太刀魚のムニエル人気・簡単レシピ10選!和風・バター・ポン酢の味付けも!
太刀魚のムニエルのレシピを知っていますか?太刀魚は味にクセがないので、ムニエルに最適です。今回は、太刀魚のムニエルの〈簡単・人気〉レシピを、〈和風・バター・ポン酢〉別けて紹介します。太刀魚のムニエル合う献立や、骨の取り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 太刀魚のムニエルの作り方は?
- 材料
- 作り方・手順
- 太刀魚の下処理方法は?ムニエルを美味しくするには?
- 太刀魚の下処理方法
- コツ①レモンを絞る
- コツ②小麦粉をつけすぎない
- コツ③フライパンが冷えた状態から調理を始める
- コツ④油が濁ったらキッチンペーパーでふき取る
- 太刀魚のムニエルの人気・簡単レシピは?【和風】
- ①梅酒バター醤油ムニエル
- ②焦がし醤油のムニエル
- ③かば焼き風ムニエル
- 太刀魚のムニエルの人気・簡単レシピは?【バター】
- ①簡単に作れて人気の太刀魚のムニエル
- ②蒸し焼きで仕上げる太刀魚のムニエル
- ③キウイソースが美味しい太刀魚のムニエル
- 太刀魚のムニエルの人気・簡単レシピは?【ポン酢】
- ①卵黄とポン酢のソースで食べるムニエル
- ②バターポン酢ソースのムニエル
- ③ポン酢バターのムニエル
- 太刀魚のムニエルに合う献立も知っておこう
- 太刀魚のムニエルをおいしく食べよう!
太刀魚のムニエルの作り方は?
夏から秋にかけて旬を迎える太刀魚は、程よく脂が乗っており味にクセがないため子供でも食べやすい魚です。太刀魚のムニエルは、どのようにして作るのでしょうか。ここでは、基本となる太刀魚のムニエルの材料、作り方や調理のポイントを説明します。
材料
・太刀魚のフィレ:100g
・小麦粉:適量
・塩:1g
・おろしにんにく(チューブ):1cm
・オリーブオイル:小さじ2、小さじ1
・無塩バター:20g
作り方・手順
太刀魚のムニエルの作り方と調理のポイントを説明するので、参考にしてください。
1、太刀魚を50gずつに切り分ける
2、皮に、2~3mm幅の切れ目を縦に入れる
3、身の両面に塩をまぶす
4、おろしにんにくを両面に塗る
5、太刀魚全体に小麦粉をムラなくつけて、余分な小麦粉をはたき落とす
6、太刀魚の身と身を合わせて、2枚をくっつける
7、フライパンにオリーブオイル小さじ2を熱して太刀魚を焼いていく
8、5分ほど焼いて、皮目がパリっとしたら裏返す
9、裏面を4分ほど焼く
10、両面とも焼けたら、オリーブオイル小さじ1とバターを投入する
11、バターが溶けたら、太刀魚に掛けながら身に火を通していく
12、3~4分、バターを掛けながら焼いていく
13、皿に盛り付けて完成
太刀魚はフィレになっているものを用意し、火を入れた時に皮が反らないように皮目に切れ目を入れます。包丁を深く入れ過ぎると、身が切れてしまうので浅く包丁を入れるのがコツです。片栗粉でもムニエルは作れますが、小麦粉のように綺麗な焼き色がつきにくいです。
太刀魚のフィレがない場合は、3枚におろしてから調理します。熱したバターを掛けながら身の中心まで火を通すことで、皮はパリっと中はふんわりとした食感に仕上がります。有塩バターだと塩味が強くなってしまうので、無塩バターを使うのがおすすめです。
太刀魚の下処理方法は?ムニエルを美味しくするには?
