醤油の原材料・成分は?種類別の製造方法・工程についても解説!
日本の食卓には馴染み深い醤油ですが、皆さん醤油の原材料を知っていますか?今回は、醤油の原材料・成分や製造の工程を紹介します。〈濃口醤油・白醤油・九州醤油〉など醤油の種類別の製造方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
( 3ページ目 )
(このページにはPRリンクが含まれています)
目次
②甘口(九州)醤油の製造方法
醤油の3つの製造方法である醸造方式、混合醸造方式、混合方式のうち、混合醸造方式と混合方式で作られる醤油が甘口醤油とされており、これら甘みは、アミノ酸液や甘味料を併用することで生まれる様です。甘口醤油は九州や北陸の地醤油に多くみられ、別名九州醤油とも呼ばれます。
③濃口醤油の製造方法
最も一般的な醤油は濃口醤油で、流通しているものの8割を占めています。濃口醤油は大豆と小麦を同量入れて麹を作り、そこに塩を入れて半年から1年程度たえずかき混ぜながら発酵・熟成をさせていきます。いろいろな料理と相性が良く、幅広い用途で使われています。
(*醤油の種類別の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
醤油をうまく使おう
醤油には様々な種類があり、同じ原材料でも使用する材料の割合や製造方法の違いで色やうま味、風味、味が異なります。シンプルで上品に仕上げたい料理は白醤油、照りを付けたい場合はたまり醤油など料理に合わせて醤油を使い分けてみましょう。