梅酒の賞味期限はいつまで?未開封だと長持ち?日持ちする保存法など紹介!
梅酒の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、梅酒の賞味期限を〈未開封・開封後・自家製〉別に比較して、いつまで飲めるのか紹介します。梅酒の日持ちする保存方法や、腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
熟成の進んだ梅酒は色が濃くなり、紅茶のような透明感のある茶褐色に変化していきます。下層部に濁りが見られることもあり、味見をして違和感を感じなければ、飲んでも問題はありません。濁りの部分は苦みが出ている事もあるので、気になる場合は上澄みだけを別の瓶に移すと良いでしょう。
②腐っており食べられない状態
下記の様な梅酒は腐敗の恐れがある為、飲まない方が良いでしょう。
・沈殿物や浮遊物が見られる
・梅酒とは違う酸っぱい匂いがする
・酢のような酸味を感じる
梅酒の中に沈殿物や浮遊物が見られる場合は、カビが生えてしまった可能性が高いので、飲むことはおすすめできません。また梅酒とは違う、酢のような匂いや味を感じた時は、腐敗している事が考えられるので、こちらも飲むのは止めておきましょう。
(*梅酒が腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
梅酒の日持ちする保存のコツは?
梅酒を日持ちさせ長期間愉しむためには、どんな保存方法があるのでしょうか。腐敗やカビの原因となる、雑菌や微生物を発生させないコツを紹介します。
①冷暗所に保存する
梅酒は市販・自家製や容器の違いにより、保存方法が変わります。以下を参考にしてみてください。
・瓶の梅酒(未開封):高温、直射日光を避け冷暗所で保存
・瓶の梅酒(開封済み):冷蔵庫で保存
・紙パックの梅酒(未開封):高温、直射日光を避け冷暗所で保存
・紙パックの梅酒(開封済み):冷蔵庫で保存
・自家製の梅酒:高温、直射日光を避け冷暗所で保存
梅酒は未開封の物や自家製の梅酒でも直射日光と高温を避け、冷暗所で保存することにより劣化や腐敗を防いで日持ちを長くすることが可能です。冷暗所とは日光が当たらず温度の上がりにくい場所を指し、家の中では床下やシンク下の収納がこれに当たります。
開封済みの市販の梅酒以外は冷蔵庫で保存する必要はありませんが、アルコール度数20%程度の酒類で自家製の梅酒を作った場合や、真夏など室温が30℃を超える時は冷蔵保存を活用すると良いでしょう。
(*梅酒の保存場所などについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②容器の口を清潔にする
梅酒の傷みの原因となる雑菌や微生物は容器の口から侵入するので、注ぎ口に素手で触れたりそのまま口を付けて飲んだりすることは、雑菌や微生物の繁殖の原因となります。梅酒をしまう時は、瓶やパックの注ぎ口を清潔に保ち、賞味期限を延ばしましょう。また、自家製の梅酒を出す際に柄杓などを使う場合は、清潔なものを使用して下さい。
③火入れして殺菌する
梅酒を加熱して殺菌することも可能ですが、高温で加熱するとアルコール分が飛ぶので日本酒の燗を付ける様に湯煎で加熱しましょう。60~70℃程度で1分間以上加熱することで、梅酒の殺菌効果が期待できます。