昆布締めの日持ち期間・賞味期限は?鯛やヒラメは?冷凍保存のやり方も紹介!
昆布締めの日持ち期間・賞味期限がどのくらいか知っていますか?今回は、昆布締めの日持ち期間・賞味期限や冷凍保存のやり方を、なぜ昆布締めが日持ちするのかとともに紹介します。〈鯛〉を使った日持ちする昆布締めの作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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昆布締めの日持ち期間・賞味期限はどのくらい?
刺身の消費期限は基本的に購入した当日ですが、昆布締めにすると刺身より日持ちします。また、昆布締めは冷蔵でも冷凍でも保存可能です。ここでは、昆布締めを冷蔵・冷凍で保存した場合どれくらい日持ちするのか紹介します。
昆布締めは冷蔵で2~3日・冷凍で2~3週間ほど日持ちする
昆布締めに使われることが多い食材は以下の通りです。
・鯛
・ヒラメ
・鯵
・ホタテ
・カンパチ
・サーモン
・すずき
・わらび
昆布締めは基本的に白身魚、赤身の魚、青魚や貝、エビでも作ることができます。しかし、上記で述べたように、味がたんぱくな白身魚で作ると昆布の旨味をしっかりと感じる事ができるのでおすすめです。
昆布締めは、冷蔵で2~3日、冷凍で2~3週間ほど日持ちします。しかし、これはあくまで目安であることを忘れないでください。昆布締めは生食するものなので、衛生面は特に気を付けて、見た目やにおいに少しでも不安がある場合は口にしないようにしましょう。
昆布締めが日持ちするのはなぜ?理由は?
もともと昆布締めは魚の保存として発達したものです。富山の漁師町では時化(しけ)や正月など出漁できないときに備え、昆布で締めて日持ちさせていましたが、なぜ日持ちするのでしょうか。ここでは、昆布締めにすると日持ちする理由を解説します。
昆布の性質が魚の保存性を高めるため
昆布締めにすると日持ちするのは、昆布が刺身の余分な水分を吸収し、菌が繁殖に必要な水分を奪い取ってくれるからです。また、酸素を遮断して、酸化するのを防いでくれる効果もあります。刺身から余分な水分が昆布に移動するするため、雑菌の繁殖もしにくくなり、保存性が高くなります。
昆布締めの日持ちする保存方法は?冷凍保存のやり方は?
刺身より日持ちする昆布締めですが、簡単に保存できるのでしょうか。ここでは昆布締めが日持ちする冷蔵・冷凍の正しい保存方法のやり方を紹介します。家にあるもので簡単に保存することができるので、ぜひ参考にしてみてください。
①日持ちする冷蔵保存のやり方
日持ちする冷蔵保存のやり方は以下の通りです。
【手順】
1.昆布締めを空気に触れないようにラップでしっかりと密閉する
2.冷蔵庫に入れて保存する
刺身の種類や厚さにもよりますが、ラップで包んでから3~4間程度で刺身に昆布の旨味が移ります。昆布で締めてから時間をおけばおくほど昆布の風味が強くなるのが特徴です。また、空気に触れると劣化が進んでしまうので、しっかりとラップで密閉することを心掛けましょう。
②日持ちする冷凍保存のやり方
昆布締めを作ってから4日以上保存したい場合は冷凍保存しましょう。日持ちする冷凍保存のやり方は以下の通りです。
【手順】
1.昆布締めを空気に触れないようにラップでしっかりと密閉する
2.冷凍庫に入れて保存する
冷凍庫で保存すると2~3週間ほど日持ちします。冷凍する場合も冷蔵と同様に、しっかりとラップで密閉します。また、冷凍中に昆布の味がしみすぎることはほとんどありません。昆布締めを作ってすぐ冷凍庫に入れるのではなく、お好みの締め具合になってから冷凍庫に入れましょう。
解凍方法は、前日に冷蔵庫に移して丸一日時間をかけて解凍することをおすすめします。流水などで急いで解凍すると昆布締めが水分を含み、水っぽくなってしまうので避けましょう。
また、鮮度が落ちてから冷凍するのはおすすめしません。期限中に食べきれず、4日目に冷凍するのは避けてください。あくまで冷凍をするのは鮮度の良いうちにすることが原則のため、最初から期限以内に食べきれないと思ったら、お好みの締め具合で冷凍します。
昆布締めの日持ち期間を伸ばす作り方は?
刺身を日持ちさせることのできる昆布締めは、どのような材料と手順で作るのでしょうか。ここでは、昆布締めでよく使われる鯛の昆布締めの作り方のほか、昆布締めで使用した昆布の簡単な使い回し方法を紹介します。