油の賞味期限切れはいつまで使える？未開封なら大丈夫？捨て方や活用法も紹介！

油が酸化ししていることを劣化していることは同じ意味になります。油を正しく使えば劣化は進行しますが、賞味期限までは問題なく使い続けることができます。では賞味期限が切れて劣化した場合、油はどのような状態になるのか、こちらで紹介します。

（＊油が酸化する原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ここまでは油が光・酸素・温度によって酸化し酸敗されやすいものかを紹介しました。では、未使用油でも使用済油でも油を使うにあたり、日持ちする保存方法やポイントはどのようなものかを紹介します。

油は直射日光や蛍光灯など、光に当たると酸化が促進して日持ちしません。また、真空包装された油でも光は油の中を通ってしまい、酸化防止の意味をなさないこともあります。日持ちさせるためには保存場所を引き出しや床下収納など、開封の有無に関わらず、冷暗所で保存することをおすすめします。

油は熱を加えることで、油自体が化学的反応によって酸化され劣化します。また、買い物や料理時に長時間暑い環境下に置いておくと容器から油が溢れる可能性があると、各メーカーは注意喚起してますので要注意です。ガス台周辺も高温になりやすいので避けて下さい。

また、温度管理ができる冷蔵庫に入れると、油分が結晶化して日持ちしない原因にもなるので、熱の影響を受けない場所に置きましょう。

油は空気に触れることで酸化し過酸化脂質を生成し、毒性を持つようになります。各メーカーの食用油は開封前のボトルにも酸化させない工夫を凝らしてますので、開封した後にキャップをしっかりと閉めることが日持ちする最大のポイントでしょう。使用した油をきれいに濾して保存するだけでも、劣化を遅らせることができますので是非試してみてください。