ほうれん草の旬の時期はいつ?味・栄養価は変わる?選び方のコツも紹介!
【管理栄養士監修】ほうれん草の旬がいつかなのか知っていますか?ほうれん草の旬の時期や旬の値段・栄養価・味について紹介します。また、新鮮なほうれん草の選び方についても購入する際どういった基準で選べばいいのかポイントなどを交えて詳しく説明します。
目次
ほうれん草は、夏場の比べ旬の時期に栄養価も高く甘みが増すのが特徴です。では、美味しいほうれん草を見分けるポイントはどこでしょうか?
葉での選び方
スーパーなどで選ぶ時に参考にしてほしい葉での選び方を紹介します。
・葉の表裏の緑色が濃くフレッシュ感がある
・葉にはりがある
・茎の間から小さな葉がでているような密集しているもの
美味しいほうれん草を葉から見分ける際に参考にしたいのは、以上のポイントになります。葉が黒ずんでいたり、萎れてきているものは鮮度が低下してきているためなるべく早めに使いきるようにしましょう。
茎での選び方
スーパーなどでほうれん草を選ぶ時には、葉だけでなく茎の状態も確認してみてください。
・茎が太すぎず細すぎないもの
美味しいほうれん草を茎から見分ける際に参考にしたいのは、茎の太さになります。茎が太すぎると、アクが強くなり逆に細すぎると葉も細くなり食味が悪くなります。また、アクが少なく生食に適している茎の赤い赤茎ほうれん草という品種があります。
根元での選び方
スーパーなどで選ぶ時に参考にしてほしい根元での選び方を紹介します。
・切り口が大きくて新鮮なもの
・根元が綺麗な桃色のもの
美味しいほうれん草を根元から見分ける際に参考にしたいのは、根元の色になります。根元が桃色のものは新鮮で、根元には体の骨をつくるマンガンなどの栄養素や貧血予防に必要な鉄分が多く含まれています。調理の際は、切って捨てずに利用することで多くの栄養素を余すことなく摂取することができます。
ほうれん草の栄養摂取できるレシピ3選
ほうれん草は、葉や茎、根元のそれぞれの特徴から美味しいものを判断することができます。では、ほうれん草を使ったおすすめの調理方法はどの様なものでしょうか?おすすめレシピを3選紹介します。
①炒めもの
ほうれん草は、バターなどの油を使って調理することにより栄養を効率的に摂取することができます。ほうれん草に含まれるβ-カロチンは油に溶けやすい性質があるため、バターなどで調理することでその成分が溶けだし、吸収しやすくなるということが理由です。栄養を余すことなく摂取したい方におすすめです。
②お浸し
ほうれん草のお浸しにした場合、カロリーが低くなるのが特徴です。また、ビタミンKと葉酸を多く含んでいるため、ダイエットをしている人や葉酸を摂りたい妊婦におすすめです。えぐみなどが気になる人は、サラダほうれん草を使用すると気にならずに食べられます。
③スープ
ほうれん草に含まれるビタミンCについては、水に溶けやすい性質があります。そのため、スープにすることでほうれん草に含まれるビタミンCを無駄なく摂取できるため、効率よく栄養を摂取したい方におすすめです。