チーズは賞味期限切れでもいつまで大丈夫?開封状態や種類別に比較し紹介!
チーズの賞味期限の目安を知っていますか?期限切れでもいつまで食べられるのでしょうか?今回は、チーズの賞味期限を〈開封後・未開封〉別や〈プロセス・ナチュラル〉などタイプ別に加え、〈カマンベール・ブリー〉など種類別に比較して安全に食べられる期間を紹介します。チーズの日持ちする保存方法や、腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- チーズが賞味期限切れでも食べられる?
- 賞味期限の定義
- 賞味期限切れでも腐っていなければ食べられる
- チーズの賞味期限切れでも食べられる期間の目安は?
- ①未開封・開封後による違い
- ②チーズのタイプによる違い
- チーズ【種類別】の賞味期限はどのくらい?
- ①ゴーダチーズ
- ②カマンベールチーズ
- ③ブリーチーズ
- ④マスカルポーネチーズ
- ⑤ゴルゴンゾーラチーズ
- ⑥ブッラータチーズ
- ⑦パルミジャーノチーズ
- ⑧モッツァレラチーズ
- ⑨市販のチーズ商品
- チーズの日持ちする保存方法は?
- チーズを冷蔵保存する方法・期間
- チーズは冷凍保存に向かない
- チーズを日持ちさせる保存のポイント
- ①常温では保存しない
- ②チーズの水気を拭き取る
- ③乾燥させない
- ④匂いが強いものから遠ざけて保存する
- ⑤柔らかいチーズはアルミホイルで包む
- ⑥ラップはこまめに取り替える
- チーズの賞味期限に注意しよう
①常温では保存しない
プロセスチーズやナチュラルチーズは直射日光や高温に弱く、常温での保存には不向きです。チーズは高温になることで構成成分である脂肪が溶け出し、見た目が悪くなるだけでなく賞味期限も短くなってしまいます。常温下で保存することで有害なカビが生えてくるチーズもあるので、チーズは必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
(*チーズの常温保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②チーズの水気を拭き取る
チーズは、乳酸菌やカビの力を借りて発酵させた食品です。カビは水気を好むため、開封後のチーズに余分な水分が付着すると、そこからカビが繁殖してチーズを腐らせてしまう原因になります。チーズを保存する際には、カビが生えて腐らないよう、乾いた清潔な布などでしっかり水気を拭き取るようにしましょう。
③乾燥させない
プロセスチーズやナチュラルチーズを食べた時のしっとりした食感は、チーズの中に水分が十分に含まれていることによるものです。この食感はチーズのおいしさに大きく関わっているので、この食感を保持するためにも保存時はラップや包装紙に包んだり、室温湿度共に最適な野菜室で冷蔵保存するなどして乾燥から守りましょう。
④匂いが強いものから遠ざけて保存する
チーズを保存する際は、匂いが強いものから遠ざけることも重要です。チーズは匂いを吸収しやすいので漬物類や香味野菜、柑橘系の果物などの匂いを吸収してしまい、チーズ本来の風味を損なってしまいます。チーズはラップや包装紙に包んだり、タッパー等の密封容器に入れて保存するようにしましょう。
⑤柔らかいチーズはアルミホイルで包む
ブルーチーズなどの柔らかいのチーズはラップで包むと型崩れしたり、チーズが流れ出す可能性があります。アルミホイル等で包むことで、形が崩れるのを防ぐと同時に、チーズが匂いを吸収してしまうのを防ぐこともできます。
⑥ラップはこまめに取り替える
チーズは水分を多く含んでいるため、ラップ等に包んで保存していると余分な水分が生じてきます。水分があるとカビを繁殖させてチーズを腐らせてしまう原因になるため、チーズをくるんでいるラップはこまめに取り換えるようにしましょう。
チーズの賞味期限に注意しよう
チーズはある程度の期間であれば賞味期限切れでも美味しく食べることができますが、ずっと食べられる訳ではありません。匂いや味を確かめてみて、異変を感じたら食べるのを止めましょう。賞味期限に注意して、様々な種類のチーズを愉しんでみましょう。