赤オクラの特徴は?茹でるより生食が良い?色止めする調理法やレシピを紹介!
赤オクラとは何かを知っていますか?今回は、赤オクラの<品種・産地・旬の時期・栄養>など特徴や、食べ方は茹でるより生がおすすめな理由を紹介します。赤オクラを色止めするコツや、<天ぷら・ピクルス・浅漬け・炒め・生サラダ>などの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 赤オクラとは?どんな特徴の野菜?
- 赤オクラの味や旬の時期・品種など特徴
- 赤オクラは栄養素「アントシアニン」が特徴的
- 赤オクラの食べ方は?茹でるより生がいいの?
- 赤オクラは生食が一番「色素」「栄養」を残すことができる
- 赤オクラの色落ちしない調理法は?色止めできる?
- 赤オクラの下処理は「板ずり」ではなく「ネット」を活用しよう
- 赤オクラを加熱する場合は酢漬け&電子レンジ調理がおすすめ
- 赤オクラの美味しい食べ方・人気レシピを紹介!
- ①赤オクラと納豆の冷ややっこ
- ②赤オクラの天ぷら
- ③赤オクラのピクルス
- ④赤オクラの浅漬け
- ⑤赤オクラの卵とじ炒め
- 赤オクラの見分け方・正しい保存方法は?
- おいしい赤オクラの見分け方
- 赤オクラの保存方法
- 赤オクラを食べてみよう!
赤オクラとは?どんな特徴の野菜?
オクラは夏に旬を迎えるネバネバ野菜の代表と言える野菜ですが、緑色のオクラが一般的で、赤いオクラを見かける機会は少ないかもしれません。ここでは、赤オクラの食べ方や旬の時期などを紹介します。
赤オクラの味や旬の時期・品種など特徴
赤いオクラは緑色のオクラと味わいや食感などは変わりなく、ほぼ同じ味が楽しめます。電子レンジで下ごしらえも可能なので、調理しやすく食卓にも取り入れやすいです。代表的な品種は鮮やかな赤い色が特徴のレッドサンや少し紫がかった色合いのベニー、丸オクラのように丸いさやが特徴の島の恋などです。
レッドサンや島の恋は沖縄が産地になっている品種で、ベニーはインドネシアでの栽培が盛んですが、日本でも全国各地で栽培されています。赤オクラが一番美味しいのは、緑色のオクラと同じ夏の時期で9月頃までが一番美味しい旬の時期に当たります。
(*オクラの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
赤オクラは栄養素「アントシアニン」が特徴的
赤オクラが赤いのは、アントシアニンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれているからです。以下に、代表的なアントシアニンの効能を紹介します。
・抗酸化作用
・眼精疲労の改善
・肝臓の脂質蓄積を減少させる
・血小板の凝集を抑制する
アントシアニンは活性酸素の働きを抑えるので、強い抗酸化力があり、アンチエイジングにも効果的です。また、肝臓の脂質蓄積を減少させ、肝機能の向上や肝臓の炎症を抑える効果もあります。現在研究中で、詳しいことは解明されていませんが、アントシアニンは眼精疲労や視力の改善効果もあると期待されています。
血小板の凝結を抑制するため、血液をサラサラにするのにも効果的な栄養素です。赤オクラはアントシアニン以外にもペクチンやムチン、カリウムなどの栄養素が含まれています。ペクチンやムチンはネバネバの原因となる食物繊維の一種で、糖の吸収を抑えるのにも効果的です。また、カリウムは体内の塩分濃度を調節する働きがあり、高血圧予防に役立ちます。
赤オクラの食べ方は?茹でるより生がいいの?
赤い色が印象的で美しい赤オクラですが、どのような食べ方が向いているのでしょうか。ここでは、赤オクラのおすすめの食べ方や下処理について紹介します。
赤オクラは生食が一番「色素」「栄養」を残すことができる
赤オクラの鮮やかな色や豊富な栄養を残すためには、茹でるよりも生食にするほうがおすすめです。赤オクラに含まれているアントシアニンは、生の状態が一番豊富で、茹でると抜けてしまう色素です。さらにペクチンなどの栄養素も熱に弱いので、栄養を丸ごと取り入れたいときは生食でサラダなどの食べ方が向いています。
赤オクラの色落ちしない調理法は?色止めできる?
ここでは、赤オクラを彩りよく調理するおすすめの下処理方法などを紹介します。わかりやすい動画も紹介するので、自宅で調理する際の参考にしてください。
赤オクラの下処理は「板ずり」ではなく「ネット」を活用しよう
赤オクラの色止めをしながら下処理をする、おすすめの方法は以下の通りです。
1.赤オクラを軽く洗って汚れを落とす
2.ネットに入れて流水をかけながら軽くこすり、産毛を取る
一般的な緑色のオクラは塩をまぶして板ずりをすることで産毛を取りますが、赤オクラは板ずりをすると赤い色素も落ちてしまいます。おすすめの方法は野菜やミカンを販売するときに使われている、ネットを活用することです。
ネットに赤オクラを入れ、流水で洗いながら軽くこすると、色を残したまま産毛だけ取ることができます。サラダなどで生食する時は、そのまま好きなサイズに切って使ってください。