梅酒の賞味期限はいつまで?未開封だと長持ち?日持ちする保存法など紹介!
梅酒の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、梅酒の賞味期限を〈未開封・開封後・自家製〉別に比較して、いつまで飲めるのか紹介します。梅酒の日持ちする保存方法や、腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
梅酒に賞味期限はある?
梅酒は爽やかな香りと甘みがあり、お酒の得意・不得意を問わず万人から人気の高い果実酒です。梅酒には市販の瓶詰・パック詰製品などがあり、青梅が出回る時期には自家製の梅酒作りを愉しむことが出来ます。これらの賞味期限はどの位なのでしょうか。梅酒の日持ちや保存のコツなどを紹介します。
梅酒の賞味期限はどのくらい?開封前後で変わる?
実際に、梅酒の賞味期限はどの位あるのか見てみましょう。市販の瓶や紙パックの梅酒や、自家製の梅酒の日持ちを紹介します。
①未開封の場合(約2年)
梅酒はアルコールと糖分を多く含んでいる為、開封しなければ雑菌や微生物の繁殖が長期間抑えられると考えられています。そのため、法律による賞味期限の表示義務が無く、瓶・紙パック詰製品共にラベルに書かれていない製品がほとんどです。梅酒は保存時に熟成が進み、2年以上経過すると梅酒の風味が変化します。
賞味期限の書かれていない梅酒が製造時と変わらない風味を愉しめる期間は、瓶・紙パック詰製品共に2年程度だと言えるでしょう。
②開封後の場合
開封した梅酒は、下記を目安に飲み切る様にしましょう。
・瓶の梅酒:冷蔵保存し開封後1~2年程度
・紙パックの梅酒:冷蔵保存し開封後半年~10ヶ月程度
日持ちに幅があるのは、梅酒のアルコール濃度が高いものほど劣化しにくくなる為です。市販の梅酒は一般的にアルコール度数10%~15%程度のものが多いので、アルコール度数10%以下の梅酒は最短値を参考にして下さい。
瓶の梅酒は空気に触れにくいので劣化しにくく、紙パックの梅酒に比べ賞味期限が長いのが特徴です。日持ちさせたい場合は、紙パックよりも瓶の梅酒を選びましょう。また、どちらの梅酒も開封後は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
③自家製の場合
自家製の梅酒は、アルコール度数35%程度の酒類に漬け込む方法が一般的です。アルコール度数が市販の梅酒に比べ高いので、新鮮な梅の実と清潔な瓶を使って作れば密封処理をしなくても、賞味期限は市販の未開封の梅酒と同じく2年程あります。
また、2年を過ぎたからと言ってもすぐ飲めなくなる訳では無く、熟成が進むとコクとまろやかさが増すといったメリットもあるので、長期間熟成させたものが好まれることも多いようです。
梅酒の賞味期限が切れて腐るとどうなる?
梅酒は腐って飲めなくなることはあるのでしょうか。劣化・腐敗してしまった梅酒の特徴を見てみましょう。
①賞味期限切れで若干劣化したときの状態
以下は、賞味期限が過ぎた梅酒に見られる特徴です。
・色が濃くなる
・下層部に濁りがある