れんこんが変色…食べれる?赤・紫など色別に原因・対処法を紹介!
れんこんが変色する原因を知っていますか?食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、れんこんが<赤・ピンク・茶色・黒・紫>などに変色する原因や、れんこんが変色しても食べられるのかを紹介します。変色したれんこんの色を戻す方法や、れんこんの変色を防止する<調理方法・保存方法>も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
れんこんを酢水やレモン水に浸しておく場合、以下の調理方法が向いています。
・サラダ
・酢の物
酸につけたれんこんは白さが際立つため、生で使うような調理方法が向いています。れんこんは切ったらすぐに変色してしまうため、事前に酢水を作っておくと調理中に慌てずに調理ができるので、忘れずに準備しましょう。れんこんを浸ける時間は10分から15分を目安にし、水と酢やレモン汁の割合は水5カップにつき酢は大さじ2程度です。
③切ったら水に浸す
切ったれんこんは、水にさらすだけでも変色を防げます。
・煮物
・炒めもの
れんこんの変色はタンニンが原因ですが、れんこんに含まれるでんぷんも変色の原因となっています。水にさらすだけでもでんぷんは落ちるため、醤油などれんこんの白さを活かした調理法ではないなら、水だけでも充分変色を防げます。酢水よりもれんこんを白くする力は落ちるものの、れんこんに酢の風味がついてしまうのが気になる場合にもこの方法がおすすめです。
れんこんの変色を防止する保存方法は?
酢水やレモン汁を入れてれんこんが白く戻る方法はありますが、戻す時間がない場合もあるかもしれません。ここではれんこんに含まれる、ポリフェノールの変色を防止する保存方法を紹介します。正しい変色を防止する保存方法を知っておくことで、無駄のない調理が可能です。
①断面はラップで包んで冷蔵・冷凍保存する
れんこんに含まれているポリフェノールのタンニンは、空気に触れることで酸化するため、保存するときは断面をラップで包んで冷蔵保存するようにしましょう。冷凍するときもラップで包んで保存しますが、皮を剥いて一度酢水に使たうえで大きいままで保存しても問題ありません。解凍するときも、常温で3分ほど放置すると切りやすくなります。
冷凍保存の場合は1か月間の保存も可能ですが、風味が落ちやすくなるため、できるだけ早く使い切るようにしてください。
(*れんこんの冷凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②酢水に浸して冷蔵保存する
スーパーで購入するれんこんは、基本的には切った状態で販売されているため、ポリフェノールが酸化しやすい状態になっています。皮を剥いて使いやすい大きさに切ったら、酢水に浸した状態で保存しておくと、変色しにくく、既に切ってあるため使いたい時にすぐに調理ができます。
2週間くらい保存ができるため、そのままの状態より日持ちもできますが、3日に1度は酢水を変えてください。
(*れんこんの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
れんこんの変色に注意しよう
れんこんが変色する理由は、ポリフェノールのタンニンが原因であることがほとんどのようです。れんこんはおせち料理にも使われることもあり、忙しい時期であることからもできるだけ早めに購入しておきたいと思うかもしれません。変色しても戻る方法や、長期保存の方法を知っておくことで便利に活用、保存ができるので、覚えておくことをおすすめします。