れんこんは生で食べれる?注意点は?下処理の仕方や食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】れんこんは生食できるか知っていますか?今回は、〈皮剥き〉〈アク抜き〉などれんこんを生食する際の下処理や生食向きのおすすめレシピを紹介します。日持ちする保存方法のほか、れんこんの生食を避けるべき場合も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
れんこんを生食すべきでない場合は?
れんこんは生で食べれると紹介しましたが、できない場合もあります。生食不可であるれんこんの、臭い・見た目・感触それぞれの見分け方を詳しく説明します。
臭いでの見分け方
れんこんは通常ほとんどニオイがない野菜です。そのため、下記のような臭いがしているときは腐ってしまっている可能性があるので生食できないので参考にしてください。
・酸っぱい匂い
・変な匂い
このような臭いがしたときには生食はもちろんですが、れんこん自体が腐っていて食べれないので注意してください。
見た目でのでの見分け方
れんこんは変色しやすいため、購入してすぐでも断面や穴の中が茶色くなっていることがありますが、それは問題ありません。しかし、下記のような見た目になっているものは生食できないので参考にしてください。
・表面がネバネバしている
・黒く変色している
・カビている部分がある
れんこんにはムチンというでんぷんが含まれているため、カットすると断面から糸を引くような状態になりますがそれは問題ありません。しかし、皮を剥いていないのに表面がネバネバしていれば、れんこんは傷んでいる可能性が高いです。わからない場合は、臭いと感触の見分けも一緒にしてくださいね。
(*れんこんのカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
感触での見分け方
れんこんは本来ずっしりとしていて程よい固さと重みがあります。下記のような感触の場合は生食できないので参考にしてください。
・触るとボロボロ崩れる
・柔らかくフワフワとしている
・表面がネバネバしている
変色しやすいれんこんは見た目の色などでは新鮮さを見極めることは難しいです。生食は購入してすぐの新鮮なれんこんのみにして、少しでも異変があるようであれば生食は控えましょう。
(*れんこんが腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
れんこんの表面が黒くても生食できる?
変色しやすいれんこんは見た目で判別が難しいですが、表面が黒くなっているものは生食することができるのかを黒くなる理由も含めて詳しく説明します。
酸化しているだけで問題ない
れんこんにはタンニンというポリフェノールが含まれています。タンニンは酸化したり鉄分に反応することで、褐色に変色します。
カットしたときにれんこんの穴が黒っぽくなっているのもポリフェノールのせいです。変色を防ぐためにも、カット後はすぐ水に浸しましょう。れんこんが黒っぽく変色していても、空気に触れて酸化しているだけなので食べても問題はありません。
(*れんこんの黒ずみや斑点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)