豆腐の賞味期限切れはいつまで?1週間/3・5日後は大丈夫?危険?
豆腐の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、豆腐の賞味期限を種類別に比較して、期限切れからいつまで食べられるのか〈1〜2日・3日〜5日・1週間〜10日〉など時間経過別に紹介します。豆腐の〈冷蔵・冷凍〉別に日持ちする保存方法や、使い切りレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
賞味期限が切れて3日〜5日後の豆腐はどんな状態なのでしょうか。
【匂い】
・水入りパック豆腐:匂いが減る〜無臭になる
・充填豆腐:特に変化なし
【見た目】
・水入りパック豆腐:特に変化なし〜水が濁っていたり、崩れやすい
・充填豆腐:特に変化なし
【味】
・水入りパック豆腐:甘みが減り、豆腐らしい味がしない
・充填豆腐:特に変化なし
加熱タイプの水入りパック豆腐の場合は4日目になると、見た目に変化はなくても細菌が繁殖している場合もあり、食べるのはおすすめできません。5日目になるとかなり劣化しているので廃棄しましょう。
③賞味期限が切れて1週間〜10日後
賞味期限が切れて1週間〜10日後の豆腐の様子です。
【匂い】
・水入りパック豆腐:無臭〜酸っぱい臭い、異臭
・充填豆腐:特に変化なし
【見た目】
・水入りパック豆腐:水が濁る、崩れやすい
・充填豆腐:特に変化なし
【味】
・水入りパック豆腐:豆腐の味がしない、変な味がする
・充填豆腐:特に変化なし
水入りパック豆腐の場合、賞味期限が1週間以上経過したら廃棄しましょう。外観に変化がなくとも、豆腐の匂いが無臭になって豆腐らしい味がしなくなったら腐る直前で、加熱して食べられる限界の様です。しかし、食中毒をおこす細菌は見た目に変化がなくても増殖していることがありますし、真空パック内で増殖する菌や耐熱性の芽胞や毒素を出す菌もあります。
充填豆腐の場合は、食べられることが多いようですが、上記のような可能性も考えて判断してください。
④賞味期限が切れて2週間以上
賞味期限が切れて2週間以上たった豆腐の状態です。
【匂い】
・水入りのパック豆腐:酸っぱい臭い、異臭
・充填豆腐:豆腐の匂いがしない~異臭がある
【見た目】
・水入りのパック豆腐:パックが膨張したり表面が黄色く変色している、ぬるっとして糸を引く
・充填豆腐:特に変化なし~少し崩れている
【味】
・充填豆腐:特に変化なし~腐った味
充填豆腐の場合は賞味期限切れ1か月で冷奴で食べれるという話も聞きますが、夏場や流通の状況や、製造過程でのちょっとした不備で、同じ製品でも2週間で腐るケースがあるようです。ただ、真空パック内で増殖する菌もあるため、万一に備えて食べない方が無難でしょう。
(*豆腐の腐敗について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豆腐の日持ちする保存方法は?
豆腐は賞味期限が短く腐りやすい生鮮食品ですが、保存方法により少しでも長く日持ちさせることができます。ここでは、豆腐を美味しく日持ちさせる保存方法を紹介します。
①冷蔵庫で保存する方法
開封した豆腐はパックに入れたままにせず正しく保存しましょう。冷蔵庫で豆腐を保存する方法は以下の通りです。
・豆腐を密閉容器に入れる
・豆腐が空気に触れないようにひたひたの水を入れる
・蓋をして冷蔵保存する
・水は毎日取り替える
熱湯にくぐらせてから水に浸して冷蔵保存すると、衛生的に保存できます。加熱タイプの容器ならパックごと加熱できるので、2分程茹でるかレンジで1分程度加熱し、冷まして冷蔵保存してもよいでしょう。
その場合も、水は毎日替えるようにしましょう。加熱すると2~3日日持ちしますが、水につけると味は少しずつ薄まるため、美味しさにこだわるのであれば早めに食べましょう。
②冷凍保存する方法
豆腐は水入りのパックでも充填豆腐でも、冷凍すると菌の増殖が抑えられ、1ヶ月程度保存できます。保存方法は以下の通りです。
【未開封の場合】
・パックごと冷凍庫に入れる
【開封した場合】
・キッチンペーパーなどで水切りしてから、冷凍用保存袋に入れ密封する
・バットなどにのせ平らにして冷凍する
開封してカットした豆腐を密閉容器に並べて、凍らせてから保存袋で保存してもいいでしょう。豆腐を冷凍するとツルッとした食感はなくなり、木綿豆腐は高野豆腐のようなスポンジ状に、絹ごし豆腐は湯葉に近いような感じに変わります。
冷凍した豆腐の解凍は、自然解凍で良いでしょう。レンジで解凍したい場合は、冷凍するときに使う量ずつラップしてから保存袋に入れて冷凍しておくと、そのまま電子レンジにかけることができます。解凍ができたら、軽く水を絞って使いましょう。
(*豆腐の冷凍保存や保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
賞味期限が切れた豆腐の使い切りレシピは?
賞味期限が切れたり、期限切れ間近の豆腐を使う時は、加熱時間が長く、風味が落ちたことがわかりにくい濃い味付けの料理が向いています。豆腐の使い切りレシピと、冷凍豆腐のレシピを紹介するので参考にしてください。