西洋料理とは?種類や特徴とマナーは?人気料理も一覧でレシピと紹介!
西洋料理の特徴やマナーを知っていますか?マナーはすべて同じでしょうか。今回は、西洋料理の特徴や国別の種類にくわえ、人気料理例を〈主食・前菜〉など献立別にレシピと一覧で紹介します。西洋料理のマナーについても紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
西洋料理とは?どんな特徴の料理?
洋食は西洋料理とも言われますが、日本料理との違いは何なのでしょうか。まずは西洋料理と和食の違いと、西洋料理と洋食の違いについて説明します。
西洋料理の特徴と和食との違い
西洋料理と和食の違いは、以下の点が挙げられます。
【西洋料理】
・肉料理が中心
・動物性タンパク質が豊富
・バターを使用し脂質が多い
・ハーブやスパイスを多用する
・カトラリーの種類が多い
【和食】
・魚料理が中心
・植物性タンパク質が豊富
・脂質は控えめ
・出汁を使用する
・基本は箸だけで食べる
西洋料理と和食の違いは、油の種類や脂質の多さが挙げられます。肉料理が多く、バターなどを使用する西洋料理はこってりしているのが特徴です。また、素材の味を活かした料理が多い和食に比べ、スパイスやハーブを使うのも西洋料理の特徴の一つです。しかし、西洋料理といってもヨーロッパやアメリカの料理の総称であるため、一概には言えません。
また、カトラリーの種類が多く、フォークやナイフを使って食べるのも西洋料理の特徴と言えるでしょう。
西洋料理と洋食の違いはある?同じ?
西洋料理と洋食の違いには大きな違いがあり、明確に区別することができます。西洋料理とはフランス料理やイタリア料理のような、フルコースで提供される料理のことを指します。一方洋食は明治時代に西洋料理が取り入れられたときに、日本人の口や主食である米に合わせやすいように、アレンジされたもののことです。
カレーやコロッケが洋食にあたりますが、そのまま日本の食事として取り入れたわけではないため、発祥である国では日本風のカレーやコロッケはありません。しかし、西洋料理といってもフルコースで提供されない国の料理もあるので、ヨーロッパやアメリカ発祥の料理は総称して西洋料理となります。
(*洋食の定義について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
西洋料理の種類は?国別で特徴がある?
西洋料理と言っても種類はさまざまで、国によって料理やサービスにそれぞれ違いがあります。日本でも各国の料理をお店で提供しているので、お店選びの参考にしてください。
①フランス料理
洋食や西洋料理と聞いて思い浮かぶのは、フルコースのフランス料理である人もいるかもしれません。芸術的な料理で、子羊や鴨などの普段は食べない種類の肉も使用されます。フルコースの場合は一皿ずつ皿が運ばれ、カトラリーの種類も多いのが特徴です。
②ポルトガル料理
日本人の口に合いやすく、魚介類を使用することが多いポルトガル料理は、昔の植民地で採れるバニラやパプリカなどのスパイスを使うのが特徴です。基本的にはフォークやナイフを使って食べますが、エビなどが出ることもあり、その場合は手を使って食べても問題ありません。
③地中海料理
ポルトガル料理と同じく魚介類を使う地中海料理ですが、イタリアからの影響でにんにくやトマトを使います。肉料理であっても赤身肉で、フランス料理に比べるとあっさりと食べられます。野菜や果物がふんだんに使われ、オリーブオイルをたっぷりかけるのが特徴です。
④イギリス料理
素材の持ち味を活かした料理で、高級な料理よりも家庭的な料理や、パブで食べられるフィッシュアンドチップスが知られてます。食事ではローストビーフが有名ですが、紅茶の文化が発達しているため、サンドイッチやスコーンも日本人にはなじみのある料理です。