の通りです。

①ハモの頭と骨を用意する
①ハモの頭を半分に切る
②頭と骨に塩を振って白焼きにする
③白焼きにした頭と骨を鍋に移し、少量の水と酒で煮る
④出汁が透明になったら、ガラを引き上げて完成


焼いたハモの頭や骨を使うと、高級料亭のような本格的な出汁が取れます。ハモのアラを白焼きにする際、焦がしてしまうと美味しい出汁が取れないため、様子を見ながらじっくり焼き上げましょう。また、灰汁を丹念に取り除くことで澄んだ出汁に仕上がります。

ハモ出汁は鍋以外の活用法も豊富

ハモの出汁は、鍋以外にも下記のような料理に活用できます。

・吸い物
・煮物
・炊き込みご飯
・出し茶漬け
・パスタ


ハモの出汁はあっさりとした上品な味わいなので使い道は多岐にわたり、和食だけでなくトマトソースやバジルソースのパスタにも利用できます。ハモの旨味がつまった出汁を使うと、味付けを薄味にしても美味しく出来上がります。

ハモ鍋に入れるべき具材・野菜は玉ねぎ?なぜ?

旨味の詰まった出汁が完成したら、ハモ鍋の具材を用意しましょう。ハモ鍋にはどのような具材が適しているのか、また玉ねぎを入れると言われる理由も解説します。

玉ねぎの甘みとハモの旨みが相性抜群

ハモと一緒に煮込むおすすめの具材には、以下のようなものが挙げられます。

・白菜
・白ネギ
・豆腐
・きのこ
・人参
・玉ねぎ


ハモ鍋も基本的には他の鍋と同じような材料を用意しますが、玉ねぎを加える点が特徴的です。玉ねぎの甘味とハモの旨味の相性が非常に良く、玉ねぎは臭み消しの役割も果たします。特に淡路島発祥のハモと、同時期に収穫される強い甘味をもつ名産の淡路島玉ねぎの組み合わせは絶妙です。

ハモ鍋のおすすめの食べ方は?調味料はポン酢が一番?

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