スーパーで買える安全な油の種類・選び方は？使い方のポイントも紹介！
スーパーで買える安全な油を知っていますか？今回は、スーパーで買える安全な油の種類を、危険な油の見分け方・特徴とともに紹介します。スーパーで買える安全な油商品の選び方や使い方のポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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スーパーで買える安全な油って？危険な油との見分け方は？
健康的な食事に注目が集まる昨今、体に良い油についても関心が高まっています。毎日の食事に欠かせない油だからこそ、身体に良いものを選びたいと考える人は多いでしょう。ここでは、スーパーで買える安全な油の種類や危険な油の見分け方について詳しく解説します。
見分け方①遺伝子組み換え
スーパーで買える安全な油を選ぶ際は、遺伝子組み換えでない油を選びましょう。遺伝子組み換えとは、他の作物の遺伝情報と書き換えて害虫や除草剤に耐性のある作物を作る技術です。遺伝子組み換え作物が人体に与える影響は未だ検証されている段階ですが、免疫疾患や不妊などの健康被害の報告もあるため、できる限り使用は避けましょう。
油を購入する際は国産表記のものを選ぶか、原料にオリーブ、ごま、米ぬかと表記されているものを選ぶと安全です。また、海外の製品を購入する際は、遺伝子組み換え不使用と明記されているものを選んでください。
(＊遺伝子組み換えのデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
見分け方②油の抽出方法
良い油を見分ける際は油の抽出方法にも注目し、圧搾法で抽出されたものを選びましょう。油の抽出方法は主に、圧搾法と溶剤抽出法の2つに分類されます。圧搾法は原料の種子を絞って油を抽出する方法で、加熱や添加物の処理を加えないため栄養がそのまま残ります。
対して溶剤抽出法は溶剤を添加して、原料中の油分を溶剤に移行させる方法です。圧搾法に比べて効率が良い反面、悪玉コレステロール増加の原因となるトランス脂肪酸を生成すると言われています。上記の理由から、安全な油を選ぶ際は余計な処理を加えていない圧搾法の商品がおすすめです。
健康に悪い・買ってはいけない油の種類
買ってはいけない油として挙げられる主な油の種類は、以下の通りです。
・コーン油
・菜種油
・大豆油
コーン油や菜種油、大豆油はスーパーではサラダ油の名称で売られていることが多く、その名の通りコーンや菜種、大豆が原料の油です。これらの油は精製する過程で溶剤が添加され、溶剤を揮発させたり、脱臭したりするために何度も熱処理が施されています。
良い油は熱を加えずに原料を絞るため栄養が残っていますが、これらの油は数回の加熱により栄養が損なわれ油の酸化も進行しています。油を加熱するとヒドロキシノネナールと呼ばれる成分が発生し、これを摂取すると神経疾患やがん、動脈硬化などを引き起こすため、できる限り購入は避けましょう。
また、これらの油の原料は海外から輸入していることが多く、その中には遺伝子組み替え作物が含まれている場合があります。容器の原料の項目に遺伝子組み換え不分別と記載されたものは、遺伝子組み換え作物とそうでない作物を区別せずに扱った製品のため注意が必要です。
（＊菜種油が危険な理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）
スーパーで買える安全な油の種類は？
加工法や原料などの観点から、身体に悪い油の種類は多岐にわたりますが、スーパーで買える安全な油にはどのようなものがあるのでしょうか。ここではスーパーで買える安全な油について、成分や摂取のメリットとともに6つ紹介します。
①エキストラバージンオリーブオイル
【成分・効能】
・オレイン酸：悪玉コレステロール減少効果
・ポリフェノール：抗酸化作用・肌の酸化防止
・ビタミンE：美容効果
【用途のおすすめ】
・炒め物
・揚げ物
・ドレッシング
オリーブオイルは、オリーブの果実の部分を絞って抽出される油です。オリーブオイルには遺伝子組み替えの製品がないため、食品の安全面が気になる人でも安心して購入できます。
中でもエキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実を絞るだけで作られた良質な油で、品質の基準を満たしたもののみ謳うことができます。オリーブの持つ栄養素や風味が残っているため、サラダや料理の仕上げにかけるだけで料理の風味が豊かになるでしょう。
オリーブオイルは酸化にも強いので、炒め物や揚げ物などの加熱調理にもおすすめです。オリーブには抗酸化作用が強いポリフェノールや、血管を健康に保つビタミンEが豊富に含まれるため、高血圧の解消や美容効果などアンチエイジングにも優れた効果を発揮します。
(＊オリーブオイルの効能やメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)