不知火とデコポンの違いは?同じ?由来や味・時期など比較して紹介!
不知火とデコポンの違いを知っていますか?一見するとどちらも色や形や大きさが同じように見えます。今回は、不知火とデコポンの違いを〈見た目・味・旬&収穫時期〉など特徴ごとに紹介します。デコポンの由来や、不知火とポンカンの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
不知火とデコポンは、温州みかんよりふた回りほど大きいサイズをしています。直径は8~10cm程度で、重さが200gから280gほどあり、重さによってM、L、2L、4L などサイズが分類されています。
③味わい・風味
【不知火】
不知火もデコポンも酸味は少ない果実ですが、不知火の方がデコポンよりも酸味が強いのが特徴です。デコポンとともに実がぎっしりと詰まっていて甘くてコクがあり、果汁が多くジューシーな味わいです。
【デコポン】
デコポンは不知火の中でも特に甘味が強く、最近では普通のデコポンよりもさらに2、3度糖度が高いブランドデコポンもあります。オリジナルブランドとして、超完熟の「デコ330」や「樹熟デコポン」などが販売されています。
④旬・収穫時期
不知火やデコポンの収穫時期の目安として、ハウス栽培のものは12月頃から、露地栽培のものは2月中旬頃から店頭に並びます。3月下旬から4月末頃までが一番美味しく、収穫した後に貯蔵されて酸味の少なくなったものが5月頃まで販売されています。
⑤産地
不知火やデコポンが最も多く収穫されるのは熊本県で、愛媛県、和歌山県がその後に続きます。熊本県は不知火の栽培に初めて取り組んだ地域で、熊本県宇城市の道の駅不知火にはデコポン発祥の地という石碑が建てられています。
⑥値段
不知火とデコポンは、1個90円から200円前後で販売されています。基本は両者の値段に違いがないですが、デコポンは大きいものでは300円以上するものもあります。通販では自宅用から贈答用まで幅広く取り扱っており、値段も様々です。
不知火(デコポン)の美味しい選び方・食べ方は?
ここでは不知火(デコポン)の選び方や美味しい食べ方について紹介します。美味しい不知火の条件なども紹介するので、参考にしてください。
不知火の選び方
不知火を購入する際は、以下のような美味しい条件を満たしているものを選びましょう。
・果皮のオレンジ色が濃い
・張りがある
・ずっしりと重い
不知火は果皮の色や張り、重さで選ぶのがポイントです。手に取った時にずっしりと重みのある不知火は果汁が多くて甘いので、いくつか手に持って比べてみることをおすすめします。なお、不知火の出っ張りの有無は、味や香りに影響することはありません。
不知火の食べ方
不知火のおすすめの食べ方は、以下の通りです。
・薄皮ごと食べる
・ジュース
・ゼリー
・シャーベット
・サラダ
・ジャム
新鮮な不知火の果実を存分に堪能するには、そのまま食べるのが最適です。不知火の厚い果皮はみかんと同様に手で簡単に剥くことが可能で、デコの部分を爪楊枝や爪を突き立てて横向きにはがしてから果皮をむきましょう。果実を覆う皮はとても薄く、白い袋の部分も柔らかいので薄皮ごと実を食べられます。
そのまま食べる以外にも絞ってジュースにしたり、果汁を活用してゼリーやシャーベットなどのデザートにアレンジしたりするのもおすすめです。また、サラダなどの料理や長期保存が可能なジャムにすることも可能です。
不知火(デコポン)のおすすめ通販商品も知っておこう
不知火(デコポン)のおすすめの通販商品を以下に紹介します。贈答用や自宅用におすすめのものやお得な訳あり商品なども紹介するので、参考にしてください。