レトルトカレーの賞味期限切れはいつまでOK?半年前は危険?保存で日持ちさせるコツも紹介!
レトルトカレーの賞味期限の目安を知っていますか?今回はレトルトカレーの賞味期限を市販商品で比較し、期限切れでもいつまで食べられるのかを、〈1~2か月・半年・1年・2年・5年〉で時間経過別の安全度から紹介します。レトルトカレーの日持ちする保存方法や、使い切りレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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レトルトカレーの賞味期限はどれくらい?
カレーは年代問わず幅広く人気があり、レトルトカレーは3~5分温めるだけで簡単にできて便利です。では、レトルトカレーの賞味期限はどれくらいなのか、手に入りやすいレトルトカレーの商品を比較して紹介するので、参考にしてみてください。
レトルトカレー(市販)の賞味期限を比較
メーカー | 商品名 | 賞味期限 |
無印良品 | ごろり牛肉のスパイシーカレー | 12か月 |
グリコ | カレー職人 | 12か月 |
大塚食品 | ボンカレー | 12か月 |
ハウス食品 | カレーマルシェ | 24か月 |
S&B食品 | ディナーカレー | 24か月 |
丸大食品 | ビストロ倶楽部 | 24か月 |
明治 | 銀座カリー | 24か月 |
レトルトカレーの主要なメーカーの7つの商品の賞味期限を調べてみました。上記の7つの商品の賞味期限は1~2年です。メーカーや商品によって多少の違いはありますが、1~2年が目安と考えてよいでしょう。
レトルトカレーはスーパーマーケットやコンビニエンスストアで安価に手に入り、賞味期限が長く日持ちするので、ご家庭でストックしておきたい食品ですね。
レトルトカレーの賞味期限切れはいつまで食べられる?
レトルトカレーの賞味期限が切れた場合、いつまで食べられるのでしょうか。ここからは、賞味期限の定義から見ていきましょう。
賞味期限の定義
賞味期限とは、未開封で所定の方法で保存した場合、品質が変わらず美味しく食べられる期限です。賞味期限に対して消費期限というものもあり、こちらは未開封で、決められた保存方法を守った場合の安全に食べられる期限です。
安全に食べられる期限である消費期限に比べ、賞味期限は痛みにくい食品に表示されます。賞味期限を決定する際には、食品を一定の条件で保存し、微生物学的検査、理化学的検査、官能検査を行い、その結果に基づき決定した可食期間に0.7~0.8の安全係数を乗じて設定しています。
そのため、多少期限が過ぎても、賞味期限であれば品質が劣化していないことが多いです。(※1)
賞味期限切れでも腐ってなければ食べられる
賞味期限から過ぎた期間 | 安全度 |
1〜2ヶ月 | 食べられるが風味は落ちる。 |
半年 | 味や香りに違和感があれば、食べることは控えた方がよい。 |
1年 | 安全性に問題がある可能性があり、食べない方がよい。 |
2年 | 元々の賞味期限に関わらず、食べない方がよい。 |
5年 | 危険。腐敗している可能性が高い。 |
賞味期限の安全係数を考慮すると、レトルトカレーの賞味期限が多少切れていても食べられることが多いです。安全に食べられる期間の目安は、賞味期限を半年過ぎた頃のようです。半年以上の賞味期限切れになると、味や風味だけでなく、安全性にも問題が出てくるので食べない方がよいでしょう。(※2、3)
レトルトカレーの日持ちする保存方法は?
ここからは、レトルトカレーを日持ちさせる保存方法を紹介します。日持ちさせるために守るべきポイントも紹介するので、参考にしてください。
レトルトカレーは常温保存がおすすめ
未開封の場合は、商品に記載されている方法に従いましょう。
・直射日光を避け、常温で保存
・高温多湿を避け、風通しのいい場所で保存
・一度開封したら保存はできません
上記のように保存しましょう。レトルトカレーは加圧下で100℃を越えて湿熱殺菌(レトルト殺菌)されており、無菌状態なので常温保存が可能です。ですが、一度開封した場合は菌が発生する可能性があり、保存できません。開封したら保存せずに、一度で食べきりましょう。