太刀魚は、見た目が細長く捌くのが難しそうですが、どのように下処理をすればよいのでしょうか。ここからは、太刀魚の下処理の方法やムニエルを美味しくするコツを紹介します。
太刀魚の下処理方法
太刀魚の捌き方とポイントは、以下の通りです。
1、尾から頭に向かって、包丁で皮目を撫でるようにぬめりを取る
2、太刀魚を水洗いして、ぬめりを落とし表面を軽くふいておく
3、胸びれの後ろに包丁を入れ、頭を落とす
4、切り口から肛門まで、逆さ包丁で腹を切り開く
5、腹膜と内臓を取り出す
6、中骨部分の薄い膜に包丁で切れ目を入れて、血わたを掻き出す
7、腹の中の汚れを取って水洗いし、水気をふき取る
8、適当な大きさに切り分ける
9、片方の背びれの際に沿って、包丁で切り込みを入れる
10、反対側も同じように切り込みを入れる
11、背びれを身から引き抜いて、骨も一緒に外す
12、料理に合わせて筒切りや3枚おろしにする
太刀魚はウロコがない代わりに銀粉で覆われているので、まずは銀粉を包丁でこそいでぬめりと一緒に落とします。銀粉は、軽くこそぐだけで落ちるので力を入れる必要はありません。背びれと背びれから延びる骨を外す際は、V字をイメージしながら包丁で切り込みを入れます。
太刀魚の骨は細くて鋭いので、取り除いてから調理すると食べやすいです。塩焼きや煮付けにする場合は、筒切りがおすすめです。ムニエルや刺身にして食べる場合は、3枚におろして中骨の処理までします。
コツ①レモンを絞る
太刀魚のムニエルをより美味しくするには、レモンを絞るのがおすすめです。くし形に切ったレモンを太刀魚のムニエルと一緒に皿に盛り付け、食べる直前に絞ればレモンの酸味が引き立ってさっぱりとした味わいが楽しめます。
ムニエルを皿に盛り付けた後、フライパンに残っているバターと絞ったレモン汁を合わせ、ひと煮立ちさせてレモンバターソースを作るのもおすすめです。バターのコクとレモンの酸味が、太刀魚の淡白な味によく合います。
コツ②小麦粉をつけすぎない
太刀魚のムニエルを作る際は、小麦粉をつけすぎないことも大事です。小麦粉をつけすぎると、焼いている最中に衣が剥がれ、油や焼き上がりの見た目が汚くなる原因になります。
小麦粉の役割は、旨味の流出を防ぐこと、メイラード反応によって香ばしい香りや味を出すことの2つです。太刀魚の身に小麦粉をまぶしたら、薄づきになるように余分な小麦粉をはたき落としてから焼いてください。
コツ③フライパンが冷えた状態から調理を始める
太刀魚のムニエルは、フライパンと油が冷たい状態で焼き始めるのがポイントです。フライパンと油を熱した状態で太刀魚を入れてしまうと、一気に表面に火が入るので身が縮んだり、中心部まで火が通らなかったりする原因になります。
フライパンと油が冷たい状態で太刀魚を入れ、じっくりと火を通していくことで、失敗せずに美味しい太刀魚のムニエルが作れます。
コツ④油が濁ったらキッチンペーパーでふき取る
太刀魚のムニエルを美味しく作るコツは、太刀魚を焼いている最中に油が濁ったら、キッチンペーパーで油をふき取ることです。油が濁った状態のまま焼くと、焼き色にムラが出てしまいます。
また、太刀魚の臭みが油に流れ出るので、そのままバターを加えてソースを作ると味を損ねてしまう可能性もあります。太刀魚のムニエルをより美味しく作るために、油が濁ったらこまめにキッチンペーパーでふき取るようにしましょう。
太刀魚のムニエルの人気・簡単レシピは?【和風】
ここでは、和風味の太刀魚の人気・簡単レシピを紹介します。太刀魚のムニエルは、基本のバター以外に和風に仕上げても美味しいので参考にしながら作ってみてください。
①梅酒バター醤油ムニエル
梅酒を使ったソースは、さわやかでコクのある味わいで太刀魚によく合います。ピーラーで薄く削いだにんじんと一緒に盛り付け、イタリアンパセリを添えれば見た目も華やかです。太刀魚は、両面に塩胡椒をして小麦粉または米粉をまぶしてから焼いてください。
