スーパーで買える安全な油の種類・選び方は?使い方のポイントも紹介!
スーパーで買える安全な油を知っていますか?今回は、スーパーで買える安全な油の種類を、危険な油の見分け方・特徴とともに紹介します。スーパーで買える安全な油商品の選び方や使い方のポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②エゴマオイル
【成分・効能】
・α-リノレン酸:高血圧予防効果・中性脂肪を下げる
・ビタミンE:血栓予防
・β-カロテン:美肌効果・粘膜の健康維持
【用途のおすすめ】
・スープにかける
・ドレッシング
エゴマオイルはえごまが原料の油で、まろやかな香りとコクがあることが特徴です。α-リノレン酸と呼ばれる、人体では作ることのできない不飽和脂肪酸が含まれています。α-リノレン酸は骨密度の低下の予防や脂肪燃焼効果を持つため、ダイエット中の使用もおすすめです。
また、血栓の予防に効果を発揮するビタミンEや、目や口、腸管の粘膜を保護するβ-カロテンなど、健康を維持するうえで欠かせない栄養が豊富に含まれています。
エゴマオイルは熱に弱く酸化しやすいため、揚げ物や炒め物には向いていません。サラダにかけたり納豆や冷奴にかけたりして、熱を加えずに食べましょう。エゴマオイルはプラスチックの容器を溶かすことがあるため、納豆にかける際は別の容器に移してください。
(*エゴマオイルの効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③ごま油
【成分・効能】
・セサミン:肝臓機能向上
・リノール酸:動脈硬化予防効果
・オレイン酸:コレステロールを下げる
・ビタミンE:冷え性改善
【用途のおすすめ】
・ナムル
・ドレッシング
・炒め物
・揚げ物
ごま油はごまの種子を原料とする油で、スーパーで買える安全な油の中でも特に身近に親しまれている製品です。また、遺伝子組み換えの製品はないため安全性も高く、安心して献立に取り入れることができます。ごま油には肝臓機能を向上させるセサミンが含まれており、二日酔いの防止やガン予防、更年期障害の改善に効果を発揮します。
また、血行改善効果を持つビタミンEが含まれるため、冷え性に悩んでいる人にもおすすめです。さらに、体内で作ることができないリノール酸や、コレステロールを抑制するオレイン酸など、アンチエイジングや生活習慣病の予防に役立つ栄養も豊富に含まれています。
ごま油は熱に強いためナムルやサラダの他、炒め物や揚げ物など幅広い料理に使用できます。疲労回復効果の高いにんにくやしょうがと組み合わせて、スタミナ料理にも挑戦してみましょう。
(*ごま油の効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④アマニ油
【成分・効能】
・α-リノレン酸:動脈硬化・高血圧予防
・ビタミンE:血栓予防
・β-カロテン:美肌効果・粘膜の健康維持
【用途のおすすめ】
・サラダ
・冷奴
アマニ油は亜麻と呼ばれる植物の種子が原料の油で、透き通った黄金色をしています。香りや風味は産地や製法によって異なりますが、やや青臭く苦味があることが特徴です。アマニ油には美肌の維持に欠かせないβ-カロテンや、体内の脂質の酸化を防止するビタミンEが豊富に含まれています。
また、アマニ油は不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富で、動脈硬化や血圧を下げる作用を持つDHAやEPAに変換されます。適量の摂取で生活習慣病の予防や美肌につながるため、身体の中から健康になりたい人におすすめの油です。
アマニ油は熱に弱く酸化しやすいため、高温で加熱する揚げ物には不向きです。料理に使用する際はサラダや冷奴にかけたり調理の仕上げにかけたりと、熱を加えずに摂取しましょう。