粉砂糖を普通の砂糖で代用できる?アイジングOKな作り方を動画を用いて解説!
粉砂糖がないときの代用方法を知っていますか?今回は、粉砂糖を普通の砂糖から作り、代用する方法を動画を用いて紹介します。湿気を防ぐための保存方法や上白糖よりグラニュー糖を使うべき理由なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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粉砂糖がないときは…?普通の砂糖で代用できる?
粉砂糖を使いたいのにないとき、いつもの砂糖で代用できるのでしょうか。粉砂糖の特徴を含めて詳しく説明します。
粉砂糖は粉状になった砂糖のこと
粉砂糖とは、名前の通り粉状になった砂糖のことです。普段料理に使っている上白糖やお菓子作りに使うグラニュー糖との違いは、粒子の大きさです。細かい粉状なので、お菓子作りの仕上げやアイシングなどのデコレーションに使われます。また、砂糖は湿気に弱く固まりやすいのですが、粒子の細かい粉砂糖は特に湿気を吸いやすく、すぐに固まるので注意しましょう。
粉砂糖は固まるのを防止するために、コーンスターチを混ぜてサラサラの状態をキープしやすく作られています。そのため、市販の粉砂糖はお菓子作り専用で、コーンスターチが入っていると熱い飲み物に入れるとデンプンが固まってしまうため、上白糖やグラニュー糖のように飲み物に溶かして使用することはできません。
粉砂糖を普通の砂糖で代用する方法
普通の砂糖を粉砂糖として代用するときの方法を紹介します。動画もあるので、ぜひ参考にしてください。
①ミキサーを使う
一番手軽なのはミキサーを使った粉砂糖を作る方法です。
1.上白糖もしくはグラニュー糖を必要な分用意して、ミキサーに入れる
2.ミキサーにかけ、時々粒子の細かさをチェックしながら粉砕する
3.すぐに使う分量ならそのまま使用して、使わない分は密閉できる保存容器に入れておく
スティックシュガーでも同じように作ることができます。ミキサーでなくても、フードプロセッサーやミルサーなど粉砕用の器具であれば大丈夫です。湿気があると砂糖が溶けてキレイに粉砕できないため、使用する器具はしっかり乾燥させておくのもポイントです。一度にたくさん作る場合は、コーンスターチを少量混ぜて保存しておくと固まりにくくなります。
②すり鉢でする
少量だけ使いたいという場合はすり鉢でも粉砂糖を作ることができます。
1.すり鉢、すりこぎを用意する
2.上白糖もしくはグラニュー糖を必要な分、すり鉢に入れてする
すり鉢とすりこぎは100円ショップでも手に入れることができるため誰でもすぐに粉砂糖を作ることが出来ます。ミキサーに比べてムラが出来てしまうこともあるため、茶漉しで濾せば細かい粉砂糖だけをデコレーションなどに使うことができます。こちらも、湿気があるとサラサラの粉砂糖にすることができないため、道具をしっかり乾燥させておきましょう。
粉砂糖を自家製する場合のポイント
砂糖を代用して粉砂糖を作る場合の砂糖の選び方と保存方法を詳しく説明します。
①上白糖よりグラニュー糖を使う
粉砂糖を作るときにおすすめなのは、上白糖よりもグラニュー糖です。上白糖は吸湿性が高くしっとりとしており、甘みが強いのが特徴です。それに比べてグラニュー糖は、ダマになりにくくクセのない淡白な甘みで素材の味を邪魔しません。焦げにくく、溶けやすい性質を持っているためアイシングなどのお菓子作りでの使用をメインとする粉砂糖の代用に適しています。
②保存は密閉された容器でする
粉砂糖はサラサラの状態でないと、ケーキの仕上げなどに使えませんが、湿気に弱く時間が経つと固まってしまいます。保存するときには密閉式の容器に入れ、乾燥剤も一緒に入れておくとより効果的です。市販の粉砂糖であれば、袋のまま密閉容器に入れるので大丈夫です。
冷蔵庫で保存する人も多いですが、冷蔵庫は乾燥・湿気・結露など砂糖が固まる原因となるものが多く、お勧めできません。砂糖は固まる以外に劣化する事はほとんどないため、賞味期限は気にしなくても大丈夫ですが、コーンスターチを入れて粉砂糖を作った場合はコーンスターチの賞味期限以内に使い切るようにしましょう。