レタスの切り口が赤い…食べられる?赤くなる理由や防ぐ方法を紹介!
レタスが赤く変色する理由はなぜでしょうか?レタス(葉・芯)の赤い(筋・斑点・汁)がカビなのかや食べられるのかが気になりますよね。今回はレタスが赤くなる理由や赤くならない方法を食べられるのかとともに紹介します。レタスが赤くても気にならないレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- レタスに赤い斑点・筋がある…食べられる?カビ?なぜ赤くなるの?
- レタスの葉・芯が赤くなるのは自然反応のため食べられる
- ただし赤く変色したレタスを戻すことはできない
- 赤くなったレタスが食べられない場合の見分け方は?
- 腐っているレタスの見た目・匂い・感触の特徴
- レタスの切り口が赤くならない処理方法は?保存にもコツがある?
- ①繊維に沿って切る
- ②切り口を塩水などにつけて空気に触れないようにする
- ③レタス専用の包丁を使う・手でちぎる
- ④水気を切ってラップなどで包む
- ⑤加熱処理後に冷蔵庫で保存する
- ⑥切り口に小麦粉をまぶしてから野菜室で保管する
- 購入時に新鮮なレタスを選ぶのも重要!
- 赤くなったレタスを美味しく消費できるレシピも紹介!
- レタスとにんにくの炒め物
- レタスチャーハン
- トマト・レタス・卵の3色スープ
- レタスが赤い場合でも食べられる
レタスに赤い斑点・筋がある…食べられる?カビ?なぜ赤くなるの?
レタス購入時には緑色で赤い部分はなかったのに、冷蔵庫に保管していたらレタスに赤い斑点や筋がついていたことはあるでしょうか。どうしてレタスには赤い斑点や筋がついてしまうのでしょうか。また、赤くなってしまったレタスは食べることはできるのか以下で解説します。
レタスの葉・芯が赤くなるのは自然反応のため食べられる
レタスが赤くなる理由は、レタスにはポリフェノールという成分が含まれていて、空気中に触れるとポリフェノール色素が空気に触れ、酸化するからです。茄子やリンゴなどにもポリフェノールが含まれており、切った後にそのままにしておくと黒くなってしまうのと同じ現象です。このように変色することを褐変反応といいます。
褐変反応は細胞が生きていないと起こらないため、赤く変色しているレタスはまだ新鮮であり、食べることができます。しかし、赤く変色してしまったレタス全てが新鮮というわけではありません。長期間冷蔵庫で保存しているレタスや、切り口をそのままの状態で冷蔵庫で保管している時などは食べる前に確認することが必要です。
(*レタスの切り口がピンクに変色している場合は食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ただし赤く変色したレタスを戻すことはできない
レタスの汁が赤い場合やレタスが全体的に赤い場合は変色したレタスは元に戻せません。赤く変色するのが気になる方は、事前に対策をしておきましょう。後ほど対策方法を紹介しますので参考にして下さい。
赤くなったレタスが食べられない場合の見分け方は?
赤くなったレタスでも食べられる場合と食べるのをやめた方がいい場合があります。ここでは、どのように見分けることができるのか詳しく解説します。
腐っているレタスの見た目・匂い・感触の特徴
腐っているレタスの見た目・匂い・感触の特徴は以下の通りです。
【見た目】
・みずみずしくなく水分が抜けている
・葉の部分が溶けている
・赤茶色から黒っぽい色になっている
【匂い】
・ツーンとする酸っぱい匂い
・匂いが強い
【感触】
・さわると独特なヌメリがある
・レタスの内側の葉が茶色くぬるぬるしている
赤くなっているレタスは、腐っている可能性もあります。上記のような様子が見られたら、レタスを使用するのはやめて、速やかに破棄しましょう。
レタスの切り口が赤くならない処理方法は?保存にもコツがある?
レタスの切り口が赤くなると食べるのも敬遠してしまいがちです。そこで、切り口が赤くならない処理方法や保存方法を6つ紹介していきます。そして、最後に購入する際に、新鮮なレタスを選ぶ方法も紹介しますので、是非参考にしてみてください。
①繊維に沿って切る
レタスは繊維に沿って縦に切ることで細胞が壊れにくくなり、赤くなりにくくなります。繊維を断ち切るように横に切ってしまうと細胞が壊れてしまうことにより、酸化して赤く褐変してしまうので気を付けて切るようにしましょう。