ブロッコリーが腐るとどうなる?臭い・カビなど見分け方は?
【野菜ソムリエ監修】ブロッコリーが腐るとどうなるか知っていますか?カビるのでしょうか?今回は、ブロッコリーが腐った時の〈臭い・色・見た目〉など見分け方や、〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存法別に腐るまでの期間の目安を紹介します。新鮮なブロッコリーの特徴や腐ったブロッコリーを食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ブロッコリーの賞味期限の目安は?【保存法別】
ブロッコリーを腐る前に食べきりたいですが、残った場合はどのように保存したら良いのでしょうか。賞味期限の目安と、保存方法を合わせて紹介します。
①常温保存の場合
常温保存の場合の賞味期限は以下の通りです。
・生:1日
・茹で:半日~1日
ブロッコリーを常温で放置していると、つぼみの部分が成長するので栄養や風味が損なわれてしまいます。腐るのも早く、賞味期限は1日ほどになるため常温保存には向きません。常温に置くなら冷暗所で保存し、腐る前に食べるようにしましょう。
②冷蔵保存の場合
ブロッコリーを冷蔵保存する場合の賞味期限は、以下のようになります。
・生:3~4日
・茹で:2日
常温保存よりは腐るのも遅くなります。腐るのを防ぐために早めに冷蔵庫に入れ、保存方法を守るとより日持ちします。生の状態と茹でた状態でも保存期間は変わるので注意しましょう。
③冷凍保存の場合
冷凍保存の場合は以下の通りです。
・生:1ヶ月半
・茹で:1ヶ月
日持ちが短いブロッコリーですが、冷凍保存すると1ヶ月ほど持ち、保存期間は一番長くなります。茹でて冷凍・生の状態でどちらでも冷凍保存できます。小房に分けてラップに包み、密閉保存袋など保存袋に入れるだけですが、食感や栄養も損なわず保存できておすすめです。
(*ブロッコリーの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーの傷みにくい保存方法・ポイントは?
ブロッコリーは傷みやすい野菜ですが腐るのを防ぎ、傷みにくい保存方法もあります。長く保存するポイントを紹介するので、参考にしてみてください。
①生ブロッコリーは野菜室で保存する
生のブロッコリーは冷蔵庫の野菜室で保存すると傷みにくく、劣化を抑えられます。保存方法は以下の通りです。
1.新聞紙やキッチンペーパーで軽く包み、ビニール袋に入れる
2.房を上にして立てて保存する
ブロッコリーの保存温度は0度近くが適しているのでチルド室に入れたいところですが、立てて保存するので冷蔵庫の野菜室がおすすめです。立てることで、圧迫されたところから傷むのを防ぎ、ビニール袋に入れることでほかの食材が出すエチレンガスの影響で鮮度が落ちるのを防止します。
②茹でたブロッコリーは傷みやすいので冷凍保存がおすすめ
茹でたブロッコリーは傷みやすく、日持ちがしないため腐る前に冷凍保存するのがおすすめです。
1.固めに茹でる
2.きちんと冷ます
3.ジップロックなどの袋に入れる
冷凍保存すると約1ヶ月ほどの賞味期限になるため、日持ちが長くなります。腐る前に茹でたら早めに冷凍するとより日持ちします。また冷凍すると食感が柔らかくなるので、固めに茹でるようにしましょう。
③新鮮なブロッコリーを購入する
新鮮なブロッコリーの特徴を紹介します。
・茎が残っていない
・茎に空洞がない
・切り口がみずみずしい
・色が黒ずんでない
・大ぶりなもの
・枝が上向き
新鮮なブロッコリーを購入すれば、より日持ちが長くなり腐ることなく食べきることができます。そのため購入する際によく確認して、新鮮なブロッコリーを見つけるようにしましょう。