梅シロップに使える砂糖の種類は?氷砂糖と代用した時の違い・作り方は?

梅シロップ(梅ジュース)に使える砂糖の種類を知っていますか?氷砂糖以外でも代用して作れるのでしょうか?今回は、梅シロップに使える砂糖を〈きび砂糖・グラニュー糖・黒糖〉など種類別にそれぞれの特徴とともに紹介します。グラニュー糖を使った梅シロップの作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 梅シロップ(ジュース)に使える砂糖の種類は?氷砂糖以外ある?
  2. 梅シロップに氷砂糖を使うメリット
  3. 梅シロップに使う砂糖の種類別の仕上がりの違い・特徴は?氷砂糖と代用できる?
  4. ①上白糖
  5. ②きび砂糖
  6. ③グラニュー糖
  7. ④てんさい糖
  8. ⑤黒糖
  9. ⑥三温糖
  10. ⑦はちみつ・メープルシロップ
  11. 梅シロップを氷砂糖以外の種類の砂糖で作る場合の注意点
  12. ①砂糖をしっかり溶かす
  13. ②梅を冷凍しておきエキスが出やすくする
  14. 梅シロップのグラニュー糖を使った基本の作り方も紹介!
  15. 材料
  16. 作り方・手順
  17. 梅シロップ(ジュース)に使える砂糖の種類を知っておこう

梅シロップ(ジュース)に使える砂糖の種類は?氷砂糖以外ある?

梅シロップを作るときの砂糖は氷砂糖を使うのが一般的なレシピとしてありますが、それ以外の砂糖は使えないのでしょうか。まずは、梅シロップに氷砂糖が使われることでのメリットについて詳しく解説していきます。

梅シロップに氷砂糖を使うメリット

梅シロップに氷砂糖を使うことでのメリットには、以下のようなものがあります。

・粒が大きくゆっくり溶ける
・純度が高く浸透圧で梅エキスを引き出す速度とのバランスが良い
・クセがなく上品な味になる


氷砂糖の原料はグラニュー糖と同じですが、氷のように粒が大きくゆっくりと溶けるのが特徴です。大きくて溶けにくいように感じますが、梅と接触する面積が大きいことで浸透圧で梅エキスが出る速度どのバランスが良いので失敗なく美味しい梅シロップを作ることが出来ます。

また、氷砂糖は他の砂糖よりも純度が高くスッキリと上品な甘みが出るため、梅シロップには氷砂糖がおすすめとされています。

梅シロップに使う砂糖の種類別の仕上がりの違い・特徴は?氷砂糖と代用できる?

梅シロップを作る時に、氷砂糖以外の砂糖を使うとどのような仕上がりになるのでしょうか。味わいや風味の違い、それぞれの砂糖の特徴などを詳しく解説していくので参考にしてください。

①上白糖

上白糖は安価でどのスーパーでも手に入る、一般的に家庭で使われている代表的な砂糖です。甘みが強くしっとりとしているのが特徴で、上白糖で作るとコクがありスッキリとした味わいで、透明度の高い梅シロップに仕上がります。分量も氷砂糖と同じで作れて、クセもなく馴染みのある甘さのため、子供でも飲みやすい梅シロップになるというメリットもあります。

②きび砂糖

きび砂糖は上白糖よりも優しい甘さでミネラル分が多く、薄茶色をしているのが特徴です。きび砂糖で作った梅シロップは、甘みよりも酸味が引き立つ味わいになります。分量は氷砂糖と同じで大丈夫ですが、氷砂糖と違い早く溶けて梅エキスが出るまで時間を置くと発酵が進んでしまうため、一緒に酢を入れて作るのがおすすめです。

③グラニュー糖

氷砂糖とグラニュー糖は粒の大きさの違いだけで、同じものなので分量も同じで作ることが出来ます。きめ細かくてサラサラのグラニュー糖は溶けやすいため、梅エキスが出る前に水分が出てしまい梅の風味や酸味が少なく甘みの強い梅シロップになります。

④てんさい糖

氷砂糖や他の砂糖がサトウキビを原料に作られているのに対して、てんさい糖は甜菜(てんさい)という大根に似た植物を原料に作られています。薄茶色をしており、身体を温める効果があるのが特徴で、腸内環境を整えるオリゴ糖も含まれています。

てんさい糖は甘さが控えめなので少し多めの分量で、発酵しやすいため、一緒に酢を入れたレシピで作るのがおすすめです。

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