琥珀糖の寒天なしの作り方|ゼラチンは失敗する?代用品のおすすめを紹介!
琥珀糖は寒天なしでの作り方を知ってますか?ゼラチンで失敗せずに代用できるのでしょうか?今回は、琥珀糖を粉寒天なしで<ゼラチン・アガー>などで代用する作り方・簡単レシピを紹介します。琥珀糖を粉寒天なしで作る際に失敗しないコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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琥珀糖の寒天なしでの作り方は?ゼラチンで代用できる?
キラキラとした見た目の琥珀糖は、食べられる宝石とも呼ばれていて人気です。寒天を使うのが特徴ですが、ゼラチンでも作ることは可能でしょうか。ここでは、琥珀糖がゼラチンでも作れるかどうかについて説明します。
琥珀糖をゼラチンで作ると失敗するのでNG
琥珀糖はゼラチンでは作れず、失敗するためおすすめできません。理由はいくつかあり、以下が挙げられます。
・常温で固まらない
・結晶化しない
・食感が異なる
また、以下の食材も寒天の代用にはならないので、注意しましょう。
・片栗粉
・葛粉
琥珀糖は寒天と砂糖を煮詰めた後、常温で温度の低い場所で乾燥させて作りますが、ゼラチンは常温では溶けてしまい固められません。ゼラチンは動物性のコラーゲンが原料となっており、砂糖と混ぜ合わせても結晶化せず、固めのゼリーやグミのようなお菓子が出来上がります。食感も、寒天を使った琥珀糖とは異なります。
他の熱を加えると固まる食材であっても砂糖を加えても結晶化することはないため、寒天の代用にはできません。
(*琥珀糖で失敗する原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
琥珀糖の寒天なしで作る際の代用品のおすすめは?
琥珀糖は寒天ではないと独特の食感は生まれないようですが、寒天なしで作ることは可能でしょうか。代用できる材料が自宅にあれば、寒天を買わなくても琥珀糖を作れるかもしれません。また、琥珀糖を作るときの寒天の種類についても紹介します。
琥珀糖の寒天は「アガー」で代用できる
琥珀糖の寒天は、アガーで代用が可能です。
・アガー:原材料は海藻で色が透明・弾力はあるが強くはない
・寒天:天草やオゴノリなどの海藻から作られ色は白濁・弾力がある
・ゼラチン:豚などの動物性のコラーゲンが原料で色は黄色い・弾力は弱い
こうして見るとそれぞれに違いがあるものの、原料を見てもアガーと寒天は似たような特徴を持っていることがわかります。アガーの弾力は寒天ほど強くはないものの、ゼラチンよりも強いです。色は無色透明であることから、琥珀糖を作ったときにも濁りのないきれいな色合いに仕上がります。
(*アガーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
琥珀糖の寒天は「糸・棒寒天」で代用するのがおすすめ
琥珀糖は粉寒天を使うのが基本的な作り方ですが、糸寒天や棒寒天を使うのもおすすめです。
・粉寒天:弾力のある食感になる
・糸寒天:柔らかいゼリー状になる
・棒寒天:柔らかいゼリー状になる
糸寒天と棒寒天はどちらも天草から作るため、同じような仕上がりになります。しかし、粉寒天はオゴノリと呼ばれる植物が原料のため、二つよりも弾力があり硬い食感になるのが特徴です。見た目はどれもすりガラスのような見た目にはなるものの、粉寒天の方が不透明感が高くなります。
糸寒天と粉寒天はふやかす時間が必要であるため、作るには前日から水に浸けておくなどの準備が必要ですが、他の食材を代用するよりも確実に琥珀糖が作れると言えます。
琥珀糖を寒天なし・アガーで代用する作り方・簡単レシピ!
寒天を使わずにアガーで代用する、琥珀糖の作り方を紹介します。こちらで紹介する琥珀糖はアプリコットピューレを使用していますが、なくても構いません。参考にして、アガーでの琥珀糖を作ってみてください。