②焦がし醤油のムニエル
3枚におろした太刀魚でムニエルを作れば、骨がないので食べやすいです。火が通りやすいので、少量の油で軽く両面を焼いたらバターを投入し、醤油を焦がして盛り付けます。身が崩れやすいので、焼いてる最中は必要以上に触らないようにするのがポイントです。
③かば焼き風ムニエル
かば焼き風のムニエルは、そのままで食べてもご飯に乗せて丼にしても美味しいです。太刀魚の両面に小麦粉をまぶしたら、暫く置いて馴染ませるのがポイントです。太刀魚は歯や骨が鋭いので、下処理をする際は怪我に気をつけてください。
太刀魚のムニエルの人気・簡単レシピは?【バター】
バターは、ムニエルを作るうえで欠かせない材料のひとつです。ここでは、バターのコクや濃厚さを味わうことができる太刀魚のムニエルのレシピを3つ紹介します。
①簡単に作れて人気の太刀魚のムニエル
バターと小麦粉で作る、太刀魚のムニエルの基本レシピです。太刀魚を3枚におろすのが難しい場合は、内臓を取り除いてぶつ切りにすれば簡単に下処理が完了します。レモン汁を絞っても美味しいので、好みの食べ方を試してみてください。
②蒸し焼きで仕上げる太刀魚のムニエル
強火で両面に焼き色をつけ、弱火に落として白ワインを振ってから蒸し焼きにするのがポイントです。皮目はパリっと、身はふっくらとした食感が楽しめます。太刀魚のサイズが大きく身が厚い場合は、蒸し焼きの時間を調整して仕上げます。
③キウイソースが美味しい太刀魚のムニエル
甘酸っぱくてフルーティーなキウイソースが、太刀魚によく合います。小麦粉ではなく、片栗粉を両面にまぶして焼くのがポイントです。太刀魚が焼けたら皿に盛り付け、キウイソースをムニエルの上からかけて完成です。
太刀魚のムニエルの人気・簡単レシピは?【ポン酢】
ポン酢を使ったムニエルは、簡単に味が決まるだけでなくご飯によく合う味わいに仕上がります。ここでは、ポン酢を使った太刀魚のムニエルの人気・簡単レシピを3品紹介します。
①卵黄とポン酢のソースで食べるムニエル
下処理が済んだ太刀魚の両面に塩胡椒と小麦粉をまぶし、片面にだけ砕いたピーナッツをつけます。卵黄とポン酢、オリーブオイルを合わせてソースを作り、ムニエルと一緒に皿に盛り付けて完成です。卵白は、ピーナッツをつける時に使うので、卵を無駄なく使えるレシピです。
②バターポン酢ソースのムニエル
下処理をした太刀魚に、塩胡椒をまぶして15~20分置いて余分な水分を出すことで、臭みが取れてより美味しく仕上がります。小麦粉をまぶし、両面に焼き色がついたら白ワインを加えて蒸し焼きします。太刀魚を皿に盛り付け、バターとポン酢でソースを作って完成です。
③ポン酢バターのムニエル
ポン酢バターソースのムニエルは、簡単に味が決まるので料理初心者に最適なレシピです。ブロッコリーやきのこなど、好みの野菜をソテーしてムニエルと一緒に盛り付ければ見栄えもよいです。太刀魚を焼いた後、フライパンを綺麗にふいてからソースを作りましょう。
太刀魚のムニエルに合う献立も知っておこう
太刀魚のムニエルは、さっぱりとした味付けに仕上げることが多いので、副菜は味付けが濃いものを選ぶのがおすすめです。和風味に仕上げる場合は、かぼちゃのサラダや納豆オムレツ、豚汁などが合います。洋風味のムニエルには、ほうれん草とベーコンのソテーやコンソメスープ、具沢山ポトフなどを合わせるのがおすすめです。
(*ムニエルの魚別の献立について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
太刀魚のムニエルをおいしく食べよう!
太刀魚には、鋭い小骨があるため下処理が必要ですが、3枚おろしでもぶつ切りでも美味しく食べられます。小麦粉をまぶし、両面を香ばしく焼くだけで完成するので料理初心者でも作りやすいでしょう。今回紹介した太刀魚の下処理の方法や、レシピを参考にしながら太刀魚を美味しく食べてみてください。