干し柿の白い粉の吹かせ方は?白くならない理由は?冷蔵庫での作り方も紹介!

干し柿の白い粉の正体・名前を知っていますか?今回は、干し柿の白い粉の作り方・吹かせ方を、白くならない場合の理由・対処法とともに紹介します。干し柿の白い粉の冷蔵庫を使った簡単な出し方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 干し柿の白い粉の正体・名前は?カビ?
  2. 干し柿の白い粉の正体はブドウ糖の結晶
  3. 干し柿の白い粉とカビとの見分け方
  4. 干し柿の白い粉の作り方・吹かせ方!
  5. 作り方①たわしでこする
  6. 作り方②干し柿同士をこすり合わせる
  7. 作り方③冷凍する
  8. 作り方④ワラ・新聞紙の上に並べる
  9. 干し柿の白い粉の冷蔵庫で簡単な作り方も!
  10. 冷蔵庫を使った白い粉の作り方がおすすめの人・理由
  11. 冷蔵庫を使った白い粉の作り方
  12. 干し柿が白くならない時の理由・対処法も知っておこう
  13. 条件①気温10度以下で湿度の低い期間が2週間必要
  14. 条件②甘柿ではなく渋柿を使う
  15. 干し柿の白い粉の作り方・出し方を知っておこう

干し柿は、皮を剥いて紐を結んで干し、たわしで擦り、揉み込む作業など、多くの工程が必要です。せめてどこかの工程を簡単にできないでしょうか。ここでは、冷蔵庫を使った簡単な干し柿の白い粉の作り方を紹介します。

冷蔵庫を使った白い粉の作り方がおすすめの人・理由

冷蔵庫を使った白い粉を吹いた干し柿の作り方は、時間があまりない人に向いている方法です。なぜなら柿の皮を剥いて、あとは冷蔵庫に柿を保存するだけの簡単な作り方だからです。これならたわしでこすったり、揉むといった手間を掛けずに干し柿に白い粉を作れます。

冷蔵庫を使った白い粉の作り方

白い粉を吹いた干し柿を冷蔵庫で作る方法は以下の通りです。

1、柿の皮を剥く
2、清潔なバットに柿を並べる
3、キッチンペーパーで覆う
4、乾燥具合に応じて揉みこむ
5、2週間ほどそのまま保存する


簡単に言えば、2週間乾燥した寒いところにさらしておくと粉吹きの干し柿ができるので、その意味で冷蔵庫内は最適な場所です。注意することは、他の食品の匂いが移らないように干し柿を作っている間は、匂いの強いカレーやキムチなどを保管するのを避けることです。揉み込む作業は省略しても構いません。

干し柿が白くならない時の理由・対処法も知っておこう

赤い色をした干し柿は赤柿と呼ばれ白い粉が吹く前の状態ですが、柿そのものの糖分に差はなく保存も効くので、それで完成としてもよいでしょう。ここでは干し柿が白くならない時の理由や対処法を解説します。どうしても干し柿に白い粉を吹かせたい人は、ぜひ読んでください。

条件①気温10度以下で湿度の低い期間が2週間必要

柿の表面に滲んできたブドウ糖が固化して白い粉になるためには、気温だけでなく湿度が影響します。干し柿が白い粉を吹く時の絶対条件は、気温10度以下で湿度が低い期間が最低2週間必要です。近年では温暖化が進み気温が低い日が少ない傾向にあるので、ベランダなどの屋外で白い粉を吹いた干し柿を作るのが少し難しいようです。

条件②甘柿ではなく渋柿を使う

一般的にスーパーなどで売っている柿は、皮を剥いたらすぐに食べられる甘柿です。一方で、白い粉吹きの干し柿にする柿は渋柿を使います。この渋柿はあまり流通しておらず、農協や産直市場、通販などで販売されています。実は糖分は甘柿より渋柿の方が5%ほど高く、そのため渋柿は白い粉吹きの干し柿に向いています。

干し柿の白い粉の作り方・出し方を知っておこう

甘柿と違いすぐに食べられない渋柿は、いくつかの手間をかけて食べられるようになります。自宅でも温度や湿度などの管理をしっかりすれば、表面に甘そうな白い粉を吹いた干し柿に加工できます。干し柿の作り方を知って、白い粉を吹いた美味しい干し柿を作りましょう。

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