コーヒーは何歳から?カフェインの子供の影響は?安全な飲み方も紹介!
コーヒーは何歳から飲んで良いのでしょうか?子供・幼児へのカフェインの悪影響が心配ですよね。今回は、コーヒーはいつから飲めるのかを、与える際の注意点とともに紹介します。コーヒーを何歳から飲んでたのかの口コミも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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コーヒーは何歳から?カフェインを子供・幼児に与えるのはいつから?
コーヒーはカフェインを多く含む飲み物なので、子供に与える際には注意が必要になります。コーヒーは、何歳から1日にどのくらい飲んでも良いのでしょうか。コーヒーは何歳から飲んでも良いのか、カフェインが子供にどんな影響を与えるのかについて紹介します。
コーヒーは10歳までは控えるのが無難
10歳までの子供は、カフェインが多く含まれるコーヒーを控えるのが無難です。カナダ保健省が示している1日あたりの年齢別におけるカフェイン摂取量の目安は、以下の通りです。
・4〜6歳:最大45mg
・7〜9歳:最大62.5mg
・10〜12歳:最大85mg
コーヒーはアルコールのように何歳からと決められた法律はありませんが、子供は大人よりもカフェインの影響を受けやすいので、10歳までは控えることが推奨されています。
100mlあたりのコーヒーには約60mg程度のカフェインが含まれているため、コーヒー1杯分のカフェイン量は120mgとなります。10歳以上の子供でも1日1杯程度のコーヒーを飲むとカフェインの摂り過ぎとなるので、この年齢の子供の場合は、1日に1/2カップ程度に留めるのがおすすめです。
また、カフェインはコーヒー以外にも緑茶や紅茶にも含まれているので、子供がこれらの飲み物を飲んだ日にはコーヒーを飲ませないように気を付けましょう。
コーヒーは年齢だけでなく体の大きさも考慮する必要がある
10歳を超えていても、体の小さい子供はカフェインの多いコーヒーの摂取を避けましょう。カフェインの耐性は体質や体重によっても異なるため、10歳を超えれば必ずしも安心ではありません。そのため、コーヒーをいつから与えるかを年齢だけで決めてしまうのは危険です。初めて子供にコーヒーを飲ませるときは、少量から様子を見て与えるようにしてください。
コーヒーが子供に与える影響
コーヒーに含まれるカフェインは、子供に以下のような悪影響を及ぼす恐れがあります。
・めまい
・動悸
・不眠
・利尿作用による脱水
子供は大人よりもカフェインによる影響を受けやすいため、少量飲むだけでも上記のような症状が現れる場合があります。厚生労働省によると、カフェインの過剰摂取によって中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不眠症、下痢等の症状が起こることがあるとされています。
成長期の子供にコーヒーを飲ませて不眠になると成長の妨げとなる恐れもあるため、10歳までは控えるようにしましょう。
コーヒーを子供に与える際の注意点は?
10歳以上の子供にコーヒーを与える際、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。ここでは、コーヒーを子供に飲ませる際の注意点について紹介するので、初めて子供にコーヒーを与える時の参考にしてください。
①なるべくノンカフェイン・デカフェのものを与える
子供にコーヒーを与える時は、ノンカフェインやデカフェと記載のある商品を選びましょう。市販でも簡単にノンカフェインのものを購入でき、ノンカフェイン・デカフェのコーヒーであれば、子供にカフェインの影響を心配せずに与えることができます。いつからコーヒーを飲ませていいか心配で決められない時は、このようなコーヒーから始めると安心です。
②夜は飲ませない
子供には、夜にコーヒーを飲ませないように注意してください。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるため、夜に摂取すると不眠を招きます。特に寝る直前のタイミングに飲むと、よりカフェインによる影響を受けて寝付きにくくなってしまいます。
カフェインの利尿作用によって寝付いた後にトイレに起きる事態にも繋がるため、成長期の子供にとって大切な睡眠を妨げないためにも、夜にコーヒーを飲ませるのは避けましょう。
③ミルクなどで薄める
子供にコーヒーを与える際は、ミルクで薄めるとカフェインによるリスクも減らすことができます。初めはミルクを多めに加えて、カフェインの悪影響が出ないか観察しながら与えると良いでしょう。コーヒー独特の苦味も薄められるので、子供にとっても飲みやすいドリンクになります。