冷凍ご飯の解凍をレンジ以外する方法3つ!湯煎・フライパン・蒸し器どれが良い?
冷凍ご飯の解凍をレンジ以外でする方法を知っていますか?今回は、<蒸し器・フライパン&鍋・湯煎>など冷凍ご飯の解凍をレンジ以外でする方法や、自然・常温解凍してもいいのかを紹介します。冷凍ご飯を解凍せずにそのまま使うレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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冷凍ご飯の解凍はレンジ以外だと?常温・自然解凍でもOK?
ご飯をまとめて炊いた時やご飯が余ってしまった時に、冷凍して保存することがあることでしょう。冷凍ご飯を食べる際に必要な解凍ですが、レンジ以外にはどのような方法があるのか知っていますか。ここでは、手軽にできる常温・自然解凍でもOKなのかどうかについて説明します。
冷凍ご飯の自然・常温解凍はNG
冷凍した肉や魚を解凍するときは急激な温度変化を避けて常温や冷蔵庫で自然解凍させることが一般的ですが、冷凍ご飯の自然・常温解凍はNGです。冷凍ご飯を自然・常温解凍すると水分が抜け、表面がべちゃべちゃするとともに菌が繁殖してしまいます。水分が抜けたことでご飯の食感はパサついてしまい、炊きあがったときのような柔らかい食感を楽しめません。
(*お弁当に冷凍ご飯を入れることについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍ご飯のレンジ以外の解凍方法3つ!
解凍方法 | 手間・時間 | 仕上がり |
蒸し器 | 5~10分程度 | ふっくら |
フライパン・鍋 | 5分程度 | もっちり |
湯煎 | 5~10分程度 | ホカホカ |
冷凍ご飯はレンジ以外の方法でも解凍できるため、レンジを所有していない人もレンジを使っている時でも解凍できます。ここでは、レンジ以外の解凍方法を3種類紹介しますので、自分に合った方法を見つけてみてください。
①蒸し器
冷凍ご飯を蒸し器を使って解凍する手順は下記の通りです。
【方法・手順】
1. 蒸し器に水を入れて沸騰させる
2. 蒸し器に冷凍ご飯を入れ、蓋をして加熱する
【仕上がり・手間などの特徴】
・ふっくらとした仕上がり
・蒸すとき、火は中火
・ラップを使用しない場合は布巾で蓋を包む
蒸し器に冷凍ご飯を入れる際は、ラップに包んだままの状態でもラップを外した状態でもどちらでも問題ありません。ただし、ラップに包んだままの状態だとご飯にラップの匂いが移る可能性があるため、ラップを外した状態がおすすめです。
②フライパン・鍋
冷凍ご飯はフライパン・鍋を使って解凍する手順は下記の通りです。
【方法・手順】
1. フライパンにラップを外した冷凍ご飯を入れる
2. ご飯の上に水をかける
3. 蓋をして、水分が蒸発するまで加熱する
4. 蒸発したら火を止め、ご飯をかき混ぜる
【仕上がり・手間などの特徴】
・もっちりとした仕上がり
・ご飯の上にかける水の量は、ご飯お茶碗1杯分に対して50~60ml程度
・布巾で蓋を包む
冷凍時に失われた水分が蒸気で補われ、炊き立てに近いふっくらとした仕上がりになります。水が吹きこぼれることがあるため、十分に注意しましょう。
③湯煎
冷凍ご飯を湯煎で解凍する手順は下記の通りです。
【方法・手順】
1. 冷凍ご飯をフリーザーバッグに入れる
2. 鍋に冷凍ご飯が浸かるくらいの水を加えて火をつける
3. 沸騰したら火を止め、フリーザーバッグごとお湯の中へ入れる
【仕上がり・手間などの特徴】
・お湯にいれておく時間は5~10分
・ホクホクとした仕上がり
・フリーザーバックの空気をしっかり抜き、密閉する
フリーザーバックは様々な種類がありますが、ジッパーになっているジップロックや防湿性に優れているアイラップがおすすめです。熱湯からフリーザーバッグを取り出す時は、火傷に注意しましょう。
(*冷凍ご飯の解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍ご飯を美味しく解凍して食べるには?保存のコツは?
冷凍ご飯を美味しく食べるためには、下記の点に気を付けましょう。
・しっかりと浸水させてから、少し硬めに炊く
・炊き立ての時にラップで包んだり、保存容器に入れる
・小分けする
・粗熱が取れるまで冷ます
冷凍ご飯を美味しく味わうためには、炊く前から注意が必要です。炊く前にお米にお水をしっかり吸わせておくことで、冷凍解凍後もふっくらとしたご飯に蘇ります。ご飯を柔らかく炊いてしまうと、解凍した時に水っぽくなっていまうため、硬めに炊くことがおすすめです。
お米に含まれるデンプンは水分を含んでいる状態で保存することで、ご飯が硬くなることを防げます。炊き立てのご飯を湯気とともにラップで包んだり、保存容器に移すようにしましょう。茶碗1杯分程度に小分けすることで、冷凍時間の短縮や加熱によるムラを防げ、ご飯の劣化を防げます。粗熱を取ってから冷凍庫へ入れることも、ご飯の劣化防止につながります。
(*冷凍ご飯の保存や解凍のコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)